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    寒天とゼラチンとの違い

    はじめに寒天についておさらいしておきましょう。

    ゼリーを作る代表的な材料には寒天とゼラチンがありますが、このふたつは似ているようで全く別物。ゼリーは動物の皮膚や骨から採取したタンパク質、寒天は海藻の天草(テングサ)から作られる食物繊維です。見た目は同じようなゼリーでも、ゼラチンで作ったものはコラーゲンが、寒天で作ったものは食物繊維が含まれています。

    このように、

    ・寒天は天草等から作られる植物性の食物繊維
    ・ゼラチンは牛やぶたの皮や骨といったものから作られる動物性のたんぱく質

    ということです。

    「固まる温度」
    ・寒天 は35~40℃
    ・ゼラチンは15~20℃

    と違います。また、

    「溶け出す温度」
    ・寒天は85~95℃
    ・ゼラチンは20~25℃

    と違いがあり、ゼラチンは夏の気温 では溶け出してしまいます。このように見た目には大変良く似たものですが、原料も性質も全く異なったものなのです。

    実は、食感も違い、

    ・寒天は弾力がなくホロホロとすくえ、白っぽい色
    ・ゼラチンはモチモチとしていて透明

    と違いますよね。寒天には3つの形があり、粉・棒・糸状のものがあります。便秘に取り入れるなら、いろんな食品に混ぜやすい粉寒天が使いやすいのではないかなと思います。

    寒天が便秘に効かなかった人は、コレが足らなかった!

    便秘の原因はコレ……?

    寒天の食物繊維は腸内の悪玉菌も一緒に排出してくれ、腸の大掃除をしてくれます。また食物繊維は善玉菌の餌にもなるそうで、便秘の大きな味方! 上手に取り入れれば腸内の環境を整備してくれる優秀な食材です。

    しかし中にはそんな寒天を食べているのに便秘が治らず、さらには悪化したという人も…。この差は実は【水分の摂取量】にあったのです。寒天は膨らむときに水分をたくさん含み、そして固めます。体内でも水分を吸収してしまうので、寒天より水分摂取量が少ない人は、かえって便を固くしてしまうのです。

    寒天食べてるのにおなかが張ると思ったら、水分をもっと摂ってくださいね。(だからといって一気飲みはNG! 適量を時間を分けて飲まないと胃液が薄まり消化機能が低下してしまいます)

    そして、口当たりが良いのでついたくさん食べてしまいがちですが、大量摂取しすぎても良くないようです。

    筆者も以前寒天にはまっていた時期がありました。もともとゼリー系が大好きで市販の大きさでは足らないなと思っていた人なので、手作りならばと張り切ってホールケーキの大きな型で作っていました。それを食事代わりに好きなだけ食べるというとんでもない大量摂取をしていたのですが、なんと便秘になりました。なんで寒天食べてるのに便秘になるんだと思ったけれど、水分が追いついてなかったんですね…。

    十分に火をかけて

    また、充分に火をかけて溶かさないと効果がないようです。なんとなく溶けたかなーと思って火を止めて作っていた人は、しっかり一度煮溶かしてから冷まし固めることが調理のポイントです。

    おいしくて食べやすいのでつい食べ過ぎてしまいますが、一気に大量ではなく、日々の生活に継続して適量を接種することが大事です。そして、寒天の量以上に冷たすぎない水分をしっかり摂ってくださいね。

    寒天生活にコレをプラスでもっと快腸に!

    寒天を日々の日課にしてみるのも良いですが、せっかく寒天で食物繊維を摂っているなら、乳酸とオリゴ糖もお忘れなく。寒天効果が倍増しますよ。

    オリゴ糖の水溶性食物繊維には、下記の特徴があります。

    ・大腸で分解され善玉菌のエサになるという特徴
    ・分解後ゲル状になるため、便を柔らかくして便秘を解消するという特徴

    ただし乳酸菌も生き物ですので、食べ物がなければ増えることはできません。乳酸菌のエサは、オリゴ糖と水溶性の食物繊維だそう。つまり、乳酸菌と食物繊維、そしてオリゴ糖が一緒になると、腸内は更にパワーアップするということ。寒天だけでは効果がなかった人も、あわせて摂取することで効果が出たという人もいます。

