コラム
ゴシゴシ拭かないで!赤ちゃんの肌トラブルの原因4つと対処方法
2016.05.22 09:00
赤ちゃんのお肌と言えば、「もちもちすべすべで、触りたくなるような綺麗なお肌!」というイメージがありますが、産まれて間もなく出始めてくる“乳児湿疹”に悩まされている親御さんは、多いのではないでしょうか?赤ちゃんのお肌はとてもデリケートで、間
赤ちゃんのお肌と言えば、「もちもちすべすべで、触りたくなるような綺麗なお肌!」というイメージがありますが、産まれて間もなく出始めてくる“乳児湿疹”に悩まされている親御さんは、多いのではないでしょうか?
赤ちゃんのお肌はとてもデリケートで、間違ったケアをしていると、症状を悪化させてしまう事があります。そして間違ったケアが、湿疹を引き起こしている場合もあるのです。
そこで今回は、赤ちゃんの肌トラブルの原因と対処方法について、皮膚科のサイト及び筆者が実際に医者から言われたアドバイスを基にご紹介します。改めて、毎日のケア方法を見直してみましょう。
■1:タオルやウェットティッシュでゴシゴシ拭かない
赤ちゃんのお口周りなどについた汚れをこまめに拭き過ぎていませんか? 皮膚を清潔に保つ為に良いと思ってやっている事が、逆に赤ちゃんのデリケートな肌を傷つけてしまっている可能性があります。
〈生後1,2ヶ月を過ぎると、赤ちゃんの肌は乾燥に傾きやすくなります。特に口囲ではミルクを飲んだり、ウェットティッシュで拭いたりなどの刺激で、肌荒れが悪化しより乾燥に陥りがちです。
泡石鹸で洗う、タオルでこするなどの刺激が乾燥を助長するようです。下顎部や頬の赤み、かさかさなどの症状が悪化していくケースをよくみかけます。〉
ミルクやおっぱいを飲んだ後やよだれ等を拭く時に、ついタオルやガーゼ、ウェットティッシュでゴシゴシ拭いていた! という方、多いと思います。
その摩擦による刺激で肌を傷つけてしまい、肌が乾燥したり、肌荒れが悪化したりする原因になってしまいます。口周りなどについた汚れを取り除きたい時は、擦らないように、優しく拭いてあげましょう。そして拭いた後には、しっかり保湿ケアを行うことが大切です。
■2:ボディーソープや泡石鹸を使わない
赤ちゃんをお風呂に入れる時には、どんなものでどんな風に身体を洗っていますか? お風呂に浸かって柔らかくなったお肌は、とってもデリケートな状態です。皮膚を傷つけない為にも正しいケアをしてあげましょう。
〈・石鹸は良く泡立てて使い、皮疹の悪化したときはぬるめのシャワーで洗い流すのみとします。
・シャンプー、石鹸は肌に合う敏感肌用のものを使いましょう。
・ボディソープ、泡石鹸を避け、ナイロンタオル、スポンジでごしごし洗いすぎないようにしましょう。〉
泡石鹸や、ボディーソープなどには、洗浄成分が強いものが配合されている商品があります。洗浄成分が強いと、必要以上に皮脂を取り除き、肌が乾燥してしまい肌荒れを起こしてしまう可能性があります。敏感肌用かベビー用の石鹸を使うようにしましょう。
そして体を洗う時は、ガーゼやハンドタオル、手で優しく撫でるようにして洗うようにしましょう。
■3:熱いお風呂には入れない
ベビーバスが小さくなってきた生後一ヶ月くらいからは、赤ちゃんもいよいよ家族と同じ浴槽に入る事になると思います。
その時に気をつけたいのが、お風呂の温度です。自分の好きな温度ではなく、赤ちゃんに合わせた温度にしてあげましょう。
〈熱い風呂や長時間お湯につかることで容易に皮脂は流れ出てしまいます。入浴時は熱いお湯をさけ、ぬるま湯程度でガーゼハンカチなどを使い優しく撫でるように洗いましょう。あまり乾燥が強い部分は、敏感肌用の石けんを使う、お湯で優しく流すのみの方が良いでしょう。〉
入浴時にお風呂の温度が高いと、皮脂などの保湿成分が失われてしまい、肌が乾燥する原因になります。そして皮膚トラブルは、肌が乾燥していると症状が悪化してしまいます。
お風呂はぬるま湯で、短く済ませましょう。そして皮膚の乾燥がひどい時には、浴槽には入らないで、ぬるま湯で洗い流すだけにするようにしましょう。
■4:保湿剤をこまめに塗るようする
特にお肌が乾燥しやすいお風呂上りには、なるべく早く保湿剤を全身に塗ってあげましょう。そして普段乾燥しやすい、口周りの保湿もこまめに行ってください。
〈肌がガサガサに荒れてしまうと、皮脂膜がなくなり皮膚表面が傷つき、表皮細胞もむき出しなのと同じです。このような状態は皮膚を通してダニ、ほこり、食事のカスなどにアレルギーを起こしやすくなる(経皮感作しやすい)と考えられます。
しっかり保湿を行い、お肌をつるつるにしておくことは食物アレルギーの予防になります。〉
常に保湿でお肌を保護してあげる事が、大切な事なんですね。生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚はとても薄くてデリケートな状態です。保湿クリームをしっかり塗ることで肌に膜を張り、あらゆる刺激から肌を守ってくれます。
■保湿剤を使う際の注意点
赤ちゃんの肌は、とても乾燥しやすくて保湿が大切だという事がよくわかったと思います。そこで幾つか保湿剤を使う時に注意したい事があります。
(1)清潔な手で赤ちゃんに保湿剤を使用するようにしましょう。
(2)特に冬場など寒い日は、保湿剤をつける時に一度自分の手でクリームを温めてから塗ってあげるようにしましょう。そしてクリームが塗る人の手に馴染むと、クリームの伸びもよくなり塗りやすくなるので肌の摩擦を防ぐ事が出来ます。
(3)クリームのつけ過ぎに気をつけましょう。ベタベタするくらいつけてしまうと、そこに汚れが付着してしまい肌トラブルを起こす可能性もあります。つけ過ぎたら、優しくティッシュで抑えるようにして拭き取りましょう。
以上、いかがでしたでしょうか、正しいケア出来ていましたか? もう一度お家でのケアを見直して、赤ちゃんの肌を守ってあげてください。
生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫も弱くてアレルギーなども引き起こしやすい状態です。正しいケアをしていても良くならないなど心配な肌トラブルは、素人判断せずに早めに近くの皮膚科で診てもらいましょう。
(ライター やまさきけいこ)
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【参考】
※ 小児皮膚科 – 大木皮膚科
【画像】
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