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ついでに昨シーズンのドゥエイン・ウェイドについて調べてみた。09-10シーズンのスタッツと比較してみた。
調査の結果、ジャンパー以外のオフェンスはすばらしいことがわかった。
良い点(オフェンス編)・
アイソレーション(PPP 0.91、rank 56、FG% 39.8%)…プレー使用率が15%で、3番目に多いプレー。PPPは09-10シーズンとほぼ同じ。左手側に展開して得点する場合が非常に多く、クロスオーバーから左手側に進んでドライブやジャンパー、もしくはステップバック、という得点シーンが多い。パンプフェイクもよく使う。右手側に展開して得点する場合はあまりないが、ドライブやプルアップジャンパーなど。
アイソでジャンパーを打つ場合は、プルアップジャンパーが多く、トリプルスレットから打つ回数は非常に少ない。ドライブでは右手での得点が多い。アイソに限らず、左手側にユーロステップ(
動画)で突破することが多い。
昨シーズン序盤の
記事によると、ウェイドは「ピック&ロールが多すぎてトラップなどをよくされるようになったので俺達のアイソを増やしてくれ。」と監督に頼んだらしい。
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ピック&ロール(PPP 0.94、rank 14、FG% 46.5%)…プレー使用率が25%で、一番多いプレー。PPPも回数も09-10シーズンとほぼ同じ。得点パターンはアイソとほぼ同じ。ドライブの場合、ソフトヘッジやサグをするディフェンダーの前で左手側にクロスオーバーをして、2人のディフェンダーの間をスプリットして得点することが多い(
動画)。左手側へのエクスプロージョンも多い。左手側に進むためにユーロステップを使えるので、ヘルプディフェンダーやサグで守るディフェンダーをよくかわせる。ヘッジを見てボッシュにアシストすることも多い。
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スポットアップ(PPP 1.03、rank 118、FG% 44.4%)…09-10シーズン(PPP 0.91、FG% 38.4%)より良くなった。ただ、PPP上昇の原因は、ジャンパーの成功率が上がったというより、ドライブが増えたせいだと思う。ジャンパーよりも、ドリブル2回+2歩のレイアップの多さが目立つ。スポットアップの得点には、パッサーにアシストがついたと思われるFG(ドリブル2回以内のドライブからのFG)による得点も含まれていることに最近気づいた。スポットアップでここまでレイアップが多い選手は初めて見た。
10-23フィートのジャンパー成功率は38%ほどで、毎年あまり変化がないので、ジャンパーがうまくなったわけではない。スリーポイントラインのあたりでボールをもらってもスリーをあまり打たず、ドライブすることが多かった。
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オフボールスクリーンからのシュート(PPP 0.8、rank 95、FG% 38.3%)…(PGから見て)左コーナーからスクリーンを使うことが多い。ワイドアングルのピンダウンスクリーンなど(
動画、
動画)。
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ポストアップ(PPP 0.9、rank 67、FG% 46.2%)…(PGから見て)左側のポストからの得点が多い。スピンターン、ターンアラウンド、レイアップ、フックなど種類が多彩。右側のポストではジャンパーかフック。
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カット(PPP 1.23、rank 124、FG% 59.7%)…レブロンが多くのディフェンダーを引きつけるので、ウィークサイドからバックドアカットでよく得点した。プレー数が09-10シーズンに比べて1.5倍ほど増えた。
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トランジション(PPP 1.34、rank 40、FG% 69.4%)…プレー使用率が17%で、2番目に多いプレー。09-10シーズンに比べてプレー数が大幅に増えた。レブロンからの絶妙なパスが多い。オーバーナンバーでも、ウィンドミル・クロスオーバー(
動画)などでよく得点する。トランジションで300回もプレーしてターンオーバー%が10%というのは、かなり低い。
