アーユルヴェーダという言葉を聞いたことはありますか?
聞きなれない言葉だという人は大半だと思いますが、アーユルヴェーダは古代インド文明から伝わる伝統医学です。
そのアーユルヴェーダを私たちの生活に取り入れやすいようにアレンジしたものが、
今トレンドに敏感な女子の間で話題になっています。

インドには美人が多いと言われている所以はこういったところにあるのかもしれません。
そこで、今回はアーユルヴェーダを日常生活に取り入れる方法をご紹介します。

 

【1.アーユルヴェーダって?】

そもそもアーユルヴェーダとはどういう意味なのでしょうか?

アーユルヴェーダは直訳すると、サンスクリット語で「生命科学」という意味になります。その名の通り「生命を科学する」という概念ですが、現代のアーユルヴェーダは、病気や肌のトラブルを未然に防ぐために必要な食事療法や呼吸法、アロマなどを日常生活に導入することを目的とした概念です。

アーユルヴェーダの最大のポイントは、人間の心身は「ドーシャ」と呼ばれる3つの要素から成り立っているという考え方です。3つの要素はそれぞれ「ヴァータ」、「ピッタ」、「カパ(カファ)」と呼ばれ、この3つの要素は人によって違う割合で構成されています。それが「ドーシャバランス」というもので、私たち一人一人の体質が決められているのです。

 

【2.アーユルヴェーダの体質診断】

以下に、あなたが先ほどの3つのドーシャのどれに該当するのかチェックするための60項目を挙げます。
該当する項目が最も多いドーシャがあなたの体質です。ぜひチェックしてみてください。

ヴァータ(風)



 

・肌が乾燥している

・眠りが浅い

・睡眠不足を感じる

・おなかにガスがたまりやすく、おなかが張っているように感じることがよくある

・末端冷え症で寒がり

・急に動悸が激しくなることがある

・髪の毛からフケが良く出る

・腸が悪く、便秘と下痢になりやすい

・頭痛や腹痛が良く起こる

・日々疲れを感じる

・体重の増減が激しい

・唇が荒れている

・食べるのが早い

・やせ型である

・手足の血管がはっきりと浮き出る

・歯並びがよくない

・どちらかというと早口だ

・熱しやすく冷めやすい

・落ち着きがないと言われる

・覚えるのも忘れるのも早い

 

ピッタ(火)



・汗をかきやすい

・顔に赤みがある

・大食いである

・口内炎がよくできる

・口臭がきついと感じることがある

・胸焼けがよく起こる

・肌に発疹ができる

・目がよく充血する

・冷たい飲み物や食べ物が大好きだ

・口の中がよく乾く

・下痢をしやすい

・体型は標準型

・体に柔軟性がある

・肌のつやはよいほうだ

・日焼けしやすい

・はっきりとした口調で話す

・自己主張が強く、人にも厳しい

・短気

・完璧主義である

・歩き方はきびきびしている

 

カパ(水)



・体が重く感じて何かをするには億劫に感じる

・手足のだるさを感じることがある

・食事に対するこだわりはなく、抜いても苦にならない

・咳をすると痰が絡むことが多い

・眠りが深く、睡眠時間も長い

・湿気と寒さに弱い

・口の中に粘り気がある

・鼻づまりがよく起こる

・すぐ眠くなり居眠りが多い

・なぜかみみず腫れのような発疹ができやすい

・体格はがっしりしている

・太りやすく、体重も重い

・肩幅が広い

・色白で肌は潤いがある

・覚えるのが苦手だが、いったん覚えると忘れにくい

・物腰がおだやかで話し方もゆっくりだ

・物事への執着心が強い

・忍耐力がある

・歩くのが遅い

・むくみやすい

 

【3.ヴァータ体質】

ヴァータ体質の人は冷え症なので、体を温める食事をおすすめします。
鍋料理やスープなどの煮込み料理が良いでしょう。乳製品も合っていますが、牛乳は温めて飲んでくださいね。

