大人ニキビを治し方!ニキビ専用の洗顔料と皮膚科の治療薬が有効
広がりやすい大人ニキビをすべて消す
大人の顔には赤いニキビができやすいです。思春期の頃はホルモンバランスの崩れと皮脂の過剰分泌が原因ですが、大人は睡眠不足やストレスなど複数の原因が絡むため、同時に複数の予防と治療をしなければいけません。
ただ、原因こそ違いますが、ニキビができる仕組みは子供と大人も皮脂の詰まりから始まります。皮膚は「角質層、表皮、真皮、皮下組織」が重なっていて、その間に毛穴が存在します。
毛穴の中には毛の赤ちゃんである毛包と肌をガードする皮脂を出す皮脂腺があります。皮脂は肌をガードする大切な物質です。
しかし、例えば、適切な洗顔を怠ったりすると角質層が毛穴をふさぎ、毛穴の中では皮脂や老廃物が溜まってしまいます。
皮脂が毛穴に詰まっている状態は肉眼でわかるくらいです。出口がなくなった皮脂のかたまりは皮膚を隆起させながら、その内部ではニキビの原因になるアクネ菌が次第に増えていきます。
アクネ菌が炎症を起こすため、角質層や真皮が赤く腫れて、痛みを伴いながら膨らみます。このニキビを潰したりすると傷になります。
そのため、大人ニキビの治療では余分な角質を取り除いて毛穴を開放しながら、同時に原因である皮脂の過剰分泌を抑制し、すでにある炎症を沈めなければいけません。
ニキビは体調が悪いときにできやすい
年を重ねるほど肌の新陳代謝や保湿機能は徐々に衰え、古い角質が厚く硬くなり、毛穴の詰まりを引き起こしやすいです。
ただ、50代を過ぎたころから皮脂の分泌量が減るため、毛穴が詰まっていても皮脂が溜まりにくくなり、ニキビは発生しません。
問題は20代半ばから30代の大人です。身体機能がそこまで衰えていませんし、新陳代謝も活発なため、生活習慣の変化などで起こるホルモンバランスが乱れが皮脂の分泌量に影響します。
特に女性は生理のために、一定周期でホルモンのバランスが崩れるために、男性よりもニキビができやすいです。
また、皮脂の分泌量が多くなる原因は、ニキビの発生箇所によっても異なります。顔全体にできるわけではなく、特定の箇所に集中する場合は、主な原因からも疑ってみましょう。
ニキビは発生箇所別に洗顔不足、乾燥、栄養不足、腸内環境、冷え、疲労、ストレス、ホルモンが影響します。
顔上半分は洗顔不足による皮脂や汚れの付着が原因になりやすく、眼精疲労でもニキビができやすいです。顔下半分は洗顔不足も指摘できますが、乾燥も大敵です。また、腸内環境や血行不良もニキビができる原因になります。
| 発生箇所 | 洗顔不足 | 乾燥 | 栄養不足 | 腸内環境 | 冷え | 疲労 | ストレス | ホルモン |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| おでこ | ○ | - | - | - | - | - | - | ○ |
| 眉間 | ○ | - | - | - | - | - | ○ | - |
| 目の周り | ○ | - | - | - | - | ○ | - | ○ |
| こめかみ | ○ | - | - | - | - | ○ | ○ | - |
| 頬骨 | ○ | - | - | ○ | ○ | - | - | - |
| 頬 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | ○ | ○ |
| 口周り | ○ | ○ | ○ | - | ○ | - | ○ | - |
| あご | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - | - |
| 首下 | ○ | ○ | - | - | ○ | - | - | ○ |
皮膚は人間の身体機能の中ではそこまで重要ではないため、少しの体調悪化でも敏感に反応しやすくなっています。これらは体調を映すバロメーターの役割があるためです。
大人ニキビができたときは「体が疲れている」と捉えて、「睡眠を十分に取る、運動でストレスを減らす、食事で脂分や糖分を控える」といった生活スタイルの改善をしてみましょう。
