ニキビ跡の赤み治療に効果的な薬って何?
気になるニキビの跡の赤み。スキンケアや市販薬を試しているのになかなか赤み跡が消えないという悩みを感じている人もいるのではないでしょうか。ニキビは症状が出ているときと、跡が残ってしまった跡では対策が変わるといわれてます。病院での治療とセルフケアのポイントについてご紹介します。
ニキビ跡の肌の赤み。病院での治療薬は?
ニキビ跡の赤みは炎症が原因
ニキビは日常でもなじみある肌のトラブルのひとつです。
医学的には「尋常性痤瘡(じんじょうせいざしょう)」と呼ばれています。
原因となるのは皮膚に常在するアクネ菌という細菌です。
腸内細菌と同じように普段は外敵などから皮膚を守る役割がありますが、皮膚の代謝異常や角質のトラブルといったことが原因で、細菌が以上に増えてしまうのがニキビができるいわれています。
スキンケアなどを行ってキレイに治ってしまえば良いでのすが、肌にダメージ跡を残してしまうことも少なくありません。
いわゆるニキビ跡というものです。
そんなニキビ跡の症状はいくつかありますが、代表的なものといえば「肌に残る赤み」です。
そもそもニキビは皮膚の炎症症状です。
炎症を起こすと、身体は回復に向けてはたらきます。
病原体をやっつけようと戦うための細胞を送り込んだり、血管を広げたりして血流を多くし、老廃物を洗い流そうとします。
炎症している場所では赤くなったり、腫れたり、熱をもったりすることもあります。
これは身体が病原体と戦っている状態です。
そんなニキビの炎症によって毛穴やそのまわりに血液が溜まってしまうのがニキビ跡の赤みの原因だと考えられています。
皮膚科専門病院が行うニキビの赤み治療
ニキビ跡の赤みに対して、一般に皮膚科専門の病院・クリニックで行われている治療としては以下のようなものがあります。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、お薬を肌に塗る治療法です。
古い角質や毛穴の汚れなどを取り除き、新しい肌の再生を促すことを目的としています。
ケミカルピーリングで用いられる薬品には、グリコール酸、サリチル酸マクロゴール、サリチル酸エタノールなどが代表的です。
どの薬品にするか、あるいは使い方などは病院やニキビの状態に合わせて選ばれます。
これらの薬品は一般に市販されているものではなく、病院・クリニックでのみ使用が許されている薬品となります。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルという治療法は、IPLとよばれる特殊な光を皮膚にあてて古い皮膚が自然に落ちるのをすすめ、新しい皮膚が再生するのを促すというものです。
このフォトフェイシャルは専用の医療機器で行います。
また皮膚を専門とする医療機関の中でも特に「フォトフェイシャル協会の認定を受けた医療機関のみ」で行ことができるようになっています。
フォトフェイシャルという治療を提供しているところには、必ずフォトフェイシャルのロゴが表示されています。
フォトフェイシャルおよびフォトフェイシャルについてもっと詳しく知りたいという方は、下記のフォトフェイシャル協会公式ホームページよりご確認ください。
レーザーピーリング
もうひとつ病院で受けられる代表的な治療法として、レーザーピーリングがあります。
レーザーを照射することで、毛穴の老廃物を取り除こうという治療法です。
ニキビ以外にもシミ、そばかすの除去などにも用いられています。
ただし日本皮膚医学会は設備などが十分に整っていることを条件としています。
治療を受ける病院・クリニックに事前にしっかりと確認や相談しておくと安心です。
p1899. 各種レーザー治療器の特性を理解した上で,治療効果が期待 できる皮疹に対してレーザー治療を行ってもよいが,設備の 問題,本邦での検討が不十分であり,保険適応もないことか ら推奨はしない.
市販薬の使用で押さえておきたいポイント
市販薬で治すのは跡が残る前
ニキビの予防や症状の改善に対して市販薬で対応する方法はあるとされるものの、跡が残ってしまえば、それを市販薬で完全に修復するのは難しいといわれています。
市販薬は何より手軽で便利。
しかし市販薬でニキビ対応したいのであれば、跡がの残る前というのが前提とされます。
ニキビ跡を残さないケアのポイント
市販のニキビ対策用お薬といえば、ほとんどが塗り薬タイプのものです。
市販の塗り薬で改善できるのは、ニキビができて間も無い時期で赤あるいは黄色などになった状態(炎症している状態)のものに限られるとされます。
そんな市販薬を使用するときのポイントは2つ。
*用量や用法をしっかり守る:たくさんつけたからといって効果が上がるものではありません。
*正常な皮膚には塗らない:中には効き目の強いものもあるので、予防と題して使用すると、かえって皮膚のトラブルを招くことがあるとされます。
市販薬の売れ筋ベスト3
クレアラシル治療薬クリーム
世間での広告もあってニキビの市販薬としては知名度が高い商品です。
ニキビの原因菌であるアクネ菌の除去とニキビの腫れ・赤みをおさえる効果があるとされます。
肌色タイプもあるので、こちらを選べば赤みの目立ちをおさえることも可能です。
ペアアクネクリームW
1,009円
「ペアアクネクリームW」は、患部を開かずに有効成分が浸透し、Wの効果で
吹き出物・ニキビを“もと"から治す医薬品です。
イブプロフェンピコノール(IPPN):アクネ菌によるコメド(白ニキビ)
の生成を抑え、炎症(赤ニキビ)をしずめ、吹き出物・ニキビを“もと"から
治療する!
イソプロピルメチルフェノール(IPMP):症状を悪化させるアクネ菌など
を殺菌し、吹き出物・ニキビの進行を抑える!
○肌にしっとり、透明になるクリームなので、塗った上からメイクもでき、
おでかけ前や外出中にも気になりません。
赤ニキビの原因となっている炎症症状をしずめる効果があるとされます。
初期の段階で使用すれば、よい効果がでると人気の商品です。
クレアラシルに負けず劣らず多くのドラッグストアで購入できます。
テラ・コートリル
ステロイドを含んだ商品で、炎症をしずめる効果があり、進行がある程度すすんでしまった赤み・腫れのつよいタイプにも効果があるとされます。
最後に:跡になってしまったら病院治療がベスト
ニキビ跡として赤みなどが残ってしまうと市販薬やセルフケアだけで治すことは難しいです。
そのため、なんとか自分で治したいのであれば、初期の段階で使用するというのがポイントになります。
どうしてもニキビの跡が残ってしまったのであれば、自己判断で市販薬をあれやこれやと試すのではなく、皮膚科専門の病院・クリニックできちんと治療してもらうようにしましょう。
参考文献
最終更新日:2016-07-25
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