値段比較!ベトナムの物価事情〜マクドナルドなど外食費も調査しました

海外旅行先で気になるのが、「その国の物価事情」。当初決めた予算内で、どのくらいの贅沢ができるかというのは、旅行者にとっては切実な問題です。東南アジアといえば物価が安いイメージがありますが、何がどのくらい安いのかはあまり知られていません。そこで、こちらでは日本でもお馴染みのマクドナルドなどの外食費も含めた、ベトナムの物価事情を紹介します。

ベトナムの基本的な物価事情

まず誤解しないでいただきたいのは、「すべてが安いわけではない」ということです。確かに屋台や食堂、個人経営のパパママショップに行ったら、日本よりも3分の1から7分の1程度で買える商品もたくさんあります。しかし、輸入商品というのは、場合によって日本よりも高額です。これはベトナムの通貨の相対的な強さや関税の税率などが関係していますが、例えば電化製品は日本がおひざ元。ベトナムでは製造していないので、すべて輸入商品となるため、値段は高めの設定です。

また、ベトナムはハノイとホーチミンを中心に高度経済成長の真っただ中。旅行者が行き交う都心部は、高所得者層が集まるエリアでもあるので、必然と物価は年々高くなっています。レストランやバーに行ってメニューを確認したら、日本と変わらない、もしくはそれ以上に高い、なんてこともざらにあることは覚えておいてください。

「食費」は意外と高い

もし外国人御用達の小洒落たレストランやバーに行くのであれば、日本のそこらへんのファミレス以上の値段がかかることは覚悟しましょう。一方、現地人が足繁く通うような食堂や、学生に人気の屋台などを楽しむのであれば、想像とそれほど違わない値段を提供してくれることでしょう。ちなみに、ベトナム人の学生は、1日5万ドン≒250円程度で生活しています。

●食堂(ご飯+惣菜):3万~5万ドン≒150~200円
●バインミー:1万ドン≒50円
●外国人向けベトナム料理レストラン(1人前):15万~30万ドン≒750~1,500円
●多国籍料理レストラン:15万~30万ドン≒750~1,500円
●フォー:3万~5万ドン≒150~200円
●チェー:5千~2万ドン≒25~100円
●瓶ビール:1万2000~2万ドン≒60~100円
●ミネラルウォーター:4千ドン≒20円
●ジュース(500ml):1万~3万ドン≒50~150円
●ポテトチップス(国産):2万ドン≒100円
●ポテトチップス(外国産):5万ドン≒250円
●おにぎり:1万5000ドン≒75円
●お弁当:3万~5万ドン≒150~250円
●調味料:1万5000~5万ドン≒75~250円
●小麦粉(500g):1万ドン≒50円
●インスタント麺
(国産):4千~2万ドン≒20~100円
(外国産):8千~8万ドン≒40~400円

マクドナルドの物価事情

ホーチミンにもマクドナルドが進出しています。ファストフード店では初となる24時間営業、そしてドライブスルーとして一時注目されました。値段は日本と同じくらいか、気持ち安い程度。ベトナム人はランチにお金をかける傾向にあるので、ランチの時間帯には多くの学生や社会人でにぎわっています。

●フィレオフィッシュ:4万5000ドン≒225円
●ダブルチーズバーガー:5万5000ドン≒275円
●ポテト(M):2万5000ドン≒125円
●チキンナゲット(6ケ):4万ドン≒200円
●ダブルチーズバーガーセット:7万5000ドン≒375円
●飲み物(ミネラルウォーター、コーラ、ファンタ):2万ドン≒100円
●ソフトクリーム:1万ドン≒50円
●アップルパイ:2万ドン≒100円
●ハッピーセット:6万ドン≒300円

スターバックスは?

