ルークのライトセイバーとは

スターウォーズ:エピソード7「フォースの覚醒(以下:TFA)」で、ルーク・スカイウォーカーが失ったはずの、父親アナキンが使っていたライトセイバーが蘇る。そこで、ルークのライトセイバーについて、詳しく説明しよう。こちらでも触れているが、もっと突っ込んだ内容、ルークのライトセイバーのこれまでの一生に触れてみよう。

 

ルークのライトセイバーは、父親であり、悪の権化ダース・ヴェイダーになってしまったアナキン・スカイウォーカーがジェダイ騎士だった頃に使っていたもの。明らかになっているアナキンのライトセイバーは二種類。師であるオビ=ワンの下で修業をしている時に作ったものと、黒尽くめのダース・ヴェイダーになる直前まで使っていたものの二種類。

ひとつ目は、任務中に囚われの身になったオビ=ワンの救助に向かうために訪れた惑星ジオノーシスにおいて、ドロイド製造工場で戦闘中に右手を固定され、ドロイド部品形成切断機によりライトセイバーの中央部から切断され、真っ二つになり、一つ目は呆気なく役目を終えることになる。

このライトセイバーは、アナキンが大きくダーク・サイドに近づく切っ掛けとなる時にも使われた。母親シミ・スカイウォーカーが砂族のタスケンに誘拐され、その事を知ったアナキンは救出に向かう。アナキンはシミを見つけるが、アナキンの腕の中で死んでしまう。助けてあげる事が出来なかった自分への悔しさと、母を死に至らしたタスケンへの怒りが爆発し、このライトセイバーを使ってそこにいたタスケン一族を皆殺しにしてしまう。

ライトセイバーを失ったアナキンだが、オビ=ワンの救出に駆け付けた仲間のジェダイから代わりのライトセイバーを受け取り、シスであるドゥーク伯爵と剣を交えるが、右腕を切断され敗北となる。
その後、アナキンは新たなライトセイバーを作る。息子ルークに渡った、あのライトセイバーを・・・

アナキンは銀河最大の戦争といわれるクローン大戦に参加。そんな中、共和国最高議長パルパティンが拉致され、オビ=ワンと共に救出に向かう。そこで再びドゥークと剣を交え勝利するが、逃げ出す最中に罠にハマり、ライトセイバーコレクターでも知られるグリーバス将軍にライトセイバーを奪われてしまう。グリーバスとの接見で再びライトセイバーを取り戻し、パルパティンを救い出す。その後、パルパティンがダーク・サイドのフォースを使うシスである事を知り、ライトセイバーを起動させるが、その場はパルパティンの話を聞き入れるのみとなる。その事実をジェダイマスターのメイス・ウィンドに知らせ、ジェダイマスター達がパルパティンの逮捕に向かう。だが、アナキンはパルパティンを救ってしまい、ダーク・サイドへと堕ちることになる。ダーク・サイドに転じてシスに堕ちる時も使い、ジェダイ寺院のある惑星コルサントで行ったジェダイ抹殺でも使い、惑星ムスタファでのオビ=ワンとの運命の師弟対決でも使われることになる。

その師弟対決でオビ=ワンのライトセイバーにより、アナキンは手足を切断され、手から離れたアナキンのライトセイバーはオビ=ワンの足元に落ちる。オビ=ワンはアナキンに言葉で悔しさを現し、アナキンのライトセイバーを持ち去る。その直後、ルークとレイアが生まれ、瀕死の重傷を負ったアナキンはサイボーグ化したダース・ヴェイダーに生まれ変わる。

レイアは銀河共和国元議員でオルデラン王のベイル・オーガナに預けられ、オビ=ワンはアナキンのライトセイバーを持ち、ルークを連れてアナキンの故郷であるタトゥイーンへ行き、アナキンの義理の兄弟であるオーウェン夫婦にルークを預ける。そのままオビ=ワンはタトゥイーンに住み、ルークの成長を遠くから見守る事に・・・その間、オビ=ワンはアナキンのライトセイバーを保管することになる。

そこでオビ=ワンは、保管していたアナキンのライトセイバーをルークに手渡す。アナキンの手から離れて19年。ルークは父親アナキンの事を全く知らない。シスに転じたダース・ヴェイダーである事も・・・オビ=ワンはその事実を隠し通す。有能なパイロットであり、ジェダイだった父親が使っていたライトセイバーだということだけを教えられ、ルークは初めて起動させ、ブルーの光剣が蘇る。

 

ある日、偵察から帰る途中のルークを、獣のワンパが襲う。ワンパは倒れたルークを住みかに連れ去るが、ライトセイバーを使って逃げ出す。襲われた影響と寒さで体力は奪われ、意識を失いかける。そこにハン・ソロが助けに現れるが、ハンが乗ってきた獣のトーントーンも寒さで倒れてしまう。ハンはルークのライトセイバーを使ってトーントーンの腹を切り裂き、温かさが残る腹の中にルークを押し込む。ハンがルークのライトセイバーを使うのは、これが最初で最後であり、ルーク以外がこのライトセイバーを使ったのも、これが最初である。

その後ルークは新しいライトセイバーを作るが、オビ=ワンのライトセイバーとそっくりなものとなる。

カイロ・レンはフォースを使って雪に刺さったルークのライトセイバーを奪おうとするが、立ち上がっていたレイのフォースに引き寄せられ、レイの手に収まる。初めてレイがライトセイバーで闘い始める。レイのフォースが覚醒を始め、レイはカイロ・レンにダメージを与える。そして、レイとカイロ・レンの間の地表が割れはじめ、ダーク・サイドとライトの分かれ目が現れる。レイとフィンはミレニアム・ファルコンで現れたチューバッカに救われる。

 

その後、レイはルークに会い、ルークの目の前にライトセイバーを差し出す。

ここまでが、現在まで分かっているルークのライトセイバーの生涯であり、これまでの経緯である。

ルークのライトセイバーは父親アナキンが作り、アナキンの手から離れて19年後にルーク(19歳)に渡され、その3年後にヴェイダーとの一騎打ち(ルーク22歳)で行方不明になり、31年後にレイにより蘇る。ルークのライトセイバーは、アナキンが作ってから26年間使われ、31年間の沈黙状態となり、作られてから57年目にレイに渡る。幾多の闘いを経験し、歴史を感じる。スターウォーズシリーズを通して、このような息の長いライトセイバーは他にはなく、やはり何かを持っていると思われる。

このルークのライトセイバー・・・注目してもらいたい点がある。それは、ルークのライトセイバーを使った者は、『痛い目に合う。大怪我をする』ということ。

アナキン:ドゥークに右腕を切られ、師弟対決で左腕と両足を失い、ダース・ヴェイダーになる。

ルーク:ワンパに襲われる。右腕を切られる。ジェダイを育て始めるが、一人の青年に裏切られジェダイ候補生を全て失う。

ハン・ソロ:一時、冷凍保存される。息子はダーク・サイドに魅了され、ダース・ヴェイダーの虜となり、後に息子に殺される。

フィン:カイロ・レンのライトセイバーで背中を切られ、瀕死状態になる。

これからレイがルークのライトセイバーを使うかは不明だが、今後レイも怪我をしたり痛い目にあうのかもしれない。

アナキンによるジェダイ抹殺で浴びたであろう多くのジェダイ達の怨念が宿っているのか?
アナキンがフォースを使ってライトセイバーに収めたアデガン・クリスタルに、何か秘密があるのか?
ライトセイバーにもフォースが宿っていることは確かである。

ルークのライトセイバーは、危険な存在なのかもしれない・・・

 

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