地黒の人と色白の人って何が違うの?
肌の色の違いは遺伝も関係しているの
もともと持っているメラニンの量が違うのよ
メラニンの量?
メラニンが多いほど肌の色は黒くなるの
肌の色は、人種による違いが大きいものの、同じ日本人でも色白な人もいれば、色の黒い、いわゆる地黒と言われる人もいます。肌の色の違いには遺伝も関係していて、もともと持っているメラニンの量に左右されます。親が色白の場合は子供も色が白く、反対に親が地黒、色黒であれば子供も色黒になることが多いもの。
しかし、肌の色が黒くなる要因は遺伝だけではないことも。ここでは、地黒や色黒とはどんなことなのか、その原因を探ってみましょう。
1.肌の色を決めるのはメラニン色素の量とバランス
地黒とは、もともと色が濃く、黒く見えること。地黒の方の中には、白い肌になりたいと美白を目指している方もいるかもしれません。色白と色黒や地黒の違いはどこにあるのでしょうか?
肌の色は、人種によって、そして個人によってそれぞれ違うもの。それは、もともと持っているメラニン色素の量の違いによるものです。メラニン色素には、黒色メラニン(ユーメラニン)と肌色メラニン(フェオメラニン)という2つの種類がありますが、肌の色は黒色メラニンと肌色メラニンのバランスによって決まります。
一般的に、黒色メラニンが多いほど肌や髪の色が黒くなり、肌色メラニンが多いほど肌の色が白くなります。黒色人種と白色人種の肌の色の違いは、こうしたメラニンの量とバランスによるもの。黄色人種である日本人は、黒色人種と白色人種の中間くらいのバランスだと言われています。
2.地黒、色黒は遺伝するってホント?
黄色人種である日本人は、それほど肌の色が濃い方ではありません。しかし、メラニンの量には個人差もあります。地黒と言われる人はもともと持っているメラニンの量が多いために、肌の色が濃く見えるのです。
メラニンの量には遺伝も関係しています。親の肌がメラニンの多い濃い色だった場合、その子供も地黒となることが多くあります。また、住んでいる地域の紫外線の量によってメラニンの量が左右されることも。
日本海側など、日差しの少ない地域に住んでいる人は色が白いことが多いもの。反対に、紫外線量の多い地域に住んでいる人は、色が黒い人が多い傾向にあります。代々その土地に住んでいる人は、やはりメラニンの量が遺伝しているために、肌が白かったり地黒だったりする違いが出るとも考えられます。
2.メラニンは肌を守るもの!地黒のメリットとは
地黒、色黒の方は、白く透き通るような肌を羨ましく思うこともあるかもしれませんね。「色の白いは七難隠す」ということわざもあるくらい、色白だというだけで肌がキレイに見えるものです。
しかし、色が白いということは、それだけ紫外線に対する刺激に弱いということ。メラニンは、シミやくすみなどの原因となるために悪者と思われがちですが、紫外線のダメージから肌を守ってくれるものでもあります。色白の人はメラニンの量が少ないため、紫外線の影響で肌が赤くなって炎症を起こしたり、光老化によるシワやシミなどができたりしやすいのです。
一方、もともとメラニンの多い地黒の人は、紫外線を浴びてもダメージを受けにくく、色白の人と比べてシミやそばかす、光老化が出にくいことが知られています。また、色黒の人は色白の人よりも皮膚ガンになりにくいというデータもあります。
色黒の方がシミが出にくいのね!
メラニンは肌を守ってくれるものだから、メリットもあるのよ
肌の色を決めているのは、もともと持っているメラニンの量。黄色人種である日本人は、黒色人種と白色人種の中間とも言える量のメラニンを持っていると考えられますが、その中でも遺伝的にメラニンの多い人は地黒になり、メラニンの少ない人は色白になると考えられています。
メラニンの量が多い地黒の人は、紫外線の影響を受けにくく、シミやそばかすが色白の人よりも発生しにくいというメリットもあります。メラニンのおかげで、肌が紫外線から守られているのですね。
でも、年齢が上がるとだんだん色が黒くなる気がするけど…
もともと色黒でなくても、ほかの要因で肌の色が濃くなることもあるのよ
3.日に焼けるとそのまま色黒になっちゃう?!
年齢を重ねると、肌の色がそれまでよりも濃くなったと感じる人は多いのではないでしょうか。肌の色は、もともとのメラニンの量によって左右されますが、日焼けによる影響が年々積み重なっていくことで、もともとの肌の色よりも濃くなってしまうことがあります。
日焼けをして発生したメラニンは、通常であればターンオーバーによって古い角質とともにはがれ落ちるため、日に焼けて肌が黒くなったとしても時間の経過とともにもとの色に戻っていくもの。
しかし、加齢の影響や、乾燥、生活習慣の乱れ、栄養不足などさまざまな原因によってターンオーバーが乱れたり滞ったりすると、メラニンが排出されないまま肌に残って色素沈着を起こしてしまいます。そのため、だんだんと肌の色が濃くなり、色黒になったような印象を与えるのです。
4.くすみや炎症の跡で色が黒く見える?!
肌の色が濃く、あるいは暗く見えると、地黒や色黒と思われることがありますが、その原因はもともとのメラニンの量や日焼けによる影響ではなく、ほかのところに隠れている場合もあります。
たとえば、肌のくすみ。乾燥、ターンオーバーの乱れ、血行不良、糖化などによって肌にくすみが発生すると、肌がワントーン暗くなって色が黒く見えてしまいます。また、肌にニキビやアトピー性皮膚炎などの炎症が起こると、それによってメラニンの色素沈着が生じて肌が黒ずんで見えてしまうこともあります。
地黒、色黒というわけではないのに、肌の色が濃く見えてしまう時には、こうした原因がありますので、普段のスキンケアの見直しや炎症への適切な対処などを心がけていきましょう。
地黒や色黒じゃなくても、くすみや炎症で肌の色が濃く見えるのね
スキンケアや生活習慣には十分気をつけてくすみや炎症を防ぐことも、白い肌をキープするコツね
地黒・色黒の原因まとめ
- 肌の色はもともと持っているメラニン色素の量で決まる
- 地黒、色黒の人はメラニンが多い
- 地黒の人は紫外線のダメージを受けにくい
- ターンオーバーが低下してメラニン色素が肌に残ったままになると肌の色が濃くなることも
- くすみ、炎症の色素沈着などで色が黒く見えることもある
地黒や色黒と言われる人は、もともと持っているメラニンの量が多いと考えられます。メラニンの量には遺伝による違いや個人差などがあります。一般的には、メラニンの量が多い色黒、地黒の人は、色が白い人と比べて紫外線のダメージを受けにくい傾向があります。
もともと地黒ではないのに色が黒く見られてしまう場合は、日焼けによって発生したメラニンがターンオーバーではがれ落ちない、くすみや炎症の色素沈着があるなどの原因が隠れている場合もあります。いずれにしても、紫外線対策や適切なスキンケアによって肌を守ることが大切ですね。
地黒の場合は肌を白くすることってできるのかな?
もともとの色よりも白くすることは難しいわね
えー!じゃあ地黒だったら美白しても意味がないってこと?!
もともと色黒でも紫外線対策や美白ケアを続けて肌の透明感を引き出すケアで白い肌を目指すことはできるのよ!