Case8.二重あご治療事例(30代 女性)
治療後の二重あご改善結果
症状
- フェイスラインの垂下り
問診・触診結果
- 会社員:フルタイム事務勤務
- 資料、スマホを見続けたりする時間が長い
- 低血圧
- 肩こり・首こりが酷い
- 皮膚が乾燥する
- 顔・手足にむくみがある
- 目が疲れる
- 舌にむくみ、歯根がある、色が白い
- 睡眠は十分とれている
- 偏食なく食事のバランスは考えながら食べている
- メイクは毎日はする
- 日焼け止めはほとんど使っていない(家の中と車での移動がほとんどなので)
- 肩、首、頭皮に筋緊張あり
- 首前(喉部分の筋肉)に筋緊張あり
- 頭部に強張り(むくみが酷くなる強張りになる)、血の滞りあり
- 呼吸器系の経絡に圧痛あり
- 胃腸系の経絡に圧痛あり
- 腹部に冷えあり
施術方針
- 呼吸器の弱さ、姿勢の悪さからくる気を巡らせる力の低下
- 呼吸器の弱さからくる肌の乾燥※1
- 胃腸の弱さからくる消化不良のための血の質の低下
- 腹部の冷えからくる腎機能の低下による水分代謝不良
- ※1.細胞は酸素を取り込むことで、二酸化炭素・老廃物・水を排泄します。酸素の取り込みが悪くなると、細胞の中の水が適切に細胞外に排泄されないため、肌などが乾燥し、代わりにむくみが生じます。
皮膚学:以下の要因からくる、顔のたるみの発生と診断
- 首を前に曲げた状態が継続することによる喉の筋肉が凝りから生じるフェイスラインのむくみ(リンパ・老廃物の代謝不良)※1
- 顔の血流不良による新陳代謝の悪化(ハリ不足)
- ※1.スマホなどを長時間操作し続けることで、首を前に曲げた状態が続くと、喉の周りの筋肉にずっと力が入った状態となり、筋肉に凝りが生じて、血行・リンパ・老廃物の代謝不良が生じてむくみが発生することで、二重あごになるケースが多いです。
- 手足の胃腸に関連する経絡への鍼施術で、胃腸の活動を亢進(活発に)する。
- 腹部、骨盤部を温めることで、造血に関係する内臓(肝臓・胃・腸・腎臓)、ホルモン分泌に関係する内臓(卵巣、腎臓)の血行不良を改善する。
- 背筋の緊張箇所への鍼灸施術で筋緊張を緩め、呼吸を楽にする。(背中の緊張をとり呼吸を楽にすることは副交感神経の亢進に繋がります)
- 頭頂部への頭皮鍼+パルス通電による自律神経の調整(副交感神経の亢進)
- 後頭部への頭皮鍼+パルス通電で、後頭筋を弛緩することにより首・肩の筋緊張を緩和する
- デコルテのオイルリンパトレナージュ(血行促進・むくみ改善効果のあるサイプレス、ジュニパー精油を含む)で、する。
- 頭皮美容鍼+パルス通電で、頭部の汚血・老廃物を代謝すると同時に、頭皮を柔らかくし、額の皮膚を下に押す力を解消する。
(頭皮が固いとヘルメットを被るように、顔の皮膚を下に押し下げる力が加わります) - 側頭筋(耳の上のフェイスラインを持ち上げている筋肉)への美容鍼+パルス通電でEMS表情筋トレーニングを促す(約15分)
(側頭筋を引き上げフェイスラインの下がりを解消する) - 肌全体への美容鍼により、肌の血行を改善する。
(肌の新陳代謝を高める。表情筋の筋繊維生成を高める。) - ビタミンC誘導体(APPS)のイオン導入、アミノ酸・フラーレンの浸透で、コラーゲン・エラスチンの生成を高め、肌のハリを取り戻す。
(肌の真皮で肌のハリを支えるコラーゲン・エラスチンを生成するためには、アミノ酸とビタミンCが必須) - セラミドの塗布で肌の乾燥を防ぐ。
- 腕をクロスして鎖骨の辺りを抑え、顎を上に向けることで首の喉周りの筋肉を伸ばすストレッチをお教えして、毎日、数回行って頂けるようお奨めする。
- 湯たんぽを使用しての下腹部(腎臓、腸、卵巣)の温熱療法を毎日行うことをお奨めする。
(消化吸収力・造血力の向上、ホルモン分泌正常化)
※首のストレッチ、温熱療法をできるだけ毎日実行して頂けているとのこと。
2回目(1回目の1週間後):症状の変化(肌)- 肩・首の凝りが楽になってきた
- 少し、フェイスラインのむくみが解消されてきた
- 1回目と同様
- 1回目と同様
- より保湿力の高いセラミド化粧水をご紹介する。
(月2,000円程度の化粧水の紹介とネット販売サイトをご紹介。当院からの販売は行っておりません。)
- 身体の冷えがとれてきた
- 肩こりと首のこりがかなり楽になってきた
- 二重あごがかなりなくなってきた
- 1回目、2回目と同様
- 二重あごがだいぶ緩和されたため、首のオイルトリートメント→リンパマッサージへと変え、リフトアップを主目的として、フェイスライン・頬の集中美容鍼を行う。
- 頭皮美容鍼は1回目、2回目と同様に行う
- 月に2回、頭皮美容鍼に加えて、「フェイスラインと頬の集中美容鍼」を行う回と「首のオイルトリートメント+顔全体への美容鍼」を症状により適した施術を選択する。
メイクアドバイス
<メイクのポイント>
- スキンケアの方法
化粧水は、一度に大量につけても肌に万遍なく浸透させることが出来ないので、少量を手にとりハンドブレスして、万遍なく顔全体に何度か浸透させる方法。
※手を顔に軽く押し付けた状態を10秒ほどキープすることで、手の平の温度で毛穴が開き化粧水を浸透させます。 - たるみを隠す、シェーディングとハイライトの使い方、チークの使い方
※フェイスライン下へのシェーディングで影を作り、チークを頬少し上からこめかみに塗ることで目線を上に向ける
その後、無料メイクセミナーで上記のメイク法を習得して頂くことが出来ました。
所感
これは、首の筋肉を緩めて伸ばしてあげるとかなり改善します。ただし、悪い習慣(スマホなどを長時間、首をまげて操作するような習慣)を改善頂かないとまた症状は悪化してしまいます。
同様な症状でお悩みの方がおられましたら、まずは、スマホなどの操作をするときに深く椅子に腰かけて背筋を伸ばした状態でスマホと目の距離を離して操作することを心がけてみてください。それでも症状が良くならない場合は、鍼とオイルトリートメントで症状を緩和できますので、お気軽にご相談下さい。