【猫のフケ対策】ブラッシングとシャンプーが予防のカギ!
飼い猫にフケが出ていて気になっている、シャンプーしてもすぐにフケが出る、
など猫のフケで悩んでいる飼い主さんは多くいらっしゃるようです。
フケは健康体でも出ますが、そうでない場合もあります。
なぜフケが出るのか、その原因から対処法までをお話しをしていきます。
猫のフケの原因
猫のフケの原因にはさまざまなことが考えられますが、主な原因として次のようなものがあります。
☆新陳代謝によるもの
☆暖房などの乾燥によるもの
☆シャンプーの洗い残しによるもの
☆ダニによるもの
☆アレルギーによるもの
私たち人間も、特にトラブルがあるわけではないのにフケが出ることがありますよね。
それは、皮膚が生まれ変わって古い皮膚がはがれ落ちる新陳代謝によるものです。
ですから健康な頭皮であっても少量のフケは出ているわけです。
猫の場合も同じですが、あまりにフケが多い場合は別の原因が考えられます。
その原因として、シャンプーの洗い残しによるものや乾燥によるものなどについては、
飼い主さんのケアで対処できますが、
ダニやアレルギー性のものなどによる場合は、医師の診察が必要になります。
このようにフケの原因にはいろいろありますが、
飼い主さんがフケが気になったときにできる対処法からお話しをしていきます。
気になる猫のフケへの対処法
愛猫のフケが気になったとき、
ぜひ知っていただきたい対処法を3つお話しします。
しっかりブラッシング
まずしていただきたいことはブラッシングです。
「ブラシをかけるだけで対策になるの?」と疑問に思われるかもしれません。
ブラッシングには、マッサージ効果や、皮膚の近くのフケを取り除くという
フケ対策への多くのメリットがあります。
ブラッシングするときは、
ブラシを皮膚に強く押し付けながら行うと皮膚に傷がついて
逆にフケの原因になることもありますので、
やさしくブラシをかけてください。
また、皮膚が乾燥していると被毛がこすれて静電気が起きますので、
ブラッシングの前にブラッシングスプレーなどのケア製品を使うこともおすすめです。
子猫の頃から習慣づけることが一番ですが、
成猫になってからブラッシングをする場合は、
毎日少しずつ範囲を広げるなどして、少しずつ根気よく慣らしてあげましょう。
健康的なフケであれば、ブラッシングだけの対策で大丈夫です。
シャンプーと乾燥
次に、フケ対策としてのシャンプーと乾燥についてお話しをしていきます。
☆保湿効果のシャンプーでしっかりすすぐ
乾燥がフケの大きな原因になりますので、
シャンプーは保湿効果のあるフケ用を選んでみてください。
皮膚が敏感な猫の場合は、
できるだけ刺激が少ないシャンプーで様子を見ましょう。
シャンプー選びに困ったときは、獣医さんに相談することもおすすめです。
シャンプーの回数はフケの状態にもよりますが、フケが多少ある場合でも様子を見ながら
1,2カ月に1度くらいの割合でおこなってみてください。
シャンプー前は、ブラッシングで被毛をきれいにしてくださいね。
シャンプーのすすぎ残しが皮膚への悪影響となってフケの原因になりますので、
しっかりすすいでください!
☆正しい乾燥
シャンプーをした翌日に、フケがたくさん出ていることがありますが、
それは皮膚の水分が乾燥してしまったことが原因です。
もともと皮膚が持っている水分で紫外線や細菌などから身体は守られていますが、
水分がなくなると、直接外からの刺激を受けるようになります。
そのため皮膚が新しく生成されて、はがれ落ちてフケになります。
つまり、皮膚を乾燥させないような乾かし方が重要になります。
ドライヤーの時間を短縮するために、タオルドライでしっかりと水分を取りましょう。
水分が取れたらドライヤーをかけますが、
被毛に近いところで直接あてると乾燥につながりますので、
低めの温度で30センチくらい離してかけたり、
タオルの上からかけたりと工夫をしてみてください。
部屋の保湿対策
猫の皮膚を乾燥させないために、加湿器などを設置することもおすすめです。
特に冬など乾燥しやすい時期はフケも出やすくなりますので、
皮膚を保湿することが予防にもつながります。
猫にとって快適な室温は、18℃~25℃くらい、湿度は30%~70%くらいといわれています。
ずいぶん幅がありますよね!
人間と同じように猫にも好みがありますので、温度調節は難しいところではありますが、
愛猫が体温調節のためにする動作を観察してみてください。
毛を逆立て身体を膨らませているときは、
被毛の間に空気層を作って体温を逃がさないようにしています。
つまりジャケットを羽織ったような意味合いになります。
また、身体を丸めているときは、体表面積を減らすことで熱が出ないようにしています。
このような動作をしたときには、猫は寒さを感じているといえますので、参考にしてください。
動物病院で診療が必要なフケ
フケの原因には、ダニや菌の感染、アレルギーが原因の場合もあります。
予防や対策をしっかりしているのにフケの症状が治まらないときには、医師に相談しましょう。
その原因としてよくみられるフケ症をいくつかお話しします。
猫のツメダニ症
ツメダニという寄生虫が猫に寄生することによって発症するツメダニ症は、
寄生された部分に大量のフケが出て、かさぶたや湿疹や脱毛も伴います。
寄生箇所は、特に主に頭部や背中が多いですが、
しっぽの付け根やお腹に症状が現れることもあります。
感染経路は、寄生されている動物との接触によることが多いです。
猫はあまり痒くないようですが、人が感染すると激しい痒みが生じます。
猫の皮膚糸状菌症
皮膚糸状菌症は、皮膚糸状菌というカビが原因で、
顔や耳や四肢などに円形の脱毛ができて、その周りにフケやかさぶたが見られます。
子猫や免疫力が低下している猫に発症しやすい傾向があります。
すでに感染している犬や猫、人などとの接触で感染します。
人間が感染したときの症状は、
感染部位によって呼称が変わりますが、たむしや水虫といわれているものです。
猫の日光皮膚炎
日光に当たることで皮膚が炎症を起こす日光皮膚炎は、
耳の先端など毛が薄い部分の皮膚が赤くなったり毛が抜けたりする皮膚炎です。
初期症状は軽い赤みとフケですが、
皮膚炎を起こした部位が癌化することもありますので、注意が必要です。
ほかにも、アレルギーが原因でフケが出ることもあります。
そのときは、何に対してアレルギーを持っているかについて病院で検査をしてください。
アレルゲンが判明すれば、食事を変えた方がいいとか、日常生活での注意点などがわかります。
猫のフケが気になるときには、
正しいブラッシングやシャンプーと乾燥で皮膚を清潔にして様子を見てください。
フケが異常に多いと感じたときは、早めに医師の診断を受けることをおすすめします。
ほかの動物からの接触で感染する場合もありますので、日頃から注意をしましょう。