また、ダイエットをするなら朝ご飯に果汁の多いジューシーなフルーツを取り入れましょう。
冷え症なので、生姜やシナモンなど体を温めるスパイスを上手に取り入れることがポイントです。

体を冷やしてしまう生野菜やトマトやナスなどの夏野菜はなるべく避けましょう。
ドライフルーツはダイエットに良いと言われていますが、ヴァータ体質の人には合わないため、
生のフルーツを食べるように心がけてくださいね。

ダイエットは半身浴がおすすめです。疲れを感じやすい体質であるため、ゆっくりリラックスをしながらじわじわと体を温める半身浴が非常に合っています。乾燥しやすいので入浴後は人一倍しっかりと保湿することが重要です。

入浴後のマッサージにはセサミオイルがベスト。濃厚で重いアロマオイルを使いましょう。

【4.ピッタ体質】

ピッタ体質の人は消化が早いため空腹になるのが早く、ついつい食べ過ぎてしまうのが難点。
食べ過ぎて消化器の疾患に罹りやすいので注意が必要です。

熱を体に溜め込みやすいため、体を温める食材や香辛料は避けるのが無難です。また、塩分も少なめにするのが良いでしょう。ダイエットするなら、夜にナスやアスパラガス、緑黄色野菜などを使ったサラダを食べることをお勧めします。
フルーツを食べるなら、バナナや桃など甘みの強いものが合っています。

脂肪分は控え目が良いので、揚げ物やナッツ類は避けるのがベター。
唐辛子やにんにくなど匂いのきついものも避けてくださいね。

体に熱をため込みやすいため、半身浴などじわじわと体を温めるダイエットではなく、
水泳で体を動かしながら熱した体を冷ますのがおすすめ。
また、マッサージには熱を逃がす性質をもつココナッツオイルやグレープシードオイルなどを使うと効果的です。

ピッタ体質の人は血気盛んなところが見受けられるため、自然に触れて目を休ませることが重要です。
穏やかな心を持って生活しましょう。

 

【5.カパ体質】

この体質の人の最も悩ましい性質は太りやすいことです。3つの体質の中で最も食事に気をつけなければなりません。
新陳代謝が非常に悪いため、代謝アップのために温野菜にスパイスをかけるなど新陳代謝を促す食事がベストです。
太りやすいため、たくさんの量を食べないためにゆっくりと時間をかけて食事をしてください。

むくみやすいタイプであるため、果糖の多い甘いフルーツや水分を多く含む食材は避けたほうが無難です。
豆腐などの豆製品や乾燥した食材を食べるのがおすすめです。

怠惰な性質があり、食べ物に気を付けていても太りやすいカパ体質の人は、とにかく体を動かすダイエットがよいでしょう。
ダンスやウォーキングなどの有酸素運動を日々の生活に取り入れてくださいね。

入浴後はコーンオイルを温めてマッサージに使用してください。
元々体中の水分が多い体質なので、乾燥等にはあまり躍起になる必要はありません。
とにかく新陳代謝を高める生活をすることをお勧めします。

 

【まとめ】

さて、今回はアーユルヴェーダの考え方を取り入れたライフスタイルについてご紹介しました。

半身浴をしているのに効果がイマイチ出ない、
野菜の生酵素が良いと聞いたから生野菜サラダを夕食に食べているのに
なかなか痩せないなどの経験をしたことがある人は多いと思います。

アーユルヴェーダの考え方に則ると、もしかしたらそのダイエット方法があなたの体質に合っていないのかもしれません。
ダイエットに良いとされるナッツ類やドライフルーツ、半身浴なども体質によっては逆効果となってしまうこともあるのです。

自分の体質をしっかりと見極めて、合わないものと合うもので
上手にバランスをとりながら美しさを手に入れましょう。

 

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