毛穴の収斂効果

 
 

サッポー先生

サッポーです。

今回の講義テーマは「毛穴の収斂(しゅうれん)効果」ですが、どうも毛穴には錯覚という魔物が住んでいるようです。

この魔物の正体を教えて頂いたのは、サッポーご愛用者の“Mayu”さんのご質問からでした。

 
 

毛穴が引き締まる、毛穴が収斂する、肌が収斂する

 
 

“Mayu”さんの素直な疑問です。

 
 

> 教えて下さい。
> 前に美肌塾で、毛穴が大きいのは角質が未熟でやせているから
> だと知りました。よく育ち太った角質で囲まれた毛穴は当然目立た
> ないと。
> 
> では冷水ですすぐと毛穴が引き締まるというのはどう言う事なので
> しょう?
> 冷水を浴びると角質は一時的に大きくなるのですか?
> 
> よろしくお願いします。


 
 

読者の皆様はどのように考えますか?

確かに冷水ですすぐとキュッと身が引き締まった感覚があります。

 
 

「ウン、ウン、そういえば、毛穴が目立たなく見える!」

「収斂化粧水や、拭き取り用化粧水も肌が引き締まり、何となく毛穴も目立たなくなったように思う。」

「肌を引き締めていけば、毛穴は目立たなくなって行くに違いない!
そうなんだ!よーし、頑張るぞ!」

「でも……“角質や肌の細胞が痩せているから毛穴が目立つ”とサッポーは口癖のように言ってるけど……???」

 
 

そうですね。
“引き締める”と“痩せる”は似たようなところがありますが、基本的に異なることです。
しかし、サッポーは“痩せる”と毛穴が目立つと言うし、世間では“引き締める”と毛穴が目立たなくなるという。

 
 

「正直言って私は引き締める方が毛穴は目立たなくなると思う。
だって、見た目がそう言ってるのですから、事実でしょう?」

「まるで正反対!? いったいどちらが正しいの?
それとも肌を引き締めるって、角質が太ること?」

 
 

どうも、ここに住んでいる魔物は、なかなかその正体を見せないようです。
真実を見ていきましょう。

 
 

サッポーの「毛穴が目立たなくなる……」は、収斂作用ではない

 
 
サッポーの

視点

「よく育った表皮細胞や角質で肌が作られたら、毛穴が目立たなくなる……」というサッポーの説明で「あー、そうか」と判ったつもりになっていたのに、冷水でも毛穴が目立たなくなる!?事実がある。

  • これは冷水でも角質が育つということ?
  • 冷水で角質が大きくなるということ?
  • 引き締め・収斂効果というのは、細胞や角質を太らせること?

“Mayu”さんはこんな理解しづらい事実に遭遇してしまったわけですね。
“Mayu”さんの??はとても良く判ります。

サッポーの説明は引き締め効果や収斂効果については、まるで無視したかのように、何も触れてないのですから……。

冷水ですすいでも、角質や細胞が大きくなるわけではありません。
しかし、確かに毛穴が目立たなくなります。
収斂化粧水も毛穴が目立たなくなります。
いずれも一時的な現象のように見えますが、どうしてなの?……というわけです。

比較して解説してみましょう。

≪肌が育つと毛穴が目立たなくなる≫……サッポーの肌が育つケア

肌の面積が一定であれば、その面を作っている細胞一つ一つが痩せて小さくなると、毛穴や肌理の粗さを演出する空間が拡がらざるを得ない。

……これが、細胞や角質一つ一つが痩せると毛穴が目立ち、肌理が粗くなる理由です。
逆に、肌が育つと毛穴は目立たなくなり、肌理が整ってくるという説明にもなっています。

でも、冷水や収斂化粧水で毛穴を引き締めるなんてことが現実に行われています。
冷水や収斂化粧水で、すぐさま細胞が育つわけもなし、大きくふやけることだって考えられません。
でも効果はある!どういうことでしょうか?

≪肌を引き締めると毛穴が目立たなくなる≫

……引き締め効果・収斂効果

これは、簡単に言うと肌の面積が一時的に小さくなるからです。
顔が小さくなるためなのです。
ところが細胞や角質の一つ一つの大きさは変わりませんから、空隙が少なくなります。

つまり、毛穴が小さくなり目立たなくなるわけです。
もちろんほんのちょっぴりですし、一時的な現象としてそうなるだけですよ。
すぐに元に復します。
でも小さくなっている間は、毛穴も引き締まって見える、というわけです。

なぜ小さくなるかというと、真皮層下にある毛細血管と筋肉の緊縮現象による一時的な縮小が起こるからです。
つまり肌の土台部分が引き締まって小さくなるわけです。
もちろんいつまでも緊張しているわけではありませんから、すぐに元通りの肌に戻ります。

いかがですか?違いがわかって頂けましたか?

サッポーの「肌が育つと毛穴が目立たなくなる」のは、本当に肌が変化しないと実現できません。
でも「引き締め効果・収斂効果による毛穴の変化」は見せかけの変化です。
本当に肌が変化しているわけではありません。

 
 

サッポーは、肌が育つケアに関係しない事項の説明を、余り熱心にはしてまいりませんでした。
でも、女心を掴むのはどちらかな?と、一瞬考え込んでしまいましたね。

だって手入れをした時が鏡を見る時、鏡を見た時に良い状態に見えたら嬉しいですものね。

「ウン、これを続けたらきっと肌も変わってくる。」

こんな希望だって生まれるかもしれません。

でも、でも、です。
そのあと毎日がっかりが続くのではダメですね。
やはりここは「肌が育つケア」なのです。

 
 
 
 

次回も、今回と同じように、毛穴にまつわる、私達を惑わす魔物探しをしてみましょう。

一つは“洗浄”に住み着いている魔物、もう一つは“角質の作る影”に住み着いている魔物の講義です。

えっ?何の話かですって?
はい、毛穴の話ですよ。

 
 

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