    乳酸菌はヨーグルトだけでなく、漬物や味噌にも含まれています。またオリゴ糖は玉ねぎ、キャベツ、アスパラガス、大豆になどに含まれています。

    便秘でもダイエットでも病気でも、「コレが効く」と言われると、そればかりを意識してしまいがちですよね。でも大事なのはバランス良く食べること。寒天ばかりでも栄養が偏ってしまいます。いろいろ食べて、たくさん水分をとってくださいね。

    毎日の努力が実を結ぶ

    寒天だけに頼っても便秘は解消されません。治ったとしても一過性のもので、普段の生活を変えていかなければすぐに元に戻ってしまいます。急激に一時的に今この便秘をなんとかしたい!という気持ちはよくわかります。しかし、ダイエットと同じで、一回すっきりしたからと同じ生活のままだと、すぐに戻ってしまって同じ繰り返しに…。

    目に見える改善を望むより、腸を動かす毎日の運動、体を冷やさない工夫など、便秘解消の小さな努力で体質を徐々に変えていく方が結果的には楽になるはずです。

    子どもと食べよう♪寒天レシピ

    子どものおやつにもちょうど良く、食物繊維たっぷりのおいしいレシピをご紹介します。作り方も簡単ですよ。

    寒天屋さん直伝!牛乳寒天(基本編)

    【材料】
    粉寒天 4g
    牛乳(常温)300㏄
    水 200㏄
    砂糖 60g

    寒天メーカーがおすすめする基本・簡単レシピです。甘さ控えめにしたい場合は、砂糖を入れずに作って、召し上がるときに「ダイエットシュガー」や「ハチミツ」などをいれてくださいね。

    フルーツ牛乳寒天 レシピ・作り方

    【材料】
    牛乳 250cc
    水 150cc
    フルーツ缶詰のシロップ 100cc
    粉寒天 4g
    砂糖 大さじ2
    缶詰の桃 1個
    缶詰のみかん 15 粒

    缶詰のシロップに甘味があるので、砂糖の量は控えめで良さそうですね。

    おすすめの便秘解消食品

    はぐくみオリゴ

    ¥3,680〜(2017/06/15 時点)

    便秘改善におすすめしたいのが、このはぐくみオリゴです。オリゴ糖には腸内環境を整え、便秘を解消するという効果があります。ヨーグルトやコーヒー、紅茶などに入れて飲むのがおすすめです。便秘の際は、ぜひ活用したい商品です。

    カイテキオリゴ

    ¥2,838〜(2017/06/20 時点)

    カイテキオリゴは、体内の善玉菌であるビフィズス菌をサポートしてお通じを促す、オリゴ糖を原料とした健康食品です。 薬ではないので、お腹の赤ちゃんにも安心ですよ。妊娠中、とくに初期はなるべく市販の便秘薬には頼りたくないですよね。

    甘みは砂糖の4分の1だから、飲みものやお料理の味への影響が少なく、毎日無理なく摂取することができるのがうれしいですね。 カイテキオリゴで、無理なく、自然に、おなかスッキリを目指しましょう。

    おつうじ屋 するっと抹茶

    ¥1,800〜(2017/06/20 時点)

    するっと抹茶は、妊娠中の方や産後の授乳中の方に向けた便秘解消食品です。抹茶と書かれていますが、カフェインは含まれていません。腸内環境を整える、自然由来の成分で作られています。休息の一杯をするっと抹茶にしてみるのも良いかもしれませんね。

    まとめ

    女性は普段から便秘になりがちです。更に妊娠中・産後・授乳中と便秘になりやすい時期も多くあり、どうにかすっきりさせたいと悩みます。寒天はカロリーも味もなく普段の食事に取り入れやすく使いやすい食材なので、料理の定番にして積極的に取り入れたいですね。

    でも、使い方を少し間違えると腸内で滞ってしまうのを忘れないようにしましょう。食物繊維の力が発揮できるように水分摂取と運動もしっかりして、寒天パワーで悪玉菌をスルンと追い出してしまいましょう。

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