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手足口病に大人がかかった場合の症状と経過 実例を検証!
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手足口病は主に子供がかかる病気です。しかし、大人も感染することがあり、その症状は重くなりやすいようです。
今回は実際にかかった方の経過を追いながら、大人が感染したときの症状を見て行きます。
体質や生活習慣によって異なりますが共に重い症状になったケースです。
手足口病の感染について
手足口病の簡単なおさらいです。
基本的な症状についてはこのブログの記事手足口病は初期症状に注意! 子供がかかるウイルスです!を参照してください。
感染経路は主に飛沫感染、接触感染、糞口感染の3つのパターンが考えられますが、
大人が感染する場合は糞口感染が多いようです。
家や保育施設でのオムツを交換する時にウイルスが含まれた便に接触して、その後十分な手洗いが行われなかった場合に感染することが多いのです。
その他、飛沫感染、接触感染も普段から手洗い、うがいを徹底することと、健康に留意した生活をしていればかなりの予防になります。
それでも感染してしまった時は速やかに病院に行きましょう。
基本、何科に行っても良いのですが、今回紹介するケースでは近くの医院ではわからなかったケースもあります。
そんな際にどのような行動をすべきかも参考になりますからじっくりと経過を追っていきましょう。
手足口病に大人がなった場合の事例①
では事例を見て行きましょう。
手足口病の特徴は2~3mmの水疱性発疹が口の中、手や足、手のひらと甲、足の裏と甲、に出て痛みを伴う事もあり、熱が出るケースは3分の1ほどでした。
子供の場合は軽く済んで自然治癒してしてしまうケースも多くありますが、大人の場合は高熱が出て症状が重くなることがあります。
今回は共に熱が出た例です。
では最初の事例です。
◆事例①発症から病名がはっきりするまで
40代サラリーマン男性
1日目
帰宅後、踵に痛みを感じて見ると、小さな水泡が見つかる。
掌にも3つほどの水疱があるのに気付く。
痛みはそれほどではなかったのでそのまま就寝してしまう。
2日目
起床後、喉に少し痛みを感じる。
舌にも少し痛みが広がっているようだ。
軽い風邪だと思いそのまま出社する
会社に着いてから体のだるさが増してくる。
午後から関節に痺れを感じて、普通の風邪ではないと思い早退する。
自宅近くの医院(内科)で診療を受けるが、風邪と診断される。
この時点で熱は37.9℃あった。
3日目
起床すると足の裏の痛みが増していて歩行も辛い状態。
会社を休み、皮膚科に行く。
皮膚科医では原因がわからず、軟膏を処方されて帰宅。
納得できずに自宅でネット検索し、手足口病では?と疑問を持つ。
4日目
手足の水疱はさらに悪化、痛みも増し、拡がる。
市民病院に行き皮膚科で受診、手足口病と判明。
この男性の場合は手足口病と判明するまでにかなり時間がかかりました。
身近な医師が病状を断定できなかった例です。
痛みの特徴としては
・痺れたような痛み、マメが出来た時のような痛み
・歩行も辛いレベルの痛み
水疱の大きさは
・2~3mmとされているがばらつきがある。
・米粒大、5㎜など、近くの水疱が合わさってしまう時もある。
このケースでは以下の点を気を付けましょう。
①風邪の症状と似ているが、手足や口の様子に注意する。
②近くの医師では手足口病を診断できない場合がある。
③風邪と違う症状を少しでも自覚したらすぐに大きい病院で診断を受ける。
手足口病に大人がなった場合の事例②
今度はピークを越えてある程度症状が緩和されるまでを追ってみます。
◆事例②発症から症状緩和までの経過
30代女性ダンス教室経営
1日目
ダンス教室でだるさと熱っぽさを感じる。
2日目
だるさが残るも家事等に忙しく過ごす。
3日目
午後から体が異常にだるく、ダンス教室の事務所で横になる。
帰宅後、39.5°の発熱、悪寒とともに立ちあがるのも辛いほどの状態に。
4日目
インフルエンザと思い、近くの医院で検査を受けるも陰性。
かぜ薬と解熱剤を処方されて帰宅。
解熱剤は一時的にしか効かず、高熱が続く。
5日目
熱は下がり始めたが、手にチクチクした痛みが出る。
掌に小さな水疱がたくさんできており、それが痛みの原因のようなので、病院へ行く。
ここで手足口病と診断される。
この時は唇にも水疱ができ始めていた。
処方されたのは抗生物質とうがい薬。
帰宅後就寝するも痛みとともにかゆみも出始める。
6日目
かゆみは少し治まったが、激しい痛みが襲う。
手は物を握れないくらいに、足はまともに歩けないくらいの激痛が。
1日家で過ごすが、食事で箸を使うのも辛いほどに手の痛みが悪化。
7日目
ほんの少し手足の痛みとかゆみが和らぐ。
しかし、ダンス教室へは出ずに家で過ごす。
喉は食べ物を飲み込む時にヒリヒリした違和感を感じるも手足ほどの激痛は無かった。
8日目
手足の痛みはさらに治まってきましたが、パソコンのキーを打つのに躊躇する痛みが残る。
教室には出てみて少しずつ日常に戻ろうと努力する。
9日目
自宅で過ごす。
症状は少し和らぎ、歩行の時の痛みが少し引く。
手の皮が厚くなった感じがする。
10日目
痛みがほぼ無くなり、日常生活はほぼ正常に戻る。
11日目
かゆみも消え発疹が壊死した表皮の角質が皮膚表面で凝固し痂皮化し始める。
痛みやかゆみの症状は消えても肌のダメージはかなり残ります。
後日わかった事ですが、この女性は他の大人の男性に手足口病を移してしまっています。
痛みが和らいできて教室に出た時に移してしまったようです。
さらに後に爪が自然にはがれ始め、新しい爪に生え換わり始めます。
この事例で注目すべきは
①高熱が出るケースもある。
②処方された薬は症状を一時的に和らげるだけ。
③治っても皮膚ダメージが残る事がある。
④手足口病と診断されたら他への感染を考慮しある程度休むことも考える。
と言う事がわかります。
また二人の症状と経過から、
・疑問に思ったら近所の医者に固執せず、病院での診察も受ける。
・ネットでも調べてみる。
と言う事が大切だと分かりますね。
手足口病は大人がかかるケースが増えていると言ってもまだまだ少数です。
身近なお医者さんが十分な知識や診察経験がない場合もあるので、大きな病院で診察を受けるか紹介してもらうことが大切です。
大人が手足口病にかかった場合の症状と経過を2例紹介しましたが、もしかしたら?と思った時の参考にしてください。
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