汗臭さ、体臭発生のメカニズムとは?
■汗の臭い
暑い日や運動した時にどっと出る汗の正体は、全身に広く分布しているエクリン腺からの汗です。この汗はサラサラと水のようで無臭です。
ただし、汗が衣類にしみこんで、皮脂などが付着すると雑菌が繁殖し、衣類に残った汚れは臭いを発します。これが汗臭さの原因です。
■わきの下の臭い
わき毛などの太い毛の生える部分の毛穴には、アポクリン腺があり、ここから出る汗は、糖・脂肪・たんぱく質を含むベタベタした汗で、これが酸化し、雑菌が繁殖するとツンとくるような強い臭いが出ます。シャツのわきの下の部分が黄ばむのは、この汗が原因です。
■体臭
皮脂が酸化したり、雑菌が繁殖したりすると体臭が強くなります。特に、頭皮、耳の周り、足などは、皮脂や剥がれ落ちた角質がたまりやすいので体臭の発生源となります。
■加齢臭
体臭が加齢とともに独特の臭いを発することを「加齢臭」と呼びます。
30代後半から、皮脂の中にある種の脂肪酸(ω-7不飽和脂肪酸)が増えるのですが、これが酸化すると「ノネナール」という物質が生成され、古い油と青臭さが混じったような強い臭いを発するのです。
そもそも皮脂分泌が多い男性のほうに強く表れますが、女性でも35歳くらいから徐々にω-7不飽和脂肪酸が増えてきますから、加齢臭とは無縁ではありません。
臭いのメカニズムが分かったところで一つずつ撃退していきましょう♪
臭いのタイプ別対策
■汗の臭い
・汗をかいたらすぐにふく
汗を放置しなければ、雑菌の繁殖を抑えられます。
・衣類を消臭する
洗濯をしても繊維の中に残っている雑菌を撃退し、消臭、殺菌効果のある洗濯用洗剤、酸素系漂白剤などで根こそぎ退治しましょう。
・汗をよくかく
入浴や運動で日ごろからたくさん汗をかいていると汗腺に老廃物がたまらずに、サラサラの綺麗な汗が出るので、臭いが出にくいです。
■わきの下の臭い
・よく洗う
わき毛はきちんと処理し、毎日わきの下を洗い、石けんを残さないようによく洗い流しましょう。これでもかなり雑菌を減らせます。
・制汗クリーム、スプレー
除菌ができるデオドラントを選びましょう。2時間ごとに除菌ウエットティッシュで拭いて、塗り直すと効果的です。
・魚、野菜中心の食事
肉や乳製品を控えた、和食を取り入れた食生活は臭いを抑えるといわれます。
■体臭
・頭皮、耳、足、わきなどをよく洗う
丁寧に洗えば、余分な皮脂や雑菌が減り、臭いを抑えられます。
・枕カバーは毎日変える
枕カバーについた臭いは体臭のもとです。
・ストレスをためない
ストレスフルな生活は体臭を強めます。スポーツなどでよく発散しましょう。
■加齢臭
・専用石けんを使う
ノネナールを落とす加齢臭用石けんが出ています。試してみましょう。
・乾燥を防ぐ
頭皮や皮膚の乾燥が、皮脂分泌を活発にします。皮膚のためにも体のためにも水分補給をまめにとりましょう。
・ビタミンC、ポリフェノールをとる
体内の活性酸素を減らせば、脂肪の酸化を抑えますので、フルーツ、夏野菜、緑黄色野菜を多くとりましょう。
香り美人のマル秘習慣
さて、臭いを消したあとは爽やかな良い香りをまといたいものです。すれ違ったときに、香り美人になる秘密の習慣を探ってみましょう。
■夏は香水の使い方に注意
気温の高いときには、香りが強い香水は避け、オードトワレ、オーデコロンなどのほんのりした香りを選びます。
つけ方も、耳の後ろなど体温の高いところは避け、香りが下から上に上がる性質を利用して、ひざの裏などにつけると、ちょうどよく香ります。
■ボディローション、クリーム
混雑した場所では香水の香りはどうしても強すぎます。香りのよいボディークリームやローションを下半身につけておくと、程よく香ります。
■柔軟剤にこだわる
ボディには何もつけず、衣類に香りをつける手もあります。こちらも夏場は量を控えて調節しましょう。
さて、いかかでしたか?香りの印象はとても大切です。この夏はよい香りを味方につけ、臭いの悩みと、さようならしましょう。
アドバイザー
misakoi
得意分野はウィメンズヘルス、化粧品、健康食品、医薬品の他、企業情報(IR、環境、CSR)、金融・保険分野も。企業Webサイト、ウィメンズサイトなどで執筆中
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