なかなか治らない思春期ニキビ。洗顔に気を使っても市販薬を塗ってもまたできてしまった!ってことありますよね。
比較的、副作用が弱くて安全な注目のニキビに効果のある漢方薬を、基本ニキビケアと共に紹介します。
思春期ニキビの原因
思春期ニキビの原因は主にホルモンバランスだと言われています。
思春期にはホルモンバランスが不安定なため、男性ホルモンにより皮脂の分泌が活発になってニキビの原因のアクネ菌が増殖しやすい環境が整ってしまいます。
さらに原因はそれだけに限らず、間違った洗顔や乱れた生活習慣と精神的ストレスなど些細なことでニキビが増えてしまいます。
特にできやすいのが、皮脂の多いおでこと鼻筋のTゾーンと呼ばれるところです。人に見えるところだから触ってはいけないと分かっていても、掻きむしったり潰してしまいますよね。
ニキビの基本ケア
ニキビの基本ケアは洗顔と生活習慣です。どちらも肌の生まれ変わりを助けて早くニキビを治すのに重要です。
洗顔方法
- 洗顔ネットを用意して、洗顔料を規定の量まで出してください。
無い場合は手で泡立てても良いですが、ネットの方がふっくらとした泡が作れます。早く治したいからといって洗顔料の量をパッケージに表記された規定以上の量を出しても著しい効果はありません。
昨今はニキビケア用の洗顔料としてアクネ菌を殺菌する成分が含まれている洗顔料が多く販売されています。350円から販売されているので気になった方は試してみるといいでしょう。
- 優しく洗顔
ゴシゴシとこすってしまいがちですが、肌が傷つき新たなニキビの原因となりかねません。
手は顔に当たらないぐらいやさしく泡で肌を撫でるように洗ってください。
- 洗い流す
顔に水をかけていきます。シャワーは水圧が強いため傷つきやすいので、手で水を少しずつかけて洗顔料を残さないようにしっかりと洗い流してください。
- 保湿
たっぷりの化粧水で水分を与え、乳液で保湿をしてください。
皮脂が出ているから乳液は要らないのでは?と思われるかもしれませんが、皮脂は「保湿をするための油分が足りてない」と認識して過剰に分泌されてしまいます。それを防ぐために乳液でしっかりと保湿をしてください。
化粧水も乳液も保湿力に長ける商品がたくさん販売されていますが、値段が高くて買えない場合は100円ショップのものでも構いません。たっぷり肌に栄養を与えましょう。
生活習慣
生活習慣を整えることは、肌の代謝の促進させ新しい肌を生み出すペースを助けることです。
睡眠は特に重要とされており、ニキビからくるストレスも意外と睡眠不足が原因だったりします。22時から2時が肌のゴールデンタイムといわれ、最も代謝が高まる時間帯。
思春期ニキビの出来やすい時期は部活や勉強に追われがちですが、寝る時間になったらスマートフォンを見ない、布団に入る、というだけでも体が寝る準備になるのでおすすめです。
食事は皮脂の過剰分泌を避けるため、揚げ物や肉類など脂っぽいものやチョコレートなど甘いものは控えてください。
そのかわりタンパク質の豊富な豆腐や卵、ビタミンを含む野菜や肌にいいヨウ素を含むこんぶをたっぷり摂取しましょう。おやつをスナック菓子から都こんぶなどに変えてしまうのが親に管理されがちな食生活の中でも気軽ですね。
漢方薬の基礎知識
漢方薬は体のバランスを整える薬のこと。
まさにホルモンバランスの乱れが原因の思春期ニキビにぴったりの薬です。もともとは中国で生まれた薬でしたが、それを日本人に合わせて調合されています。
漢方薬専門の病院や薬局は多くあり、専門家でなくても医師や患者の意向で処方されることもあります。
主に販売されているのは漢方薬のエキスを取り出した顆粒状のもの。顆粒のまま飲んだりお湯に溶かして飲みます。
漢方薬の特徴
東洋薬は「局所的に素早く効く」がメリットですが、漢方薬は症状そのものだけでなく体全体を整えることができます。そのため、原因不明の体のだるさや不眠に処方されることが多いようです。
原因が分かっている病気は西洋薬が有効、原因が分からないものは漢方薬が有効だと言われています。
しかし、デメリットは漢方薬は継続的に服用しなければならないことです。大体毎食前に1包飲まなければならず、そのうえ味やにおいにクセのあるものが多いため非常に飲みづらい薬です。
また値段が非常に高く感じるものもあります。保険適用で安くなる場合もあるので、実際相談しましょう。
漢方薬の購入方法
漢方薬の購入方法は、病院からの処方と専門の薬局での購入と通販での購入、の3つが主な購入方法となります。
- 病院での処方:知識のある医師が処方するため安全な購入方法でしょう。また西洋薬との併用もできる場合もあるので両方からニキビへのアプローチが可能。
- 漢方薬局での購入:漢方薬の知識が深い方が、カウンセリングを行いながらその人に合った処方をします。初回は色々質問されることも多く時間がかかりますが、その人の症状だけでなく生活習慣に合った処方をしてもらえアフターケアも十分あります。
- 通販での購入:最も気軽に購入できる方法です。楽天やamazonなど大手の通販サイトでは多くの漢方薬が扱われています。時間がないときやまずはどんなものか知りたいときにはおすすめの購入方法です。
下記では通販で購入できるニキビに有効な漢方薬をご紹介します。
赤ニキビには清上防風湯
赤みを帯びて痛みや痒みを伴う赤ニキビには清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)がおすすめです。
この漢方薬はニキビの特効薬として用いられるようになった日本独特の漢方薬。熱を抑えて代謝を活発にすることで余分な物を排出、健康な肌を作ります。
ニキビに悩んでいるときに何を買えばいいのか分からない時はこちらから試してみるのがいいかもしれません。
黄ニキビには荊芥連翹湯
赤ニキビの内部に黄色い膿が溜まってしまった黄ニキビには、荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)がおすすめです。
排出できなくなってしまった膿を排出する手伝いをして、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌する効果が期待できます。
胃もたれや食欲不振の副作用が報告されているため胃腸の弱い方の服用はおすすめしません。
黒ニキビには桂枝茯苓丸
赤ニキビが長引いて色素沈着を引き起こしてしまった黒ニキビには桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)がおすすめです。
こちらの漢方薬はシミや痣が出来やすい方、婦人病に悩む方を中心に処方されている漢方薬。血の巡りをよくすることで生理中ののぼせや下腹部の冷えなどを抑えます。
まとめ
ニキビへの基本的なケアと個人で気軽に買える漢方薬3つをご紹介させていただきました。
体質に合っている場合なんらかの不調が改善されますが、そうであったとしても2週間や1ヶ月以上効果がでないこともあります。
漢方薬やその他の薬のみに頼らず、決まった時間に寝たり食事に少しだけ気を使ってみるなど、地道な努力がニキビの無いツルツルなお肌を手に入れる最大の手段かもしれませんね。
最後に忘れてはいけないことは「漢方薬も薬」ということです。
西洋薬に比べ副作用が少ないとされていますが、漢方薬も立派な薬なので副作用は多少あります。副作用で体調を悪くしたら本末転倒ですので、無理して服用せず近くの病院に相談しましょう。