耳たぶのしこりが痛いのは…耳ニキビ or 粉瘤(アテローム)!?

1. 耳ニキビの特徴と原因

皮脂の分泌はあまり関係ない!?

意外に思うかもしれませんが、ニキビって耳にもできやすいんです。誤って触るものなら、とたんに激痛が走るし、なかなか治らないのも困りもの…。
とゆーことで、まずは耳たぶニキビの特徴からご説明していきましょう。
名前のとおり、耳たぶや、耳の中、耳の裏などに、赤く炎症を起こして発生し、何かの拍子の触れたとたん激痛が走るのが特徴です。
そもそも耳は皮脂分泌が少ない部位。ですので、皮脂分泌はあまり関係なく、時期的にも、思春期よりも、大人になってからできやすいニキビと言えます。
そんな耳たぶニキビの原因は、大きく3つに分けられます。

 

 

① 不衛生

 

耳周辺が良く洗えていない


耳は複雑な形をしていますよね。そのため垢や皮脂が溜まりやすい場所です。整髪料や汚れが付いた髪の毛が、常に触れている場所でもあります。また、耳自体を良く洗えていなかったり、シャンプーなどのすすぎ残しもニキビの原因になります。お風呂上りに濡れたまま放置しておくのNG.。蒸れて雑菌が増えてしまうのです。

 

 

イヤホンやインカムの汚れ


イヤホンのお掃除はしていますか?使った後→バッグやポケットに拭かずにしまう→再度そのまま使う…というルーティンを繰り返していると、どんどん雑菌が増えてしまい、その雑菌をまた耳に入れてしまうという悪循環になります。同じ理由から、当然インカムなどもこまめなクリーニングが必要です。

 

 

枕などの寝具


耳が常に触れている枕カバーが、汗や皮脂、さらにはヨダレなどで汚れていたりするとNG。また、洗髪後などに髪が濡れたままで寝ていると、耳周辺が蒸れて雑菌が増殖する原因につながります…。

 

 

② 耳の傷
耳は意外と傷がつきやすい部位です。何気なく爪で引っかいてしまうこもありますが、もっとも多いケースが〝耳かき〟によるものです。一度耳の中に傷ができてしまうと、そこからさらに炎症を起こしてニキビになる可能性が高まります。また、そもそもが傷などが治りにくい部位のため、ニキビが繰り返し発症してしまうこともしばしば…。

 

 

③ ホルモンバランスによる不調
ストレスや生活習慣により、ホルモンバランスが崩れると血流が悪くなります。その結果、ターンオーバーが正常にできなくなったり、さらには不規則な生活により、内臓など、身体の内部が悲鳴を上げていることも…。

2. 耳ニキビの治療法

身&耳の周りを清潔に!

ここからは早速、耳ニキビの治療法について解説していきますね!以下3つのアプローチで実践してみてください!

 

 

① 清潔をキープ!

 

ニキビ発症の原因を作らないことが大切


入浴時に身体を洗う際は、耳の裏まで綺麗に洗い、耳周辺のすすぎは丁寧に!最後に清潔なタオルで耳の溝まで拭きましょう。美容院や理髪店でのシャンプー後に、美容師 or 理容師さんが優しく拭きとってくれますよね。あのくらいの力加減がベストです。
枕は湿気がこもりがちなので、こまめに干しましょう。枕カバーはこまめに洗濯するのがポイントです。どちらも面倒っす…とゆー方は、毎日枕カバーの上に清潔なタオルを巻くのがベターです!
イヤホンやインカムを使った後は、まめにアルコールやエタノールで拭いておきましょう。もし耳の中に炎症が起きていたら、使うのもしばらく控えた方が安心です。
スマホの液晶画面はあまり清潔ではない…ことは存知ですか?常に指で触るスマホ画面は、やはり雑菌が付着しやすいのです。イヤホンと同じようにこまめに拭く習慣をつけましょう。

 

 

② 傷を悪化させない!
耳は傷がつくと治りにくい箇所です。とにかく触らないで、傷を悪化させないことが大事です。

 

 

③ 生活習慣&食生活を見直して内臓にも優しく!

 

規則正しい生活習慣を


生活習慣が不規則だとストレスも溜まり、ホルモンバランスが乱れます。自律神経がダメージを受けると、内臓の循環器系や血の巡りも悪くなるので、肌荒れを起こしやすくなります。その結果、健康な時はできにくい耳のニキビも、発症しやすい状態になってしまうのです。また喫煙も血流を悪くするのでほどほどに控えてくださいね。

 

 

食生活の見直し


栄養バランスが悪いと、身体の隅々まで栄養が行き渡らないので、肌のターンオーバー(再生)が正常にできなくなります。ニキビ治療時に限らず、常にバランスの取れた食事を心がけましょう。アルコールを多く摂取する方は、胃や肝臓に負担がかかります。特に胃の負担は肌に出やすいので、アナタが日々深酒している場合、それは身体からのサインなのかもしれません…。

3. ドキッ!? それってニキビじゃなくて粉瘤(アテローム)かも!?

長引く場合は気をつけて

毎日頑張って治療しているのに、なかなか治らずに長引いているとしたら…それって耳ニキビじゃないかもしれません!
治癒が長引いている場合の対処法と、耳ニキビじゃない例もご紹介しますね。

 

 

① なかなか完治しない場合は?
セルフケアをしているのにも関わらず、症状が長引いている場合には、専門家に診てもらうことををオススメします。
1週間以上経っても炎症が続いたり、さらに悪化してしまった場合は、可能な限り、皮膚科や耳鼻咽喉科に行きましょう。どちらに行けばよいか分からない時は、まずは電話で現在の症状を相談してみましょう。

 

 

② そもそも耳ニキビじゃないかも…?

 

耳の粉瘤(ふんりゅう)

 

なんだかポコッとできちゃってるけど、何故か触っても痛くない(※場合によっては痛い)…。それはニキビではなく、粉瘤(ふんりゅう ※アテロームとも言います)と呼ばれるものかもしれません。
粉瘤(アテローム)は良性のデキモノで珍しいものではなく、黒い点があるのが特徴です。何らかの原因で皮膚の下に袋状のものができ、通常は自然に剥がれ落ちる垢などの老廃物が溜まることで、半円球状に膨らみます。大きさはさまざまで、押すと臭いドロッとしたものが出ることがあります。また赤く炎症を起こすと痛みも伴います。
身体のどの部位でも粉瘤は発生しますが、耳は特にできやすい部位なのです。こちらも耳のニキビ同様、耳の周りと触れるものを清潔にすることで予防が可能です。ピアスなどするときは消毒をしっかりして、清潔を保ちましょう。

 

 

その他の腫瘍

 

耳ニキビだと思っていたら、リンパ節の腫れだったということもあります。耳の下にはリンパ節があります。ここが感染症により腫れると、ニキビのようになることがあるのです。
たいがいは感染症が治ると同時に、腫れも引くのですが、腫瘍が悪性の場合があります。自己判断は大変危険なので、症状が長引いたり、心持ち不安な場合は医療機関を受診しましょう。

4. 何事も事前の予防が第一!

諦めずにトライしましょう!

耳ニキビは、日頃から清潔を心がけて、生活習慣も見直しておくと予防できるものです。仮にできてしまったとしても、的確なケアをほどこせば治るものなので、諦めずにトライしましょう。
繰り返しになりますが、ケアをしているも関わらず、症状が長引くようなら腫瘍かもしれませんので、自己判断せずに皮膚科や耳鼻咽喉科も検討しましょう!