2014年11月18日
■パス技術の重要性
バスケットボールのオフェンスのなかで、やってはいけないプレイは何でしょうか。
それは「ターンオーバー」です。
ターンオーバーとはオフェンスがシュートで終わらないものを指します。
スティール、オフェンスバイオレーション(3秒、5秒、24秒)、オフェンスファウルなどがそれに当たります。
そのターンオーバーのなかでも、もっともよくないのはスティールです。
バイオレーションやファウルでは相手に攻撃権が渡りますが、準備して守ることができます。
ですが、スティールの場合は速攻につながりやすく、シュートを打てないどころか、簡単に点を取らせることになりかねないのです。
そういうスティールをもっともされやすいのが、パスです。
また、パスがオフェンスのなかでもっとも行われるプレイです。
ですから、試合に勝つためには、パス技術がとても重要なのです。
そのパスをきちんと通すための3つのポイントをお伝えします。
■ポイント1:フェイク
パスするときは、基本的にフェイクを入れましょう。
フェイクを入れなければパサーのディフェンスやレシーバーのディフェンスにスティールされやすくなります。
フェイクには2種類あります。
1つはパスフェイク。とくにポストプレイヤーにパスを出す際には、かならずパスフェイクを行いましょう。
もう1つは視線フェイク。ドリブルしながらのパスでは、視線によるフェイクが有効です。ノールックパスは、典型的な視線フェイクのパスです。
■ポイント2:ディフェンスが取れないところに出す
パスはディフェンスが取れない、もしくは取りづらいところに出すことも大切です。
たとえば、ジャンプしても届かないパスであれば、ディフェンスは取れません。
速攻でオフェンスプレイヤーが一人前に走っているとします。
それを追いかけるようにディフェンスプレイヤーがいるとします。
ディフェンスプレイヤーが届かなくて、オフェンスプレイヤーが取れるところにパスすれば通すことができます。
ポストにパスするときに、高いループをかけてパスするのも、ディフェンスが届かないパスです。
また、足元のパスはスティールがほぼ無理です。
手では届きづらいですし、足で止めればキックボールになってしまいます。
バウンズパスを身につけるよう練習するのはこのためです。
ポストへのパスや、アウトナンバーでのアシストパスなどには、バウンズパスをよく使うことになるでしょう。
ほかにも、頭の周りはディフェンスが取りづらいところです。
顔の上や横などをパスコースとして利用できるようになれば、針の穴を通すようなパスも出せるようになります。
■ポイント3:スペースへ出す
パスをスティールされてしまう理由の一つに、ディフェンスのディナイに引っかかってしまう、というものがあります。
パススピードに課題がある場合もありますが、パスをスペースに出せていないことも理由になるでしょう。
レシーバーがカットやスクリーンを使ってディフェンスを外したとします。
このとき、オフェンスがパスを受ける位置に来たときにパスを出し始めていては遅く、ディフェンスにスティールされてしまいます。
オフェンスがパスを受ける位置に来るタイミングで、ちょうどよくパスが届くようにするのです。
そうすれば、遅れてきたディフェンスがパススティールすることはできません。
つまり、パサーはオフェンスがいるところではなく、オフェンスが動くスペースにパスを出すのです。
このようにスペースへパスする意識を持つことが、パススティールされないためにも、よいアシストパスを出すためにも大切になります。
これら3つのことを意識して、パスを出したり、パスの練習をしてみてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
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