このサイトは、私がコリン性蕁麻疹を寛解状態にするまでに行ったことや、コリン性じんましんの人が試してみるべき事柄をメモしたサイトです。
コリン性蕁麻疹にかかってから4年目で、あくまで寛解状態であり完治ではないのですが、かつては「死にたい」と思ってしまうくらいに酷かったあのピリピリ感・チクチク感も、今では、
「ふん、雑魚め!」
と鼻で笑えるくらいの軽微な痛痒さで済むようになっていますし、チクチクよりも少しカッカと熱くなるような、少し違和感を感じる程度の感覚に変わってきています。
皮膚科でステロイドや抗ヒスタミン剤を処方してもらっても治らない人も多く、特効薬が今のところ存在しないこの病気。
私が行った皮膚科の病院の医師はこの病気を知らなかったようで、最初に診察してもらったときは「乾燥が原因だ」と言われ、保湿剤を出されました。
しかししばらくの間、処方してもらった薬などで乾燥肌対策をしても治らず、帯状疱疹や水疱瘡かとも思ったのですが、調べてみても症状が一致していませんでした・・・。
その後インターネットでコリン性蕁麻疹の症状を見て、「まさにこれだ」と思い、自ら医師に申告したことで、アレルギー性皮膚疾患用の薬を出してもらうことができました。
近所にコリン性蕁麻疹に対しての知識がある皮膚科がなければ、町医者ではなく大きな総合病院に行った方が良いかもしれません。
中には20年間もこのチクチク地獄に悩まされている方もいるということを知り、「不治の病やんけ!難病指定しろや!」と憤慨したり、自殺頭痛とも呼ばれる群発頭痛の辛さがちょっとだけわかったような気がしたりもしました。
コリン性蕁麻疹は症状や有効な対策にかなり大きな個人差があるようで、とにかくコリン性蕁麻疹を患った先人たちが症状を緩和するために行ってきた方法を片っ端から試して、自分に合っているかどうかを見極めていくしかないと思っています。
私も今、自分なりの対処法をようやく見出し、「もうちょっとで治りそうかも?」といった段階まで来ましたが、それまでに様々な方法を2週間単位で試し続けてきました。
自分がコリン性じんましんだと判明したばかりのうちは、「色んな対処法を試して自分に合うものを見つけよう」などという意識はなく、ホラー映画を見て驚いたり、サッカー日本代表や侍ジャパンの試合を見て興奮したりするだけでチクチクし始める体にただ絶望しているだけでしたが、絶望を通り越して怒りに変わってきたころ、ようやく、
「世の中に存在するコリン性蕁麻疹対策をすべて試して、この病を俺の体から駆逐してやる!」
という意思が沸き上がってきました。
2週間という期間設定は、
・病院でもまずは2週間分の薬を処方をされて様子を見ることが多い
・なるべく早く自分に効く方法を見つけたい
・期間を設定しないとモチベーションが下がって、たいして効かないと分かっている治療法を怠惰に使い続ける生活に逆戻りしてしまう
・全身に痛みが走りやがるので2週間もたてば効果が分かる
という自分なりの感覚から決めただけです。
私が4年目という比較的早い段階でコリン性蕁麻疹の快方を感じることができているのは、この「期間を決めて片っ端から試してみよう」という意識のおかげだと思っています。
このページには、
1.具体的に何をして、寛解状態に至ったのか 2.コリン性蕁麻疹の症状を緩和するために良さそうなことのメモ
を書いています。
必要な部分だけでも読んでいただいて、何か一つでも皆さんの症状改善に役立つことができたら幸いです。
具体的に何をして、寛解状態に至ったのか
1.アレグラFXの服用
第2類医薬品指定の市販のアレルギー性疾患薬です。
効能には許認可の関係なのか花粉症などの鼻炎症状の抑制としか記載されていませんが、皮膚科で蕁麻疹に処方されるアレグラと同じ抗ヒスタミン成分であるフェキソフェナジン塩酸塩が含まれています。
私は以前は皮膚科で処方されたタリオンという別のアレルギー症状を抑える薬を服用していましたが、タリオン錠の方が若干強いとされているらしい代わりに副作用である眠気も出やすかったため、市販のアレグラFXに変えました。
抗ヒスタミン薬はただアレルギーの症状を緩和するだけで、根本治療にはなりません。
さらに言えば、私の場合は服用したところであまり効果を感じられませんでした。
重症の場合にはアナフィラキシーショックを起こして失神したり死亡することもあるという話を聞き、とても怖かったので、この後に言及する筋トレやジョギングでわざと汗をかくという減感作療法を行う時に、予防のつもりで服用していただけでした。
寛解状態になった今ではほとんど飲んでいませんが、減感作療法を始めた頃に使用していたので記載しました。
