美脚が自慢のあなた!ミニスカートを履きこなしスラリと長く、細くて色白でかっこいいけれど、ケアを怠るとすぐに膝は黒ずんでしまいます。
関節部にあたる膝や、腕ならば肘の部分を意外と人はチェックしていたりします。しかも、それらの部分って黒ずみやすかったりするのです。黒ずんでいると、年齢詐称の疑惑が浮かんでしまいそうになります。
そうならないためにも、日頃から黒ずみ予防はしたいものです。しかし、すでに黒ずんでいる場合はどうすれば元にもどるのかと疑問です。関節部分は他に比べて皮膚が厚いため、軽石やあかすりで擦ると手っ取り早く解決しそうですが、果たしてそれでいいのでしょうか?正しい黒ずみ対策を知って美肌になりましょう。
膝、肘、かかとをケアする軽石
昔から膝や肘、かかとのケアをするとなると軽石が思い浮かびます。
子どもの頃に温泉や銭湯なので、年配の人が石鹸ではない、たわしのようなもので体を擦る場面を見かけると、何をしているのかと疑問に感じたことはないでしょうか。軽石は昔からある美容方法です。
火山が噴火した岩などに含まれる砕屑物の一種に、穴がぶつぶつ空いた岩石があります。
名前の通りに水に浮くほど軽い性質をしており、別名「浮岩」といわれるほど重さがありません。関節部分の皮膚は、他と比べて硬くなっています。かかとなどは角質が角ばってしまい、ガサガサになっているという別の悩みを抱えている方もいることでしょう。
そんな余分な硬化した角質を落とす時に、軽石をこすりつけます。軽石の表面は穴がブツブツと空いているので、そこに余分な角質が引っかかり、削ぎ落とされるとお肌が驚くほどつるつるになっていくのです。
まさに人間やすりのようなものですね。無駄な角質が落とされることで、お肌のターンオーバーも早くなり肌の新陳代謝がより高められます。かかと以外には膝や肘にも使用できるので、ガサガサ間接がつるんとしたタマゴ肌へ変わることが実感できるでしょう。
全身もケアできるあかすり
軽石と似た美容方法に、あかをこすり落とす「あかすり」があります。あかすりは韓国発祥の美容方法です。韓国エステではどのサロンにもコースに載っていますし、自宅で手軽に行うこともできます。
あかすりは皮膚表面をナイロンでやあかすりタオルを使ってこすることで、角質や皮脂などの肌に付着した老廃物をぽろぽろと削ぎ落としていくものです。風呂文化のある日本でも歴史は古く、あかすり師という職業があったほどだと記録に残っています。
効能としては古い角質が取れることでお肌がつるつるになり、新陳代謝が高まります。新陳代謝が高くなると血流がよくなり、痩せやすい体質にもなるので、美容効果だけでなくダイエット効果も期待できます。
膝やかかとは軽石の硬さでも心地よいですが、肘ってちょっと手先まで神経がつながっているのでビリビリきそうで怖いです。そんな時は、肘のあかをこすり落とす方法が良いかもしれません。また、手軽にできるとだけあって、自宅であかすりを行う場合は湯船に浸かりながらするのですが、びっくりするほどアカが落ちるのでお湯が濁って大変なことになります。
家族に迷惑がかからないように、お風呂の順番は最後に入りましょう。
軽石や垢こすりは黒ずみ対策に使ってOK?
さて軽石とあかすりですが、もしもあなたが膝や肘の黒ずみを消したいのであればこの2つの方法は良いといえません。なぜなら膝や肘の黒ずみの原因は、ほとんどが摩擦によって生じた刺激によって起こされたものだからです。
皮膚には外部から刺激を加えられると肌を守ろうとして自己防御作用が働きます。メラニン色素の生成です。紫外線でおなじみのメラニンですが、擦れたり圧迫したりすることでも、日々体内でメラニン色素が生成されています。通常ならばこの生成されたメラニンは、お肌が生まれ変わるターンオーバーによってどんどん新しい皮膚へと生まれて変わっていきます。
しかし、過剰に分泌されたりターンオーバーのサイクルが鈍ったりすると、メラニンが溜まって色素沈着をしてしまいます。それならば、どちらもアカを削ぎ落としていくことだからお肌の新陳代謝が早まり、黒ずみも早く治るのでないかと思いがちです。
しかし、このこすり落とすといった作業が摩擦を生み出していることに着目してほしいところです。
外部からの刺激で治すといったことは強引な治し方どころか、マイナス効果になりえます。しかも、黒ずみを早く治したくて何度も何回もゴシゴシこすると、せっかく新しく再生している皮膚を傷つける可能性が高くなります。そうなると、今度はその部分が刺激から守ろうと硬質化して黒ずみを悪化させることになりかねません。
あくまでこの2つの方法は、皮膚が固くなった余分な角質を軽く落とすだけと割り切りましょう。
肘・膝の黒ずみの正しいケア方法
軽石にしても、あかすりにしても、黒ずみの原因となっているメラニンは皮膚のもっと奥深くに潜んでいるので、メラニンが皮膚ごとポロポロ落ちるという夢のような話はないのです。それよりも、日頃の生活を見直すことが重要になってきます。
そもそも肘や膝が黒ずむということは、日常生活の中でそこが刺激をうけているということなのです。ならば刺激を軽減させる行動を取らなければいけません。膝ならば長時間同じ座り方で膝に負担をかけていないか。立つときに片膝を立てていないか。
肘ならば頬杖をついていないか。強い摩擦が起きていないか。など、日々の行動を事細かく見直すことが大切になってきます。その中でも黒ずみとなる最大の敵は乾燥になります。敵は本能寺ではなく、乾燥にあり!です。
肌が乾燥するとターンオーバーを遅らせるどころか、肌バリアまで弱めてしまいます。そこから雑菌が侵入しやすくなると炎症したり、あかぎれになったりしていいことなしです。なので、乾燥しやすいお風呂上がりや冬場は保湿のスキンケアが必要になります。
また夏になるとムダ毛の処理などでカミソリやシェーバーを使いますが、この刺激もダメージになりやすいので気をつけましょう。保湿成分と美肌成分が含まれたクリームで、黒ずんだ部分を優しくカバーするケア方法が効果的なのでおすすめになります。
●まとめ
肌が黒ずむとすぐに治したくなります。そうはいっても、意地悪なことにすぐに治ってくれないのが難しいところです。特に夏場は薄着になるため、余計に目立ってしまいます。焦ると余裕がなくなるので、黒ずんだ膝や肘をゴシゴシこすってしまいがちです。しかし、それはかえって逆効果なので、普段から美肌を保つためにクリームを塗り、刺激となる体勢を避けましょう。日々の努力が美肌につながります。