ケミカルピーリング治療(TCA)
TCAとはトリクロロ酢酸の略語です。
AHA(グリコール酸)やBHA(サリチル酸)と言われるピーリング剤より効果が高く、基底層・真皮層にまで作用します。
その為、にきびだけでなく、にきび痕、薄いシミ、小じわにも効果的ですが、皮がむけ、赤みが治まるまでに時間がかかります。
にきびあとを治したい方におすすめの施術です。
「向いている人」と「向いていない人」について
- にきび・にきびあとが気になる方。
(特にAHAやBHAを使用したケミカルピーリングを何度か繰り返しても効果が見られない方。)
- 薄いシミや浅いシワが気になる方。
向かない人
- 顔に怪我やキズがあり、完治してない方。
(傷に酸が入ると痛みが出たり、赤みが増強する。)
- 皮膚炎やヘルペスなどの症状がある方。
- 慢性的にステロイド治療を行っている方。
「利点」と「欠点」について
- 新たな細胞再生が行われるため、炎症中のにきびだけでなくにきび痕にも効果がある。
(しかし、にきび痕の場合、深さが異なる為、一回の治療で良くなるとは限らない。)
- 真皮中層までの間で起こっているシミは軽減される。
欠点
- 新しい上皮が出来始めるまでに1週間かかります。顔色が蒼白い感じから日にちが経つにつれて徐々に黒くなりベリベリと皮がむける為、1週間程外出は難しい。
(黒くなるのはTCAをつけた部分が蛋白変性を起こしている為。薄いカサブタになり、上皮がはってくると自然とむけてくる。無理にはがすと赤みやひりつきが強く出る。)
- 上皮が出来始めるまでにひび割れた部分がひりつきを感じることがある。
(軟膏で乾燥しないように保護することで痛みは軽減する。)
- 色素沈着を予防するためのセルフケアとして、日中はUVケア、夜はメラニンを抑制するクリームを使用する必要がある。
(新しい皮膚がしっかり出来るまでには6週間かかる為、その間に日焼けをしたり強い刺激を与えると赤みが強く出たり、色素沈着を起こす可能性がある。)
ケミカルピーリング治療(TCA)のやり方
施術内容の詳細
| 施術時間 | 60分 |
| ダウンタイム | 10~14日間 |
| 術後の通院 | 1週間 1ヶ月 |
| 傷の赤み・硬さ | 皮膚が剥けた直後は赤みが強く、徐々に引いてくる。 しっかり新しい皮膚が出来るまでの6週間程度は赤みがある。 |
| 腫れ | 1週間程度むくんだ様な腫れが出る。 |
| 洗顔 | 翌日より可能(ただし強くこすったり、無理に皮を剥いたりはしない。) |
| 化粧 | かさぶた様の皮が剥ければ可能(1週間後くらい) |
| シャワー | 当日から可能 |
| 入浴 | 当日から可能 |
| 運動 | 当日から可能 |
| その他 | 施術後かさぶた様の皮膚がむけて、ひりつきや痛みがある部位は軟膏をしっかり塗る。 その後色素沈着を予防するために、日焼け予防とメラニンを抑制するクリーム(THクリーム)を塗る必要がある。 |
| 上記は一般的な経過であり、個人差があります。 | |
料金
| ケミカルピーリング治療(TCA) | ¥110,000 | ||
※予めご了承下さい。
①料金表は税抜き価格で表記させて頂いております。
②別途診察料がかかります。
③施術・手術後、患者様の状態により薬の内容が変更する事があり、それに伴い別途かかる薬の料金も変わる事もございます。
にきび治療に関するよくある質問
- にきびがなかなか治りません。どのような治療法がありますか?
にきびの原因として、下記がが主なものとしてあげられます。
① 皮脂の分泌量の増加(ストレスなどによる心因性のものや、ホルモンバランスの崩れなど原因は様々あります)
② 皮膚のターンオーバー不全その結果、皮脂の排出が滞り、酸化して炎症が発生。症状が悪化します。
にきびとひとくちにいっても、白にきび、炎症性のにきび、膿んだにきびと種類も複数あります。それぞれ必要とされる治療が異なります。お肌の状態を診察させていただいたうえ、根本的な治療を行い、にきびができにくい肌状態にしていきます。
保険診療で行う場合には、内服、外用、もしくは詰まった角栓を出す方法があります。
外用の場合、角質を薄くしてターンオーバーを正常化し、色素沈着の原因、メラニン色素の活性を抑制するクリームをおすすめしています。
保険診療で行うかどうかは、肌状態を診察後、担当医師とご相談ください。
- PDT(フォトダイナミックセラピー)治療をすれば、にきびが出来なくなりますか?
はい。出来にくくなると思われます。
PDT治療とは光治療の一種です。一時的に皮脂腺の活動を抑え、新しいにきびができない期間を作ります。
その間に、すでにできているにきびやにきび痕の治療を行い、にきびのできにくい肌へ導きます。数回繰り返していくことで、良い状態を維持することが出来ます。
- ピーリングでにきびが治ると聞いたのですが…
ピーリングはにきびの早期改善に繋がると考えられますが、必ずしもにきび治療に必要なものではありません。
基本的にピーリングは、角質を柔らかくし、毛穴に詰まった角栓を取り出しやすくすることや、弱い酸の刺激で皮膚の活性化と、ターンオーバーの正常化を促すことを目的としています。にきびを早く治したい、という場合に、内服、外用などの保険治療とともに並行して行う場合があります。
- にきび痕をキレイにしたいのですが、方法を教えてください。
肌表面の凸凹を改善したい場合は、凸の部分を凹の部分に近づける治療が必要です。
効果的な方法としては、TCAのようなディープピーリングか、レーザーで軽く削る方法があげられます。
どちらも施術後1週間かさぶたとなり、そのかさぶたが剥がれたあとも2~3ヶ月は赤みがのこる可能性があります。
その間は、美白剤ハイドロキノンと肌の再生を活性化するレチノイドのクリーム(THクリーム)を使用していただき、色素沈着を予防します。その後赤みは消えていきます。
しわ・たるみの施術に関するよくある質問
- 顔全体のたるみが気になります。手術せずに改善する方法はありますか?
サーマクール(ラジオ派(高周波)たるみ治療)といったラジオ波(RF)を使用する方法があります。
これは脂肪の多いたるみに効果的です。
肌自体に傷ができないので、施術後通常の生活が可能です。
- 目元のちりめんじわが気になります。改善する方法はありますか?
bFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)メソセラピーやピクセル(皮膚再生レーザー治療)があります。
bFGFメソセラピーは、bFGFを注入することにより、線維芽細胞増殖を促します。
ピクセル(皮膚再生レーザー治療)はレーザー照射し、皮膚に細かい穴をあけることで傷の修復を促進し、コラーゲンを増やします。
両者ともに、目元のちりめんじわに効果があります。
- 仕事の都合でダウンタイムがあるものが出来ません。他に方法はありますか?
サーマクールは基本ダウンタイムがありません。
しかし、脂肪のボリュームが多く、たるんでいる人には効果がありますが、 脂肪が少なく皮膚だけのたるみには効果が出ません。
また、金の糸や金属プレートが入っている方など身体に影響が出る恐れがある方はお断りさせていただく場合もあります。