女性にとってメイクは、ファッション同様に美しくなるための大切なツールであるが、毎日、しかも、長時間していることで素肌に負担がかかっているのも事実。たとえば、ファンデーションやパウダーは紫外線から肌を守ってくれる効果もあるが、状況によっては肌の水分や脂分を奪い乾燥してしまうことも。それに加え、睡眠時間や食事、ストレスなどからも肌の健康は損なわれてしまう。肌の健康のためには、小まめなケアは欠かせない。
帰宅後、メイクを落としてスキンケアすることは最低限のこと。できれば、エステやマッサージ、スチーマーでさらなるケアを施したいものだが、働く女性には時間がない。そんな忙しい女性の間でブームになったのが、“寝ている間に素肌ケア=ながらビューティー”ができるというパナソニックの「ナイトスチーマー」である。寝る前にスイッチをONにしておけば、寝ている間に放出される「ナノイー」によって肌や髪が潤う&しなやかになる、というもの。そんな「ながら」ビューティーに、起きている間に行うエステ要素をプラスした魅力的な製品が、今回紹介する「ナノケア EH-SA60」だ。
実はずっと欲しかった、この「ナノケア EH-SA60」。ついに買ってしまった!
構造をチェック!
パナソニックからは、女性の心をときめかせるビューティーアイテムがたくさんラインナップされている。なかでも、寝ている間にキレイになれる“「ながら」ビューティー”をキーワードにした「ナイトスチーマー」は、自宅でできるスキンケアの常識を大きく変えた。そして今回レビューする「ナノケア EH-SA60」は、その進化版。寝ている時だけでなく、「寝ている間も起きている時も、ちゃんとスキンケアしたい!」という人を満足させる、1台2役の美容スチーマーなのだ。
早速「スチームモード」を試してみた
“1台2役なのに、コンパクト”ということで、サイズは問題なし。本体にハンドルも付いているので、持ち運びもしやすい。では、実際の使用感はどんなものなのだろうか。
| 給水タンクを取り外し、満水位置まで水を入れる。使用できる水は、精製水と水道水。取り扱い説明書によれば、ミネラルウォーター、地下水、化粧水などは使用できないとなっている。本体を長く使用するならば、精製水を使用する方がよい | 水を入れたら、「カチッ」と音がするまで給水タンクを押し入れる |
| フタを完全に止まる位置まで開き、電源ボタンを入れる。フタを開くことで現れるノズルから、スチームが噴出される | ノズル角度はわずかではあるが変えることができるので、座る姿勢を変えた時にも顔にスチームをしっかりとあてることが可能 |
| フタ先端から20cm以上離れて使用。スチームを顔全体にあてたい時は、アゴの下からあてるとよいらしい。「ストップ/スタート」ボタンを押してからスチームが出るまでに少し時間がかかるので、実際に大量にスチームが出続けるのは約10分。運転が停止したら、「ナノイー」ランプ(青)が点滅するので電源ボタンを押して電源を切る |
| 使い終わったら、あとは、10分以上そのままの状態で冷ます。その後、電源コードを抜き、給水タンクを外して、タンクに残った水を捨てる | 底面にある排水スイッチを押し、排水口から本体に残った水を捨てる。このように給水タンクや本体に残った水を毎回捨てることで、水アカの付着や異臭を防ぐことが可能 |
使用から数回は、スチームに混ざって本体のプラスチックのニオイがして、ちょっと気になった。このニオイが気になる人は、実際に顔に使う前に、試しで数回運転させておく方がよい。気になる使用後の肌の変化だが、1回で質感の違いを実感できた。確実に潤っている感があり、モチモチした肌に。ほほの部分にはしっかりとスチームがあたっているのだが、目や額にはあたっているのかわからずに使用していたのだが、翌日、アイライン(ペンシルタイプ)をひく時に、ものすごく滑らかに筆が進み、乾燥しがちな目の周りにも潤いは浸透しているのだと実感した。
睡眠中は「ナノイーモード」で、知らぬ間にスキンケア&ヘアケア
「スチームモード」で潤いを実感たので、さらに磨きをかけるべく「ナノイーモード」にもチャレンジ。
| ナノイーは本体正面の「ナノイー」吹出口から噴出されるので、フタは閉めたままでOK | ナノイーモードでは水が不要なため、給水タンクに水をセットしなくて良い。電源を入れるとナノイーランプ(青)が点滅するので、「ストップ/スタート」ボタンを押せば運転が開始される |
| 準備や操作は以上だが、ナノイーモード時は顔から約50cm離した寝具周辺に設置する。顔と同じ高さにし、「ナノイー」吹出口を顔の方に向けるのが望ましい。ナノイーモードは、約8時間で自動的に運転が停止される |
「ナノイー」は目には見えないが、本体の噴出し口からは「シュー」と、何かが出ている音がする。初めて使用した時には音が気になったのだが、2日目には慣れてしまい、睡眠の邪魔になることはなかった。ただ、ナノイーを放出するための風が冬場は冷たく感じ、直接顔にあてていると寒い。このナノイーを含んだ風は“顔に直接あてなくてもOK”とされているので、筆者は顔に直撃しないよう少々位置をずらして使用している。それでも、使用前に比べると髪の毛のツヤがUPしてまとまりやすくなったほか、“室内の空気が澄んでいる”といった感覚もあり、気に入っている。
まとめ
このようなスチーマーを使用するのは初めてだったのだが、操作も簡単で手間がかからないのが良い。スチームモード終了後、10分間本体を冷却してから残った水を捨てるという手順があるが、著者は寝る前にスチームモードを使用するので、そこから引き続きナノイーモードに切り替えている。そうすれば本体に残った水は、翌朝に捨てればいいので楽だ。こういった製品は数値を検証できないので、使った人の効果の具合がポイントとなるが、著者は1回の使用で肌が吸い付くような質感になり、滑らかな状態になった。
また、荒れていた唇も、スチームモード&ナノイーモードを1晩行っただけで解消。別の人に試してもらったところ、その人は乾燥肌なため、かさつきがなくなり化粧のノリが断然違うと感動していた。これだけ即効性があると、1回で止めることはできない……というより、止めたくない。
温風・冷風で交互にケアできるスチーマー単体機の方が肌への効果は高いのは事実だが、著者のように面倒なことが「続ける」ことへのネックになるタイプには、本機はベスト。たった10分のスチームモードだが、効き目は高い保湿液を使っていた時より実感できる。買おうか迷っていたが、もっと早くに使い始めれば良かったと感じるほどのアイテムだ。
ライター/仲村なつ
※価格.com最安価格およびランキングの情報は、2011年4月1日現在のものです