ニキビを作らせない油の種類はどれ?油とニキビの関係
油っこいものを食べるとすぐにニキビができる
揚げ物やスナック菓子を食べると皮脂の分泌量が増える
という方は多いですよね。
たしかに油を摂りすぎると体内で消化しきれずに皮脂として毛穴から出てきてしまい、ニキビを作ったりしてしまいます。
ただ、油は身体にとっては必要な栄養素で、不足すると皮脂が不足して乾燥肌の原因になったり、ホルモンがうまく作れずホルモンバランスが乱れたりしてしまいます。
そこで、ニキビができにくい油の種類や摂り方についてご紹介していきたいと思います。
油とニキビの関係
油は摂りすぎると皮脂の量を増やしてしまい、ニキビをできやすくしてしまいますが、逆に不足すると乾燥肌を招いたり、ホルモンがうまく作れずホルモンバランスを崩してしまい、それもまたニキビを作りやすくしてしまいます。
また、ある程度たくさん摂って皮脂が出たとしても、それが毛穴に詰まらないサラサラの皮脂であればニキビはできませんよね。
ちょっとしか皮脂が出ていなくても、それがベタベタするタイプの皮脂だと、毛穴に詰まりやすくニキビができてしまうんです。
つまり、多少油を多く摂ってしまったとしても、それがサラサラしているタイプの皮脂ならニキビにはならないので、油の摂る量も大切ですが、どんな種類の油を摂るかはもっと大切なんですね。
では、どういった種類の油を摂るべきなのでしょうか。
油の種類
油には大きく分けて、常温で液体の不飽和脂肪酸(主に植物性)と、常温で個体の飽和脂肪酸(主に動物性)があります。
さらに、人工的に作られたトランス脂肪酸もあります。
不飽和脂肪酸の中にはさらに3種類あり、オメガ3系(αリノレン酸)、オメガ6系(リノール酸)、オメガ9系(オレイン酸)に分けられます。
ニキビにいい油はどれ?
ではニキビにいい油はどれでしょうか。
飽和脂肪酸は×
不飽和脂肪酸
お肉の脂身、ラード、バター、乳脂肪など
まず、常温で個体の飽和脂肪酸ですが、常温で個体ということは、体内で消化吸収され血液に運ばれると、血液中でも固まりやすく、血液をドロドロにしたり血管を詰まらせたりしてしまいます。
しかも常温で個体ということは、飽和脂肪酸が皮脂として毛穴から出てきてしまうと、ドロドロとした皮脂のため毛穴に詰まりやすくニキビの原因になってしまいます。
血液がドロドロになって血行が悪くなるということは、お肌の代謝に必要な栄養や酸素がお肌に届きにくくなるので、お肌の代謝が落ちて、古くなった角質がいつまでもお肌に残り毛穴をふさいでニキビの原因になってしまいます。
ということで、お肉の食べ過ぎやバターたっぷりの料理、乳脂肪の多い生クリームたっぷりのケーキなんかはニキビの原因になってしまいますね。
また、ラードはあまり身近に感じない方も多いかもしれませんが、常温で個体ということは、揚げ物なんかが冷めてもカリッとしやすいので、スーパーのお惣菜やコンビニの揚げ物などによく使われています。
トランス脂肪酸は1番×
トランス脂肪酸
マーガリン、ショートニングなど
トランス脂肪酸は、もともとは植物性の油を人工的に個体にしたもので、安く作れるのでバターの代用品として使われたり、常温で個体という性質を活かして、時間が経って冷めてもカリッとしている、サクサクしている、というようなものによく使われています。
植物性の油からできているので、昔は体にいいと言われていましたが、実はカビやゴキブリすら寄り付かない『食べるプラスチック』とも呼ばれるもので、体内で大量の活性酸素を発生させてしまいます。
活性酸素はウイルスなど体にとって外敵となるものを攻撃してくれるものですが、トランス脂肪酸は体内では異物として扱われ、活性酸素を大量発生させてしまいます。
活性酸素は攻撃力が強く、健康的な細胞も攻撃してしまい、体内で炎症を起こして肌荒れや炎症ニキビの原因にもなってしまいます。
トランス脂肪酸は市販のお菓子なら入っていないのを見つける方が難しいくらいよく使われていて、チョコやクッキー、スナック菓子だけでなく、コーヒー飲料やアイス、カップラーメン、菓子パンなんかにも使われています。
朝は菓子パンと缶コーヒー、という方や、毎日のようにアイスやチョコを食べている方はトランス脂肪酸の摂りすぎでニキビができている可能性大です。
トランス脂肪酸も常温で個体のため、血液中で固まって血液をドロドロにし、血行を悪くしてしまう作用もあります。
体内に活性酸素が発生すると、ニキビや肌荒れだけでなく、ゆくゆくは癌などの原因にもなってしまうので、最も控えたい油です。
できるだけ控えたいオメガ6系
オメガ6系
大豆油、コーン油、ごま油、べに油
次に控えたいのは、オメガ6系の油です。
オメガ6系の油は、体にとっては必要な油ですが、摂りすぎると血液中の善玉コレステロールを減らしたり、アトピーや肌荒れ、花粉症などの原因になってしまいます。
いわゆるサラダ油と呼ばれるものはこのオメガ6系のリノール酸が使用されているので、普通の食生活で不足することはほとんどなく、むしろ摂りすぎてしまうことの方が多いので、無理して減らす必要はないですが、できるだけ控えてる起きたい油です。
オメガ3系は最も積極的に!
オメガ3系
亜麻仁油、シソ油、エゴマ油、青魚や魚の油
最も積極的に摂りたいのが、オメガ3系の油です。
オメガ3系の油は血液中の悪玉コレステロールを減らすだけではなく、善玉コレステロールを増やす作用があります。
また中性脂肪を減らす作用もあるため、血液をサラサラにして代謝をよくする効果があります。
さらに、体内の炎症を抑える効果もあるため、炎症ニキビができるリスクを下げる効果もあるんですね。
ただ、オメガ3系の油のデメリットとして、酸化しやすいということが挙げられます。
加熱料理や、時間が経つことで酸化してしまい、本来のオメガ3系のパワーを発揮できないんですね。
そこでおすすめなのが、次に紹介するオメガ9系の油です。
オメガ9系の油は調理向き
オメガ9系
オリーブオイル、なたね油、ヘーゼルナッツオイル、マカダミアナッツオイル
オメガ9系の油はオメガ3系ほどの効果はありませんが、悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラにする効果があります。
そして何と言っても熱に強く、炒め物などに使っても酸化せずに摂取できるのが最大のメリットです。
オリーブオイルなどは和食にはあまり合わないのがデメリットですが、なたね油などを使ったり、少し洋風な味付けにすればオリーブオイルもよく合うので上手に使いたいですね。
まとめ
ニキビを治すために積極的に摂りたいのは、オメガ3系の油です。
ただ酸化しやすいので、お味噌汁やサラダに少し垂らして食べたり、サプリメントを使うのもおすすめです。
そして最も避けたいのがトランス脂肪酸です。
ファストフードやスナック菓子、コンビニなどで売っているお菓子や菓子パンなどいたるところで使われているので、できるだけ摂取を控えましょう。
また、お肉の脂身やラード、バターなどもベトベトした皮脂を増やしてしまうのでニキビができやすくなっている時は控えたい油です。
手軽に食べれるものや美味しいものには、トランス脂肪酸やバター、ラードが使われていることが多いのでついつい摂りすぎてしまいますが、油とは上手に付き合ってニキビを治していきたいですね。