犬にダイエットが必要?まずはチェックしてみよう!
犬が太っている、またはダイエットが必要かの目安として「ボディコンディションスコア(BCS)」という体型チェックの基準があります。これによると、犬の適正体型は「少しくびれがあり、優しく触るとあばら骨が感じられる」ことがベストだそうです。くびれが全く、触ってもあばら骨が全然感じられなければ肥満、逆に目視でもあばら骨が分かる場合は痩せすぎになります。
犬にダイエットはかわいそう…太っていると何がいけないの?
- 体に負担がかかる
- 病気を引き起こす
- 運動しなくなりさらに肥満になる
などが挙げられます。肥満が引き起こすものとして、心臓への負担、呼吸器への負担、関節への負担や椎間板ヘルニア、高血圧、糖尿病、さらには麻酔が効きにくくなるといった弊害もでてきます。人間は自分の意識や計画でダイエットができます。
しかし、犬にとっては食事をコントロールするのは飼い主さんです。ですので、犬が肥満であるということは飼い主さんの責任なのです。かわいいから、欲しがるからといってオヤツをあげすぎてはいませんか?ドッグフードの量は適正ですか?
では、肥満の犬がダイエットを成功させるにはどうすればよいのか、順に見ていきましょう!
犬のダイエットを成功させるための考え方
- パーセントで考える
- ストレスを与えないようにする
人間のダイエットと犬のダイエットは違います。小型犬の場合、人間とは体重も全然違いますし、減量すべき量も違います。同じ1kg減らす場合、50kgの人間なら体重の2%、5kgの犬ならば体重の20%にもなります。
ですので、減量の量は重さではなく、現在の体重に対してのパーセントで考えてゆっくりと減らしていきましょう。獣医師によると、体重の15%を減らすには8週間程度かけるのが適度なペースと言われています。
また、犬にとってストレスにならないことも大きなポイントです。毎日の楽しみである大好きなごはんやおやつが少なくなったと感じたら、犬はストレスを感じます。犬が気付かないくらいの方法でダイエットすることが成功の秘訣でしょう。
運動による犬のダイエット方法
まず思いつきそうな、犬のダイエット方法として、「お散歩の距離を増やせば良いんじゃないの?」と思いますよね。しかし、肥満の犬の場合、たくさん歩けば関節や心臓に負担がかかり、さらに健康を害してしまう恐れがあるので禁止です。
運動だけでダイエットしようとすれば、1日14kmのお散歩が必要だそうです。これはワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても無理ですよね。運動によるダイエットは、食事によるダイエット方法である程度体重が落ちてから、筋肉をつけて引き締めるために行うものと考えましょう。
食事による犬のダイエット方法(メイン)
犬のダイエットにおいて、食事を減らすダイエット方法がメインになってきます。飼い主さんはドッグフードの袋に記載されている量などを基準にして与えている方が多いのではないでしょうか。しかし犬にはもちろん個体差があり、袋に記載されている量は平均値に基づいて計算されているので、あなたの愛犬にとって適正な量とは限りません。
ちなみに、表示されている量は1日分の量です。意外と少ないな?と思う人もいるかもしれませんが、1回分ではありませんのでご注意を。「表示の量をあげているけど…愛犬が太ってきたかな?」と感じたら、少しずつ食事の量を減らしましょう。
ここでのポイントは、犬がごはんの量が減ったことに気付かないようにすることです。また、回数を増やすことも犬は喜びます。今まで1日2回だったごはんの時間を、1日3回に増やします。(もちろん1日に与える総量は減らします)
具体的な方法を挙げると、1回分のドッグフードから5粒減らすとします。すると、1日3回では5粒×3回=15粒減らせることになります。このように、少しずつ、犬が気付かずストレスにならないようにして継続できれば、もはやダイエットは成功したと言っても良いでしょう。
習慣による犬のダイエット方法
- 食べにくい形の食器にして、早食いや食べ過ぎを防ぐ
- 食事の他にも楽しいことをみつける
普通の食器では、早食いが得意なワンちゃんはすぐに食べ終わってしまいます。すぐにおかわりを要求するかもしれません。これでは犬のダイエットになりませんよね。なので、早食いを防ぐため犬用の食器に突起がついていて、食べにくく工夫されているグッズも発売されています。
食べきるまでに時間がかかれば、少しの量でも犬は満足感を得られるでしょう。こうしたグッズを上手に犬のダイエットに利用するのも良いかもしれませんね!また、食事しか楽しみがないワンちゃんの場合、たくさん食べることによって楽しみを感じている場合もあります。
ふだんから、愛情たっぷりと話しかける、スキンシップをとる、散歩に連れ出す、ゲーム感覚で芸を教えてみる、などごはんやおやつ以外にもたくさん楽しみを与えてあげましょう。食事への執着心が抑えられたり、食べる量が減ったりするかもしれません。
犬がダイエットしても痩せない場合
この場合は、病気の可能性があります。具体的には甲状腺機能低下症により代謝がうまくできず、太ったようにみえる場合があります。ダイエットで食べる量を減らしても、なかなか痩せない場合は必ず獣医師に診てもらいましょう。
おさえておきたい!犬のダイエットのコツ
- 飼い主が強い意志とリーダーシップをもつこと
- ダイエットしていることを犬に気付かせないこと(ストレスを与えないこと)
犬のダイエットでやってはいけないこと
- 急激に体重を減らすこと
- 肥満のままたくさん運動をすること
以上に気をつけて、犬のダイエットにチャレンジしてみましょう。愛犬が健康で長生きできるように、飼い主ができることはきちんと実行していきましょう!
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