総合オフェンスPPP(PPP 1.01、rank 70、FG% 49.6%)は09-10シーズンとほぼ同じ。ジャンパーの成功率がいまいちだが、カットやトランジションが多く、ピック&ロールがすばらしいのでFG%やPPPは高め。シューティングファール%も12.4%と高め。ターンオーバー%は平均よりやや良い。クラッチスタッツも悪くない。アシスト%(全ポゼッションにおけるアシストしたプレーの割合)は平均以下になった。%アシスト(アシストされたプレーの割合)は大幅に増えた。
良い点(ディフェンス編)・
ピック&ロールに対するディフェンス(PPP 0.62、rank 10、FG% 26.2%)…09-10シーズン(PPP 0.7 、FG% 39%)も良かった。FG%が驚異的。
ターンオーバー%が18.3%とすばらしい。サイドピック&ロールに対してアイス、ハイピック&ロールに対してソフトヘッジでボールハンドラーを片方のサイドに追い込んでトラップ、という形からのターンオーバーが多かった。ヘッジをするボッシュの機動力、ウェイドのウィングスパン、マイク・ミラーの読みの良さなどのおかげと思う。
(余談だが、ウィングスパンに関する
記事によると、ウェイドのウィングスパンは6-11で、(ウィングスパン-身長)÷身長の値が7%以上もあり、リーグ上位。ちなみにリーグ1位はジェイソン・マキシールの10.32%。ビッグ3やアンソニーなどヒートの選手はウィングスパンが長めの人が多い気がする。ディフェンスがいい要因の一つと思う。)
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オフボールスクリーンに対するディフェンス(PPP 0.78、rank 37、FG% 36.6%)…09-10シーズン(PPP 0.96、FG% 44%)と比べて大幅に良くなったが、原因はよくわからない。ジャンパーを打たれることが多い。毎年レイ・アレンによくやられている。
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その他…リバウンド、ブロック、スティールなど。
悪い点・
ジャンパー…10-23フィートのジャンパー成功率が38%ほどで、良くない。毎年あまり変わりない。長くプレーするつもりなら、スピードが落ちる年齢になるまでに、レブロンのようにジャンパーの成功率を上げる必要があるかもしれない。
スリーの成功率が30%。
記事によると、記者は「プルアップジャンパーが非常に多い。スポットアップのスリーは15本のみ。ドリブルせずに打って決めるこつをつかめばヒートのオフェンスは改善されるかもしれない。」と書いている。
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スポットアップに対するディフェンス(PPP 1.04、rank 261、FG% 39.5%)…09-10シーズン(PPP 0.92 FG% 36%)より悪かった。
スポットアップでかなりやられたせいで、彼の総合ディフェンスPPP(0.88 rank 181)はいまいちだった。ディフェンス全体に関して09-10シーズンと大きく違う点はプレー数で、200プレー以上増えた。試合ペースがやや上がったせいかもしれない。
何とも言えない点・
アイソレーション時のディフェンス(PPP 0.87、rank 204、FG% 37.4%)…数字上は平均的(0.83)という感じ。09-10シーズン(PPP 0.71、FG% 28%)と比べると悪くなった。09-10シーズンはコービーやジョー・ジョンソンなどをガードするシーンが非常に多かったが、昨シーズンの相手は比較的小さめの相手が多かった。それを考えると、PPP悪化の原因はよくわからない。
ヘルプディフェンダーとして失点を防いだシーンによく出ていたハスレムやジャーメン・オニールがいなかったせいかもしれない。レイアップで失点されたケースでは、ドライブされた方向に誰もいなかったか、いたディフェンダーがイルガウスカスというケースが多かった。ディフェンスのPPPを計算する際は、最初に抜かれた選手が失点したとみなされる。
確かにウェイドは身体能力が低下する年齢になると怖くなくなるかも。あと2、3年かな?あのジョーダンですらキャリア後期はジャンパー中心になったくらいなので
ウェイドもある程度は切り替えないといけないかもしれませんねー。近頃よく思うのだかコービーって点とる以外の力は並なんじゃ?
レブロンはマイクブラウン体制で、今のレイカーズよりもヒドいメンバーをファイナルまで連れてったが、コービーはどうやらムリっぽい。まあ年齢や怪我の影響もあるでしょうが。
コービーの何が凄いのか分からなくなってきた。
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