だい5ごう へいせい18年 冬のまき


みなさ〜ん!高野豆腐のこうや〜す。
この冬は、全国どこでも寒くて寒くて……。背中丸めて、縮こまっていませんか?
でも、僕は元気! なんてたって冬生まれ。凍みれば凍みるほど、僕はおいしく元気になるんだよ。今度のまきは、そんな「凍みる」信州の風景を見て回ったよ。それから、TBSテレビの朝の番組「はなまるマーケット」に出ちゃったときのお話。全部読んでね〜!

ねぇ、ざざ虫って知っている? 

ざざ虫採り
天竜川がざざ、ざざって流れる所に棲む、トビゲラ・カワゲラ・ヘビトンボの幼虫のことなんだ。驚かないでね。信州・伊那谷では、じつは、これを採ってね、佃煮にして食べちゃうんだ。

山の奥だから、昔は、冬の貴重なタンパク源だったんだって。寒い冬の朝に、天竜川のあちらこちらでざざ虫を採る風景が見られるんだよ。

冬に仕込む

信州・伊那谷は知る人ぞ知る酒どころ。

北の入口辰野町から、南の飯田市までの間に、なんと8軒も造り酒屋があるんだ。その中で、う〜んとこだわった日本酒造りをしているのが、天竜川の支流=小沢川のほとりに酒蔵を持つ宮島酒店さん。僕はまだお酒飲めないけど、登喜和冷凍食品の登内のおじさんがそう言っているよ。

宮島酒店さんは「信濃錦」と「斬九郎」っていうお酒を造っているんだけど、その原料は全部、地元伊那谷で採れたお米。信州生まれの酒米「美山錦」という銘柄を、農家と直接契約を結んで、無農薬・無化学肥料(もしくは減農薬・減化学肥料)で育ててもらっているんだって。

05年の全国新酒鑑評会では、このお米を使ったお酒で、金賞をとったんだ。契約栽培のお米で金賞をとったのは、すごくめずらしいんだって。すごいよね。

日本酒は、冬の寒い時期に仕込まれま〜す。

お米・麹・水、それに「酒母」と呼ばれる酵素の培養液を、だいたい3段階位に分けて混ぜ合わせ、じっくり寝かせるんだって。発酵が進むと温度が上がるから、それを冷やすためには冬の冷気が一番。「吟醸酒」っていうのは、うんと冷やして造ったお酒で、発酵がゆっくり進むから、キレと香りの良いお酒になるんだそうです。

この冬は、いつもの年より寒くて、良いお酒ができそうだって。

宮島酒店の社長代行・宮島敏さんは「ウチはもともと米屋だったんで、米にはとりわけこだわっている」って言ってます。無農薬でお米を造ると、雑草が一杯生えてきて、草取りが大変。農家もお年寄りが多くなってきているので、「布マルチ」っていう布みたいのを田んぼ一面に敷き詰めちゃう方法で、手間をかけなくても安全な無農薬米が造れないか実験したりもしてきたんだ。原料米の田植え・草取り・稲刈りを、お客さんと一緒にやったりもするんだ。なんか、とても面白い造り酒屋さんでしょ。

それからねぇ、知ってた? お酒を造る時には、お米を30から40%、品評会用のすごいのだと50%以上も精米して、芯の芯だけ使うのが普通なんだって。

でも宮島さんのところでは、農家のおじさんから、「俺たちが一生懸命に育てた米をそんなに削られると悲しい」と言われたことをきっかけに、20%しか精米しないでお酒を造ってみたんだって。そうしたら、お米のコクがよく分かる、しっかりした味のお酒ができたんだってさ。「斬九郎80」ってお酒だよ。一度飲んでみてね。僕と味が合うかも!

宮島酒店
TEL. 0265—78−3008
ホームページ. http://miyajima.net

TBSテレビ 「はなまるマーケット」に出たよ〜

僕は「乾燥肌」に良いんだって

ねぇ、見てくれた? 去年の12月8日朝の「はなまるマーケット」。

TBSテレビで岡江久美子さんとシブガキ隊のやっくんが司会をやってる番組。僕が出たんだよ。僕を育ててくれてる登喜和冷凍食品のおばさん、あっ、ヤバイ!お姉さんたちも出たんだ。

テーマは、「乾燥肌」。「ぷるぷる角質で冬のかゆみを撃退」っていうコーナーだよ。おばさんやお姉さんは誰でも、冬の乾燥肌が気になるでしょ。カサカサして、白っぽい粉みたいのが出て、だんだんかゆくなるの。それをどうしようかって。

番組の前半は外側からのケアのお話。「カサカサした肌は嫌」だって言って、お風呂でゴシゴシこすって荒れた角質を取っちゃう人がいるでしょ。それがダメ。お肌の乾燥を逆に進め、かゆみの原因になっちゃうんだ。熱いお風呂、長いお風呂も大敵。38〜40度位のお湯に、15分位で、そっと石鹸の泡で洗う位が、お肌の保湿には一番良いんだって。出たらすぐにケアすることも重要さ。

後半で、いよいよ僕が登場。管理栄養士のお姉さんが、お肌の乾燥を防ぐ「究極の食品」は、僕=高野豆腐だって紹介してくれたんだ。エッヘン! 肌の土台になる角質を作るにはタンパク質が大切。大豆で作ったお豆腐は良質なタンパク質を含むけど、僕は1枚=20gで、絹ごし豆腐200g分の栄養があるんだ。亜鉛やカルシウムも細胞の新陳代謝を保ち、肌の状態を良くするのに効くんだって。

続いて、登喜和冷凍で働くお姉さんたちがお出まし、お出まし〜! 

それがすごいんだ。

「いつも高野豆腐を食べている人のお肌の乾燥度はどうでしょう?」って足のスネで計ったら、みんな、50以上。70以上の人もいて、平均は驚きの57。東京の街角で計ったら、平均は29だったから、これはもうテレビ局の人もビックリ。僕もビックリ。

出演したお姉さんたちが、高野豆腐を使ったフライとかグラタンとか、粉末高野を使ったハンバーグとかのレシピを紹介したから、「どうやって作るの?」「粉末高野はどこで買えるの?」って電話がテレビ局や高野豆腐の協会や会社に殺到したんだ。どう?やったでしょ。ちょっと胸を張っちゃおうかな?

こうや君豆知識

僕をゴリゴリってすりおろして粉末にしたのが粉末高野の「粉とうふ」。

これって、じつは、高野豆腐を作る人達の間では昔から食べられていたんだよ。

兵庫県の神戸から山の方に入った八千代町は昔からの高野とうふの産地。そこに、冬になると1m、2mって雪がつもる兵庫県の日本海側の人たちが、冬になると、出稼ぎにきて僕を作ってくれていたんだ。それでね、僕の形を整えたりするときに、端っこができるでしょ。それを大事にとっておいて、粉にして、春仕事が終わる時に、おうちの方に持って帰って食べたんだ。

だから、そっちの方では、昔から、粉とうふを使ったメニューが何10種類もあるんだってさ。和歌山県の高野山のふもとや、伊賀上野地方とかでも、粉とうふをたくさん食べるんだ。




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