フランス文化が根付くベトナムでは、町のいたるところでお洒落なカフェを見かけることができます。いまや世界の物価を比較する上で欠かせないスターバックス(通称:スタバ)も2014年に進出して以来、すでにベトナム人のお馴染みのカフェとして認知されています。しかし、現地の若者にとってスタバはいささか値段が高く、利用客の多くは社会人となっています。

●キャラメル:8万5000ドン≒425円
●エスプレッソ:8万5000ドン≒425円
●モカ:8万5000ドン≒425円
●カフェ・ラテ:7万5000ドン≒375円
●イングリッシュブレイクファーストティー:6万ドン≒300円
●ホットチョコレート7万ドン≒350円

交通費はバスが最安値

ベトナム国内には市内を循環する鉄道がありません。2016年現在ホーチミンでは地下鉄工事中となっています。ゆえに、ベトナムでは電車の代わりにバスとタクシーが発達しています。一方、三輪人力車のシクロは、田舎郊外ではまだ現役で活躍していますが、市内のシクロは旅行者向けとなっており、それも規制されて廃れつつあります。

●タクシー
(初乗り):1万2000ドン≒60円
ホーチミン
(空港~市民劇場):20万ドン≒千円
(市民劇場からチョロン)15万ドン≒750円
ハノイ
(空港~ホアンキエム湖):40万ドン≒2千円
(ホアンキエム湖~ホーチミン廟):10万~15万ドン≒500~750円
●バイクタクシー
ホーチミン
(空港~市民劇場):10万ドン≒500円
(市民劇場からチョロン)7万ドン≒350円
ハノイ
(ホアンキエム湖~ホーチミン廟):10万≒500円
●市バス:5000ドン≒25円
●シクロ(1区間):5万~10万ドン≒250~500円

交通費はバスが最安値 娯楽&施設費

ベトナム人の娯楽も日本とそうそう変わりはありません。カラオケやボーリングなどが現在はブーム。また、旅行者が行くような博物館・美術館も併せて紹介します。

●カラオケ(1時間):15万~20万ドン≒750円~千円
●ボーリング(1ゲーム):4万~6万ドン≒200~300円
●ゲームセンター(ワンコイン):4千ドン≒20円
●美容室:4万~7万ドン:200~350円
●日系美容室:50万ドン≒2500円
●博物館:1万~4万ドン≒万ドン50~200円
●美術館:1万~4万ドン≒50~200円

博物館はご覧の通り料金の幅がかなりありますが、基本は日本と異なり安いと思っていてください。ただし、最近は博物館や美術館の維持料が上がってきているようで、値上げを検討しているところも多々あります。また、ハノイの博物館の多くはカメラの持ち込みは別途料金が発生します。

日用品は国内産と外国産でピンキリの値段

最後に生活雑貨を紹介します。スーパーに行けば棚に陳列している日用品は、浴用品、生理用品問わずベトナムメーカーと外国メーカーに分けることができ、前者であれば安いのですが、後者であれば高くつきます。外国メーカーは往々にしてアメリカ、韓国、日本産が多い印象です

●煙草
(国産):1万ドン≒50円
(外国産):2万ドン≒100円
●歯ブラシ
(国産):5千ドン≒25円
(外国産):3万ドン≒150円
●シャンプー
(国産):5万~8万ドン≒250~400円
(外国産):7万~20万ドン≒350~1,000円
●洗顔料:2万~5万ドン≒100~250円
●UVカットクリーム
(国産):4万~6万ドン≒200~300円
(外国産):8万~20万ドン≒400~1,000円
●衣類:7万~15万ドン≒350~750円
●サンダル:5万~30万ドン≒250~1,500円
●ボールペン:4千ドン≒20円
●コピー(1枚):500ドン≒2.5円

結局は安かろう悪かろう

このように、ベトナムの物価をみていくと国産は安く、外国産が高いというのが普通です。もちろん中国産もベトナム産同様安いですが、やはり値段が安いものは、往々にして安かろう悪かろうとなります。良質なものを手に入れたければ、それに相応しい値段を払わなければならないというのがベトナム人の共通の考えです。ベトナムに滞在した多くの日本人が、「安くて良い品が買える日本は素晴らしい」と口ずさみます。