ただし、私は小学生~中学生のころ喘息持ちのうえ鼻炎を患っていて、大人になってから行った皮膚科で、
「あなたはアレルギー体質で、昔の鼻炎アレルギーが今は皮膚にあらわれているみたいですね」
と言われたことがあるので、あのチクチクとした痛みが和らがなかっただけで、実は何らかの形で効果が出ていた可能性もぬぐえません。
2.ピアソンHPローション & ピアソンHPクリーム
こちらも第2類医薬品でヘパリン類似物質配合の「血行促進・抗炎症・保湿」作用がある塗り薬です。
私は元々乾燥肌ではありましたが、コリン性じんましんの症状が出る半年前くらいから皮膚の乾燥による痒みがひどくなってきているなと感じていました。
特に頭皮の痒みがずっと続いていて、その後にまずは頭皮からあのチクチクとピリピリが始まり、辛い物を食べて頭に汗をかくだけで掻きむしりたくなりような痛痒さが広がりました。
コリン性じんましんの症状が本格的に始まってからは、皮膚にところどころアトピーの様に乾燥しガサガサした部分ができ始め、特にその部分に強く痛みとかゆみが現れるようになりました。
これも皮膚科で処方されたヒルドイドローションとヒルドイドソフト軟膏を使っていたのですが、なんせ頭皮・首・胸・背中・ふともも・腕・お尻など、体中に湿疹のようなものや斑点があらわれるのですぐに使い切ってしまい、そのたびに皮膚科に行くのが時間的に不可能だったので、ヒルドイドのジェネリックであるビーソフテンとほぼ同じ成分で同じ製薬会社が製造している市販薬のピアソンHPに切り替えました。(一番初めに処方されたステロイド系の塗り薬は、長期戦になりそうだったので副作用が怖くてやめました)
処方箋無しでアマゾンですぐに通販購入できるのでとても楽です。
私の場合、ヒルドイドでもピアソンHPでも、塗るとピリピリ感やチクチク感が減少します。
これも根本治療にはなっていないと思いますが、搔きむしったりすることによる見た目の悪化を防ぐことができますし、あの地獄のようなチクチクとした痛みが減少するのですごく楽になります。
風呂上りに、クリームタイプは体に、ローションタイプは頭皮と顔に使っていました。
今でも、少しでもピリピリしたり乾燥している箇所には塗るようにしています。
3.筋トレ & ジョギング・ランニング
アレルゲンに体を慣れさせて、アレルギー反応を減少させる「減感作療法」を行うために、筋トレやジョギングなどを生活習慣に取り入れました。
ここで紹介している項目をすべて同時進行で行っていたため、どれが効いたのかまたは全てに効果があって相乗的に改善に寄与したのかははっきりとは分からないのですが、感覚的に、これが一番効果があったと思っています。
自分の場合、サウナスーツを着たり入浴したりして体の外側から温めて汗をかくよりも、運動をして体の内側から熱を発生させて汗をかくほうが、コリン性蕁麻疹の痛みが強く出ます。
高温風呂に入浴したり単に室温を上げたりする場合には、体の芯から温まるという感覚、つまり深部体温の上昇がないような感じでした。
汗は出るので、汗腺トレーニングにはなっていたとは思うのですが、コリン性蕁麻疹のチクチクした痛みはあまり強く出ませんでした。
もともと基礎体温・平熱の低い低体温体質で、さらにここ10年くらいはニートや引きこもりのような運動不足を通り越してほぼ無運動な生活を送っており、入浴もシャワーで済ませていたため、夏以外には汗をかく習慣がほとんどなかったことも、コリン性じんましんになってしまった一つの要因かも知れません。
そんな色々な意味でなまった体を鍛え、アレルゲンに慣れるために、ジョギングは気が向いたときにたま~に走る程度ですが、筋トレは各部位ごとに週に4日行っています。
特に大胸筋や背筋や腹筋や大腿筋群などの大きな筋肉を使うと、わずか10回もしないうちに例のコリン性蕁麻疹独特の痛み、それも激痛に襲われます。
症状の重い方は、意識障害などを起こさぬように十分に気を付けてください。
参考までに、私は胸筋はダンベルプレス、背筋はデッドリフトとベントオーバーローイングとシュラッグ、腹筋はレッグレイズとニートゥチェスト、大腿群はスクワットで鍛えています。
ひょろひょろのもやし体型だった私にも徐々に筋肉がつき始め、基礎代謝が良くなってきたことで基礎体温も上昇してきて、何もしていない状態でも体がポカポカしていることが多くなりました。
ほとんどかいていなかった汗もかきやすくなりましたので、減汗性コリン性蕁麻疹の方には特におすすめです。
熱めの湯船に長く入るよりも、筋トレをちょっと行うだけの方が強い痛みが出るあたりに、何かこの蕁麻疹の原因を解明するカギがあるような気がしています。
また、運動はストレスの発散にもなるため自律神経も整ってきたのか、睡眠の質が高くなり、生活リズムも正常に戻りました。
