ほくろ講座

ほくろとシミは何が違う?

2016年3月30日 更新

ほくろとシミは何が違うの?

ほくろとよく似たものに「シミ」があります。
どちらも同じように、肌にある茶褐色をした斑点ですが、不思議と見分けがつきますよね。

なぜ、ほくろとシミは見分けがつくのでしょうか?
それには、そもそもの成り立ちの違いを知るのが良さそうです。

ほくろとシミ、それぞれをひと言で説明すると、以下のようになります。

  • ほくろ=メラニン色素を産み出す母斑細胞(メラノサイト)の集合体
  • シミ=メラニン色素が皮膚の中に残ってしまったもの

母斑細胞が集中しているほくろは基本的に円形をしていて、周囲の皮膚との境界がはっきりしている場合がほとんどです。

一方、シミは本来ターンオーバー(肌の新陳代謝)で排出されるはずのメラニン色素が皮膚の中に残った状態なので、かたちも定まっておらず、周囲との境界もなんとなくぼんやりしています。また、ほくろに比べて色も薄い場合が多いです。

そのため、私たちはパッと見て、円形をしていて色が濃いものをほくろ、全体的にぼんやりした褐色のものをシミと、無意識に識別しているのです。

基本的にこの見分け方に間違いはないと言ってよいでしょう。

ほくろとシミの共通の原因とは?

さて、母斑細胞の集合体であるほくろと、メラニン色素のかたまりであるシミ、性質は違いますが、この2つには共通の原因があります。

それは紫外線です。

ほくろには先天性(生まれつき)のものと後天性のものがあり、後天性のほくろは紫外線が原因できることがあります。紫外線により皮膚が傷つくのを防ごうとして母斑細胞の働きが活発になり、それが結果としてほくろになるのです。

シミも同様です。皮膚の細胞を壊す作用を持つ紫外線が皮膚の奥の真皮まで入り込まないように、紫外線を浴びると母斑細胞がメラニン色素を作り出し、皮膚にバリアを張ります。こうしてできたメラニン色素は一定時間が経過するとバリア機能が衰えて、角質とともにはがれ落ちていきます(ターンオーバー)。ところが、加齢などにより、このターンオーバーがうまくいかなくなってしまうと、メラニン色素がはがれずに皮膚の中に残り、黒ずんで見えてしまうのです。これがシミの正体です。

美しい肌のためには、ほくろもシミもできれば作りたくないもの。
紫外線対策は念入りに行いましょう

ほくろとシミの治療法は?

紫外線にじゅうぶん注意していても、ほくろやシミができてしまうこともあります。
できてしまったほくろやシミは、美容皮膚科で治療し、取り除いてもらうのをおすすめします。


ほくろにレーザーを照射することで取り除きます。施術後はほくろのあった部位の皮膚がややくぼむものの、時間が経つにつれて元通りになり、数週間~数ヵ月後にはほとんど目立たなくなります。料金は、取り除くほくろの大きさによって変わり、小さいほくろの場合、数千円で施術が可能です。

です。
直径30~50マイクロメートルという、肉眼では見えない大きさのレーザーを照射し、皮膚の表面にミクロ単位の穴を開けます。すると、照射した部分の古い組織が排出されて若々しい肌に再生し、シミがなくなるというわけです。皮膚へのダメージがなく、肌が生まれ変わる期間が短いというメリットがあり、デリケートな肌にも安心して使えます。

目立つほくろやシミに悩んでいるのであれば、一度、美容皮膚科に相談してみてはいかがでしょうか。

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