歯のホワイトニングにリスクはあるの?
白い歯は美しさの象徴とも呼ばれ、誰でも白い歯に憧れるもの。逆に歯が黄ばんでいると人前で笑ったり話すのが嫌になることもあります。
ホワイトニングは歯を白くすることができる治療。歯医者で行うので歯医者が苦手な方はいろいろと不安があるかもしれません。歯のホワイトニング治療のリスクについて紹介していきます。安心してホワイトニングを受けるために知っておくと良いことをまとめました。これを読めばホワイトニングへの不安が軽減するはず。
ホワイトニング剤の成分とは?
歯のホワイトニングに使われるホワイトニング剤とはどのようなものなのでしょうか。また安全なのでしょうか。ホワイトニング剤の成分についてまとめました。ホワイトニング剤に使われる2種類の成分の違いとその安全性について見ていきます。
■オフィスホワイトニング=過酸化水素
歯科医院で行われるオフィスホワイトニングに使用されるのが過酸化水素を主成分にしたホワイトニング剤。分解が早いので短時間で行うオフィスホワイトニングに向いています。オキシドールと同じ成分で、低濃度の安全性の高いものを使用。
■ホームホワイトニング=過酸化尿素
自宅で行うホームホワイトニングに使用されるのが過酸化尿素を主成分にしたホワイトニング剤。過酸化水素に比べて酸化反応が緩慢なのでじっくり時間をかけて行うホームホワイトニングに適しています。
■低濃度の物は基本的に安全
基本的には濃度が強いほどホワイトニングの効果は強くなりますが、それだけ歯にダメージを与えてしまいます。歯科で使用している薬剤は低濃度のものをダメージを与えない短時間使用しているので基本的には安全。
気になる歯のホワイトニングのリスクとは?
ホワイトニングする上で何かデメリットのようなものはあるのでしょうか。ホワイトニングのリスクについてまとめました。ホワイトニングを受ける前に知っておくべきことを紹介します。ホワイトニングを受けられない方についてもその理由と一緒に紹介していきます。
■効果の持続は半年~1年半
ホワイトニングの効果は永久的に続くわけではありません。普段の食事や喫煙、コーヒーなどの影響で再び着色します。個人差はありますが、効果の持続は半年~1年半ほど。白さを保つには定期的にホワイトニングを行う必要があります。
■一次的な「知覚過敏」になりやすい
ホワイトニング剤の刺激により一時的に歯がしみる知覚過敏のような症状が出ることがあります。歯の表面に小さなひびや傷、詰め物の隙間などエナメル質が薄くなり象牙質がむき出しになっている部分がある場合このような症状が起きます。しかしながら一時的なものでありすぐに治まります。
■人工の歯はホワイトニングができない
ホワイトニングができるのは自前の歯だけ。詰め物や被せ物、入れ歯や差し歯などの人工の歯は白くすることができません。そのためホワイトニング後にその色に合わせて、新しくする必要があります。人工の歯を入れる場合はホワイトニング後に行うことをおすすめします。
■ホワイトニング治療を控えた方が良い方も!
ホワイトニングは誰でも行えるというわけではありません。ホワイトニング治療を控えた方が良い方についてまとめました。もし該当する場合はホワイトニングはできませんので注意してください。
無カタラーゼ症の方
無力タラーゼ症とは、先天性の遺伝的酵素欠損の代表例で常染色体性劣性遺伝病の1つ。ホワイトニングに使われる過酸化水素を分解できないので、害物質として体内に残ってしまいます。その結果、進行性口腔壊死などの危険な症状を招く可能性あり。
妊産婦や授乳中の方
妊産婦や授乳中の方もホワイトニングは避けるべき。ホワイトニングに使われる過酸化水素や過酸化尿素がどのように影響するのかははっきりしていません。しかしながら、影響がゼロではない以上避けるのが無難。母体はもちろんのこと、胎児や乳児に悪影響を与える可能性もあります。
お子様
歯がまだ未熟な子どもにホワイトニングをするのも避けた方が良いでしょう。永久歯になる前の乳歯はもちろん、生え変わったばかり歯も要注意。歯を守るエナメル層が薄かったり、歯自体がもろかったりするので大人よりもダメージを受けやすいためです。
年齢制限があるところは15~18歳からとなっているところが多いです。歯がしっかりと形成された10代後半ならば問題ありません。
歯のホワイトニングのメリットとは?
歯のホワイトニングのリスクについて見てきました。次はホワイトニングのメリットについて見ていきましょう。ホワイトニングの1番のメリットはやはり歯が白くなること。それ以外にどのようなメリットがあるのか紹介します。
■歯を削らないので心理的な負担は軽減
被せ物をする場合は歯を削ることもありますが、ホワイトニングの場合はその心配はありません。薬剤を使用して白くします。歯を削らない分心理的な負担は軽減されるでしょう。歯医者が苦手な方にとって、歯を削るというのは大きなストレスになります。それがない分気持ち的には楽。
■歯の色の調節が可能
ホワイトニングはある程度歯の色の調節が可能です。そのため不自然な白さになったり、他の歯の色と差異が出たりということを防ぐことができます。ホワイトニングは通常数回にわたって行われますが、その回数や期間によって歯の色を調節することが可能。ホワイトニングをする前に歯科医に希望の色を伝えると良いでしょう。
■短期間で行える
歯の矯正治療には数年かかることも珍しくありませんが、ホワイトニングは比較的短期間で行えることも魅力の1つです。希望の白さや施術方法、薬剤の種類によっても差はありますが、オフィスホワイトニングならば1~3回ほどの通院、ホームホワイトニングならば2週間から数か月。短期間の治療を望むのであればオフィスホワイトニングがおすすめです。
歯のホワイトニングのリスクを知ることは大切
歯のホワイトニングのリスクについて見てきました。ホワイトニングはリスクを知って行えば何も怖いことはありません。リスク以上にメリットが大きいのがホワイトニングの魅力です。ホワイトニングのリスクを知ることは不安を取り除くことになるので大切ですね。