ただし、再度言いますが、初めのうちは普段の数倍のチクチク感に襲われると思いますので、気を付けてください。
金時生姜のサプリメントを、上記の筋トレやジョギングを行う際に、プロテインを溶かしてレンジでチンして温めた牛乳と一緒に飲んでいます。
筋トレを始めた頃に、「体の内側から温めて汗をかき、その時のアレルギー反応に慣れる」ことの重要性に気づき、体を温める食べ物はといえば、ということで冷え性の方でも飲んでいる人が多い金時生姜のサプリメントを飲むことにしました。
粉末の物もありますが、何か生姜味に合う飲み物に溶かさないといけないのと、外出先で飲みにくいので、金時生姜の恵みという錠剤型のサプリメントを愛用しています。
秋が深まってくる頃から冬の終わりまでの汗をかきにくい時期に使用しているのですが、この生姜サプリと筋トレのおかげか、高校の部活ぶりくらいに顔から汗がしたたり落ちるという経験をしました。
筋トレを行わない時でも、温かい飲み物と一緒に飲むと体がポカポカしてくるのを感じます。
生姜系のサプリメントはいろいろあるので、他にも良い商品はたくさんあると思いますが、私の成功体験としてご紹介できるのはこれだけです。
一度は金時生姜の恵の公式サイトに目を通してみることを強くおすすめします。
げんき製薬の金時生姜の恵
5.加湿器をつけてぐっすり寝る
コリン性蕁麻疹は自律神経の乱れが原因ともいわれているので、睡眠不足を改善したり、睡眠の質を高めることも重要です。
湿度の低い冬場に加湿器をつけて寝ると、コリン性蕁麻疹のせいで体にできたアトピーのような湿疹やガサガサがマシになりました。
生姜サプリを飲んで筋トレを継続したおかげで基礎代謝が上がり、冬でもちゃんと毛布を掛けて寝れば寝汗をかくようになり、寝ている間に汗アレルギーに対するトレーニングができるようになりました。
最初の頃は寝汗で体(特に背中)がチクチクして深夜に目が覚めてしまうこともありましたが、体が徐々に慣れてきたためか、チクチクに起こされることもなくなりましたし、日中に汗をかくような場面に出くわしても、以前のような声をあげたくなるような耐え難い痛みではなくなりました。
以上の5つが私がコリン性蕁麻疹を寛解状態に抑えるために行ったことや、今も習慣的に行っていることです。
こうやって書きだすと大したことがないように思えますが、ここに辿り着くまでに様々な方法を試しましたし、「もう一生この病気と付き合っていくしかないのかもしれない」とか「治らないなら死にたい」などとまで考えたりしました。
まだ完治までは至っていませんが、あの頭がおかしくなりそうなほどのチクチク地獄から解放されただけでとても前向きな気持ちになることができました。
今なかなか快方に向かわず悩んでいる皆さんも、どうかあきらめずに、自分に合う対処法を探してみてください。
もしこの中で一つでも皆さんに合うものがあったなら幸いです。
コリン性蕁麻疹の症状を緩和するためにできることのまとめ
・使う薬を変えてみる
禁忌がある薬もありますので、必ずお医者さんに相談してから服用する薬を決めてください。
コリン性蕁麻疹を詳しく知らない医師もいるので、セカンドオピニオンを求めて他の病院に行ってみるのも一つの手だと思います。
ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬は対症療法となるので、体質改善などの根本治療にはならないと思いますが、コリン性蕁麻疹の症状が重いと熱気のこもった通勤ラッシュの満員電車に乗って会社に行くことすら苦痛になることもあるので、自分に合う、症状を抑えるための薬を探すこともとても大切だと思います。
以下はアレルギー性疾患に用いられる薬の一例です。
ザイザル(レボセチリジン)(H1ブロッカー)
ホモクロミン(ホモクロルシクリジン)(H1ブロッカー)
ポララミン(d-クロルフェニラミンマレイン酸塩)(H1ブロッカー)
アレロック(オロパタジン)(H1ブロッカー)
ジルテック(セチリジン)(H1ブロッカー)
プロテカジン(ラフチジン)(H2ブロッカー)
ガスター(ファモチジン)(H2ブロッカー)
クラリチン(ロラタジン)(H2ブロッカー)
アレジオン(エピナスチン)(H2ブロッカー)
オノン(オノンカプセル)(抗ロイコトリエン薬)
抗ヒスタミン剤にはヒスタミンH1受容体拮抗薬(H1ブロッカー)とヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)があり、H1ブロッカーは花粉症や鼻炎や蕁麻疹、H2ブロッカーは胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化性潰瘍の治療に用いられる事が多いですが、場合によってはH2ブロッカーが蕁麻疹の治療に用いられることもあるようです。
