10日間の砂糖断ちで、味覚をリセットする方法

砂糖健康があるので、なるべく食べないようにしよう」シリーズ。今回は10日間だけ砂糖を断って、味覚リセットする方法をお伝えします。

なぜ10日間なのか?

およそ10日で人の味覚は変わるからです。

甘いものを避けると味覚は確実に変わる(経験者は語る)

私は2016年1月23日からほぼ完全砂糖断ちをしています。調味料と加工食品(ほとんど食べていません)に入っている砂糖は取り除いていませんが、ほぼ砂糖を食べずにいます。

砂糖断ちしておよそ2ヶ月というところです。

3月24日の木曜日に街に出る必要があり、5年ぶりぐらいにフードコートで食べ物を買って食べました。

私、ファーストフードは避けているので、めったに食べないのですが、この日は久しぶりに、「Edo Japan(江戸ジャパン)」という、日本食風チェーンの「照り焼きチキン」というのを食べてみました。

これは白いご飯の上に、鉄板で焼いたチキンと茹でた野菜をのせて、上から甘辛いソースをかける料理です。

このテリヤキソースの甘さに驚愕を受けました。まるでみたらし団子のタレ。食べましたけど。ですが、以前ほど「おいしい」とは感じませんでした。

Edoは、マクドナルドなどに比べて、ヘルシーな店ということになっています。調味料にMSG(グルタミン酸ナトリウム、味の素の主成分)を使っていません。

ホームページでは、すべてのメニューの栄養分を調べることができます。テリヤキチキンなら、一人前は427グラム、570カロリー、砂糖は4グラム、タンパク質33グラム、トランス脂肪酸はゼロ、などとチェックできます。

ただし、私が甘さを感じたのはソース。ソースの栄養成分はチェックできませんでした。次回食べることがあったら、ソースは断ります。

Edoのメニューは、比較的、化学薬品混入度は低いほうだと思いますが、「しばらくは食べなくていいな」という気持ちになりました。

甘いものを避けていると、このように極端に砂糖がたくさん入っているものは、別に無理しなくても、だんだんおいしくなくなってきます。

味覚は約10日間で変わる可能性あり

これは自然の甘さの話です。

不自然に甘いものを食べていると、味覚がだんだん変わっていきます。味覚は人の舌の上にある味蕾(みらい)が感じとっています。

味蕾は、味を受容する細胞。口の中の別の場所にもありますが、ほとんどが舌の上に集まっています。花の蕾の形をしているので「味蕾」という名前です。

味蕾がいつも、化学的に合成された強烈な味を受け取っていると、味覚は次第に変わっていきます。強烈な味とは、砂糖、塩、油、MSG、HFCS(異性化糖、高果糖コーンシップ)、高度に精製された穀物の味などです。

ふつうのまともな食品の味が、物足りなくなり、「味がしない」と感じてしまうのです。そこでますますこういう強烈な味の食品ばかり食べてしまいます。

化学的な甘味と塩味と油味(と言うのかな?)をおいしく感じて、やめられなくなる大きな理由は、この味を「おいしい」と感じてしまうから。ほかの要因もありますが。

逆に言うと、野菜や果物など自然のもの(遺伝子を操作されていたりするので、厳密に言うと自然ではないかも)はまずいと感じます。

昔、私の弟は、何にでもマヨネーズやソースをダバダバかけて食べていました。これは人間として明らかに不自然な状態です。

特に1980年代以降に生まれた人は、子供のころから、加工食品やファーストフードがふつうにある食環境だったので、かなり味覚が変容していると思われます。

幸いなことに、味蕾はおよそ10日おきに入れ替わります。10日間、強烈な味を食べずにいれば、まともな食品(リアルフード)のほうをおいしく感じることができる人間に生まれ変わることができます。

そこで、10日間の砂糖断ちをおすすめするわけです。

10日間の砂糖断ちのやり方

10日が数えにくかったら2週間でもいいです。この間だけ、以下のものを食べるのをやめます。
●甘いお菓子
●何が入っているのかよくわからない加工食品

これを実行すると、味覚もリセットされるし、多かれ少なかれ心と体が浄化されます。特に加工食品は思わぬものに砂糖が入っているので、表示をしっかり見てチェックしてください。

10日間の砂糖断ちを成功させる7つのコツ

1:自炊する

砂糖、塩、油、加工食品の摂取量をコントロールするには自炊するのがベストです。いつも奥さんやお母さんに料理してもらっている人は、調理を担当している人と一緒に砂糖断ちするのも手です。

しかし、自分で食事の支度をするのが一番いいです。

2:砂糖の入っていない食品を家にストック

たとえば
- 野菜、特に葉物野菜、トマト
- 果物、特にバナナ、りんご、アヴォカド
- アーモンド
- さつまいも
- 海藻
- 油脂はエキストラヴァージンオリーブオイルやココナッツオイル
- 調味料はしょうゆなどの発酵食品。スパイスを使って味に変化をつけてください。

私が砂糖断ちを始めたときは、さつまいもを多めに食べていました。

砂糖の入っていない食品をストックすると同時に、入っているものを外に出すのも有効です。目の前にチョコレートがあったら、食べてしまいますから。

3:水を飲む

「甘いものが食べたいなあ」と思うとき、実は、単にからだに水分が足りていない場合があります。水を多めに飲んでください。

4:セロトニンのレベルをあげておく

砂糖を摂取すると、脳内でセロトニンという幸せホルモン(神経伝達物質)が出て、ハッピーな気分になります。これが原因で、スイーツに依存してしまう人がいます。

そこで、甘いおやつを食べる以外の方法でセロトニンレベルをあげて、楽しい気分でいられるように努めてください。

セロトニンは朝、太陽の光をあび、リズム運動を軽くして、ほかの人間と仲良くすることでレベルアップします。

5:できるだけ血糖値を安定させておく

砂糖断ちを始めたばかりのときは、朝食抜きや、1日1食、断食など、極端な食餌療法は禁物です。

ふだんの食事のパターン(たいていの人は日に3食)をキープして、できるだけ血糖値の安定を心がけてください。朝を抜いて、お昼にラーメンとチャーハンと餃子をどか食いする、というのはよくありません。

6:砂糖を摂り続けたあとの暗い未来について想像する

甘いものばかり食べているとどうなるのか、最悪の未来のシナリオを考えて、お菓子の誘惑に打ち勝つ努力をします。

さらに、こんな言葉を唱えてください。「肥満は万病の元。病気は老後破産の元。健康にまさる投資なし」。

7:砂糖断ちのあとの明るい未来を考えてみる

砂糖や加工食品を控えると、こんなメリットがあります。
●今よりやせる、または、やせたままでいられる。

●長生きできる可能性があがる。

●健康になる、風邪をひきにくくなる。

●見た目も健康的になり、魅力的になる。

●疲れにくくなる。

●心が穏やかになる。

●よりいきいきとした気分でいられる。
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たぶん本当につらいのは、最初の4,5日だけです。これを乗り切れば、だんだん気分がよくなってくると思います。

10日間たっても何も変わらない場合は、さらに10日やってみてください。次第によい効果を感じるはずです。成功をお祈りしてます。