すそわきが(スソガ)の手術方法や治療方法

      2017/07/11

当サイトでは、皮膚にメスを入れる(切開する)手術はオススメしていませんが、すそわきがの手術について知りたい方は参考になります。

すそわきがは「治療」か「クリーム」での対策がおすすめです。手術と治療の違いは皮膚を切るか切らないかです。

すそわきが(スソガ)の手術方法

これまでワキガ(脇)の手術は可能でしたが、すそわきが(陰部)の手術は技術的に不可能となっていました。しかし、医療技術の発達によりすそわきがの手術も現在は可能となっています。

すそわきが(陰部)の手術歴史は比較的浅いと認識してください。

すそわきがの代表的な手術方法は2つあります。

  1. 皮下組織削除法
  2. 超音波吸引法

この2つの手術内容や保険適用の有無・痛みなどについて詳しく見ていきましょう。

皮下組織削除法(ひかそしきさくじょほう)

陰部の皮膚を切開して、匂いの原因であるアポクリン腺を取り除く方法です。皮膚を数cm切開した後、ローラーとカミソリを合体させたような器具で、皮膚の裏側にある粒状のアポクリン線を根こそぎ取り除いていきます。

これは医者が目視しながら、アポクリン線の取り残しができるだけ無いように取っていく手術方法となります。

皮下組織削除方のメリット・デメリット

 メリット デメリット
  • 傷口が小さい
  • 効果が高い
  • 無臭になるわけではない
  • 手術後固定が必要
  • 腫れや皮膚が硬くなった感じがする
  • 傷口完治後ツッパリ感がでる可能性がある

やはり最大のメリットは、臭いがかなり軽減されることです。ですが、100%無臭にすることはほぼ不可能です。まったくの無臭になるわけではなく人並みレベルの臭いに軽減する手術方法となります。

皮下組織削除法は保険適用可能

皮下組織削除法はすそわきがの手術方法で唯一保険適用にて手術できる方法となります。

皮下組織削除法は脇から臭いが発生するワキガにも保険適用にて手術を行うことが可能となります。費用は約5万~7万円程度となります。

この手術方法は手術後に固定期間が必要となり、生活に若干の支障がでます。また痛みの強くなる傾向にある手術方法ですので、医師とのカウンセリングや説明をしっかり受けてから行うようにしましょう。

超音波吸引(ちょうおんぱきゅういんほう)

超音波メスで行う手術方法です。陰毛が生えている一番上(お腹の方)の左右に、5mmほど切り込みを入れ、そこから超音波メスを挿入して動かしていきます。超音波により発生した熱でアポクリン汗腺を破壊し、吸引します。皮下組織削除法よりも安価なのが魅力とされています。

しかし、この超音波吸引治療法はアポクリン線をすべて取り除くことは難しいようです。こちらも臭いの軽減はできますが、無臭になるわけではないとしっかり頭に入れておきましょう。

超音波吸引法の保険適用の有無

超音波吸引法は保険適用可能な病院と保険適用不可能なクリニックの両方があります。

保険適用が可能な医療機関の場合は約5万円~7万円。

保険適用外の医療機関では30万円~40万円と高額になります。

手術後は何日かお風呂に入れない状態が続き、また痛み・内出血などが見られます。

すそわきが手術はデメリットの方が多い!?

すそわきがの手術は実はデメリットの方が多い可能性があります。大金をかけて手術をしてもアポクリン腺が綺麗に取りきれなかった場合は、当然すそわきがの匂いはします。現に、手術でアポクリン線をすべて取り除くのは、ほぼ不可能ですので手術に踏み切る不安もありますね。

さらに皮膚にダメージを与えてしまうリスクもあります。傷跡やケロイド、皮膚のツッパリや陰毛のハゲなどのリスクもしっかり頭に入れておかないといけません。

どうしても手術を受けたい場合はクリニックの先生と十分なカウンセリングをして、しっかりと自分で理解した状態で手術するようにしましょう。

すそわきがの治療方法

すそわきがの代表的な治療方法は3つあります。

  1. ビューホット治療
  2. 電気凝固法
  3. ボトックス注射

この3つの治療方法をそれぞれ詳しく見てみましょう。(治療方法は切開をしないすそわきが対策方法です)

ビューホット治療

メスなどで切らずに行う、最新の治療法です。日本で開発されたもので、2014年8月から治療が受けられるようになりました。何回かに分けての治療が必要な方法と違って、ビューホット治療は一度ですみます。

治療を受けた95%以上の方が完全に症状がなくなったとの報告があり、高い治療効果と再発の可能性の低さで注目されています。

具体的には、局所麻酔や無痛麻酔を行ったあと、陰部に細い針から出る高周波をあててエクリン腺やアポクリン腺などの汗腺を破壊します。これにより、すそわきがのニオイを抑えるのです。

治療は通常の範囲であれば20~30分程度で終わります。わきがの範囲が広い場合は60分位かかることもあります。術後は皮膚が少し赤くなる程度です。

1週間程して、針穴に一致して小さなカサブタがつくこともありますが、ダウンタイムはとても短いです。手術の翌日からシャワーもできるなど、回復までの期間が短く、処置のための通院が不要であることも魅力です。

電気凝固法

陰毛の毛穴ひとつひとつに針を刺して電流を流すことで、アポクリン汗腺を凝固させ、焼却する治療法です。

治療時間は20~30分程度で、3か月おきに2回ほど受けることで効果が現れます。手術と比べ痛みはほとんどなく、治療後の日常生活にも支障はほとんどありません。

ただし、治療によって陰毛は薄くなります。ワキのわきがには効果が薄いようですが、すそわきがには高い効果があるとされています。

ボトックス治療

陰部の汗を抑える治療です。ボトックス(ボツリヌストキシン)という薬剤を注射して、神経伝達物質のアセチルコリンをブロックします。これにより、汗を抑えることが可能になります。

一度の治療ですぐに効果が現れますが、5~6か月ほどで効き目はなくなるため、すそわきがが完全に治るわけではありません。

また、比較的軽度のすそわきがには効果が出やすいですが、かなりニオイがきつい場合は、ボトックス治療では抑えられないこともあります。ただし、さまざまな治療法の中で、もっとも手軽な方法ではあります。

すそわきがは手術よりも治療の方がメリットが多いように感じます。やはり最大の違いは皮膚を、「切る」か「切らないか」です。

切らずに治療できる方が圧倒的にリスクが少ないので、後のことを考えると治療の方がいいように思います。

私はすそわきがクリームで対策しています。

私は、手術も治療も怖くてワキガクリームを使用しています。(治療には少し興味あり!)

ワキガクリームでも消臭効果や持続性にすぐれているので、臭いは十分抑えることができます。デリケートゾーンニも使用できる商品なので、痒みや肌荒れは一切ありませんでした。(個人差はあります)

唯一のワキガクリームのデメリットとしては、毎日もしくは2日に1回塗らないといけないので手間がかかることです。私がすそわきがに使用しているクリームを使ったレビュー記事があるので参考にしてください。

すそわきがのケア(匂い予防)は、色々な方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。匂いを消したい気持ちは十分わかりますが、焦らず自分に合った匂いケアをするようにしてくださいね!