また、第一世代と呼ばれるものと第二世代と呼ばれるものがあり、第一世代の薬の方がコリン性蕁麻疹に関与していると考えられているアセチルコリンがアセチルコリン受容体に結合するのを阻害する「抗コリン作用」が強いものが多いようです。
しかし、アセチルコリンがこの蕁麻疹にどのように関与しているのか完全に解明されていない以上、抗コリン作用がコリン性蕁麻疹の症状を抑えるのに良いのか悪いのかも分かりませんし、抗コリン作用による副作用もあります。
再度言いますが、薬を変更する場合には、必ず医師と相談してください。
個人的には、対症療法は生活の質を保ったり、減感作療法のための体力や自己治癒力の維持に利用する範囲にとどめるのが良いと思っています。
反対に、今服用している薬を止めてみるという手段もあります。
降圧剤をやめたらコリン性蕁麻疹が治ったという話もあります。
しかし、あくまで可能性があるという話でしかありませんし、降圧剤を処方されているということは、当然何らかの理由があって血圧を下げる必要があるということです。
それを止めるのはとてもリスクのあることですので、生活のクオリティを上げるにはどうすれば良いのか、優先順位を信頼できるお医者さんと相談して決めてみてください。
上記の薬はいわゆる西洋医学ですが、自己治癒力や体質改善に焦点を当てた、漢方などの東洋医学を試してみるのもよいと思います。
その場合には、漢方皮膚科で相談してみてください。
生姜が使われている漢方で楽になったという口コミ・体験談をちらほら見かけますが、私の金時生姜サプリメントでの成功体験と合致するので、やはり個人的には一度生姜系の漢方やサプリメントを試してみることをおすすめします。
生姜の味自体が好きで、面倒に思わず継続できるのであれば、生姜をご自分で調理して食べるのもいいと思います。
・生活習慣を変えてみる
一番のおすすめは減感作療法として既に述べた汗をかく習慣を取り入れることです。
しかし、自律神経の乱れからくる免疫系の異常の可能性もありますので、もうとにかく健康的な習慣を片っ端から取り入れてみるのも一つの手だと思います。
蕁麻疹で皮膚科に通院してもダメだった時に、心療内科に行く方が多いのもこの自律神経の乱れが理由でしょう。
納豆やヨーグルトを食べてみる、お酒やたばこをやめてみる、早寝早起きしてみる、昼夜逆転生活を変えてみる、シャンプーやせっけんやボディーソープを変えてみる、食品添加物に気を付けてみる、化粧品や美容品を変えてみる、柔軟剤や洗濯洗剤を変えてみる、などなど、とにかく自分が生活の中でどういう時に調子が良く、どういう時に症状が悪化しているのかを意識し把握して、そこを変えてみてください。
自律神経を整えるには、交感神経と副交感神経のバランスが重要になりますが、それを改善するには生活習慣の改善が欠かせません。
私も「関係無いんじゃないかな」と思いながらも、納豆やヨーグルトを食べたり、石鹸が染みるのでお湯で洗い流すだけにしてみたり、寝室や布団を快適な状態に保って睡眠の質を上げてみたりと、いろいろなことをしていました。
医学でもコリン性蕁麻疹のメカニズムがはっきりと解明されていない以上、とにかく良さそうなことを試してみるしかないと思います。
今までと同じ行動を繰り返していても、同じ結果しか生まれません。
真冬にもチクチクを気にしてダウンジャケットやコートが着れないからパーカー一枚だけでコンビニに行ったり、集中しなきゃいけない場面で緊張による汗で逆に集中力を奪われたり、運転中にヒヤリとして冷や汗をかくだけで針で刺されたような痛みに発狂しそうになったり・・・
そんな現状を変え、あの平穏だった日々を取り戻すために、何か新しい行動を起こしてみてください。
私のオススメ
生姜サプリメントを飲む
カラダがぽかぽかしてくる生姜サプリ金時生姜の恵
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筋トレ or ジョギングで汗をかき減感作療法
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症状が重くて減感作療法がつらい人や日常生活に支障をきたしている人は、自分に合う抗ヒスタミン剤
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乾燥肌で症状が悪化している人は、ヘパリン類似物質配合の保湿剤
公開日:
最終更新日:2017/04/08