基本は洗顔料と皮膚科の塗り薬
ニキビ対策の基本は毎日の洗顔です。余分な角質層をはがし、毛穴の皮脂や老廃物を取り除くことができます。
ただ、ゴシゴシ洗うと過剰な刺激を与える上に、適度に必要な皮脂までも排除してしまい、肌は乾燥しがちです。
いくら洗顔が大事でも1日2回、朝と夜だけにしましょう。洗顔はぬるま湯で優しく撫でるように洗います。顔を拭くタオルも雑菌を繁殖させないために、常に清潔を心がけたいです。
洗顔料は天然成分がベストです。市販の安価な洗顔料は化学物質が主原料だったりします。ニキビ肌は敏感ですので、特にスクラブや消炎剤などの刺激物を含んだ洗顔料は避けましょう。
ニキビ専用の自然派洗顔料に加え、キメを整える化粧水と栄養を補給する美容液による3点で傷んだ肌を修復したいです。有名どころではオルビス、プロアクティブ、草花木果などのトライアルセットが1,000~2,000円程度で試せます。日常的な肌ケアはこれでOKです。
また、ニキビは肌の病気であるために皮膚科で薬を貰うことも有効です。治療薬はダラシンTゲル、クンメルフェルド液、アクアチム軟膏などが処方されてきましたが、2008年からはディフェリン(アダパレン)という塗り薬が国内で承認されて、ニキビの治療で広く使えるようになりました。
外側からのケアしてくれるこれらの外用薬は、細菌を殺菌するミノマイシンや感染症を治療するビブラマイシンなどの内服薬との併用が標準です。他にもビタミンB2を補給するハイボンなどもお願いしてみましょう。
既存の炎症や傷跡を丁寧に消していく
ニキビの発生を抑えることが優先
ニキビには美容外科によるレーザー治療も有効であり、大量に発生したニキビも確かにきれいになりますが、これから発生するニキビの対策をしてからでないと、治療後も再発を繰り返してしまいます。
ニキビが次々とできてしまう中で、重度のニキビだけをレーザーでいきなり治療することは無駄になってしまいますので、事前に洗顔料や塗り薬で新しいニキビの発生がなくすようにしましょう。
それでも1度試してみたい人はお試し体験を利用するとリーズナブルです。エステでは肌の状態を見ながら生活習慣をチェックし、個人に合った肌ケアも教えてくれます。相場は1,000~3,000円で1時間程度のニキビケアが受けられますので、気になる人は気軽に申し込んでみましょう。
ニキビ跡にはレーザー治療が有効
皮膚科で薬剤を使って角質を除去するケミカルピーリングなども同様です。ケミカルピーリングも効果的ですが、料金は1回5,000円ほどでほとんどが保険適用外であるため、少しでもニキビが静まってから利用したほうが効率的です。
また、新しいニキビができなくなると、肌が自然にきれいになっていきます。最初に膨らみがなくなるために陰影が薄くなり、肌色が明るく見えます。次に赤みが引いて肌のムラが消えます。
しかし、ニキビ跡は傷であるために残りやすいですし、傷跡でなくても色素沈着を起こして、赤みが引かないこともよくあります。そのときは美容外科のレーザー治療やエステのニキビ対策がおすすめです。
大人ニキビの正しい改善フロー
大人ニキビの改善法をまとめると、最初にニキビが発生する仕組みを理解して、肌に合う洗顔料と皮膚科の塗り薬を1カ月以上は続け、ビタミンB2などの内服薬も併用します。
その後、エステのお試し体験を利用したり、皮膚科でケミカルピーリングもありです。ニキビ跡はレーザーなどで消すことができます。
加えて、よく「チョコレートやピーナッツでニキビができる科学的根拠はない」と言われますが、特定の食品を食べた後で明らかに状態が悪化することはあるために、控えたほうが無難です。
食生活の改善や睡眠不足、ストレスの解消も必須です。食事は特定の時間に3食かつ夜食は控え、睡眠は1日7時間前後、ストレスは溜め込まないようにランニングで汗を流すなどの日常的な発散法を実践してみましょう。ニキビは必ず治る皮膚の病気です。
ニキビ専用の洗顔トライアルセット
更新日 2017.05.10
Kirito Nakano