近年ではペットに関する研究が進み、より健康で長生きしてもらうために様々なフードは開発されています。ドッグフードの種類もたくさんあるため、愛犬にどのドッグフードを食べさせたらよいのか迷う飼い主さんもいるようです。
柴犬に最適なドッグフードの選び方についてご紹介していきます。
1.柴犬の餌の注意点
柴犬の餌に必要な栄養素
■タンパク質
■脂肪
■糖質
■ミネラル
■ビタミン
犬は元来、狩りをして獲物を食べる肉食動物のため、犬に必要な栄養素の中でも特に大切なのは、タンパク質です。タンパク質が不足すると毛ヅヤが悪くなり、皮膚病にかかりやすくなったり免疫力が低下します。そのため、柴犬のドッグフードを選ぶ際にも良質なタンパク質が含まれているものが望ましいです。
脂肪は活動したり体温を維持するためのエネルギーになったり、ビタミンの吸収を手助けする働きがあります。摂取しすぎると肥満の原因にもなるので、脂肪が多く含まれる食品の与えすぎには要注意です。糖質も同じように体内でエネルギーに変換されるため、不足すると疲れやすくなります。
ビタミンやミネラルには様々な種類がありますが、主な役割は体調を整えることです。不足すると神経障害や臓器の不調などを起こし、病気になりやすくなります。かといってビタミンやミネラルを過剰摂取すると病気になり、中毒や副作用などが出ることがあるので、バランスよく与えるようにしましょう。
2.餌の種類
商品別の種類
ドッグフード業界大手のロイヤルカナンでは、ドッグフードの商品だけで約135もの種類があるそうです。一つの会社だけでこれだけの種類があるのですから、他の会社の製品を合わせると非常に膨大な数になることが分かります。
この中で柴犬に合ったドッグフードを探し出すのは大変そうですね。まずはどのような種類があるかを見ていきましょう。
■実際どんな物があるの?
1.ドライタイプ・ソフトドライタイプ
■水分量が少ない
■防腐剤を使わずに長持ちする
■適度な硬さがある
■栄養バランスに優れる
ドッグフードで最も一般的。水分量が10%~30%なので、防腐剤をあまり使わなくても日持ちするメリットがあります。栄養ボランスにも優れ、硬さがあることでアゴの筋肉も鍛えることができます。
歯石がつきにくく、口臭を抑えることにもつながります。
2.ウェットタイプ
■水分量が多い
■腐りやすい
■添加物が多いことがある
■栄養バランスが偏ることがある
水分量は75%以上です。風味が強いため、ドライフードよりも食いつきがよくなります。ただし、腐りやすいので基本的に一回で使い切るようにしてください。
添加物も多く栄養バランスも良くないため、なるべく補助的なフードにしてあげましょう。
歯垢になりやすいです。
3.セミモイストフード
■低カロリー
■栄養不足になることがある
■主食には不向き
いわゆる半生タイプで、低カロリーのドッグフードです。つまりは通常の一日に必要な栄養素が摂取できません。
肥満にはなりにくいかもしれませんが、栄養も足りないということになってしまうため、主食として与え続けるのには不向きのエサです。
また、ご紹介した種類の中にもさらに「子犬用」「成犬用」「老犬用」という種別があります。これに小型犬」「中型犬」「大型犬」という種別があり、柴犬の場合は「中型犬」に分類されます。飼っている柴犬の年齢に合わせて、フードの種類を変える必要があります。
3.どうやって選ぶの?
■まずは自分の柴犬を観察しよう!
■年齢
■体調
■好み
柴犬は中型犬なので、ドッグフードの種類は「中型犬」のものを選びましょう。犬の大きさによって必要なタンパク質やエネルギー量が変わってくるため、きちんと柴犬にあった犬種のものを選ぶことが大切です。
次に考えるべきは、柴犬の年齢です。乳離れをしてから6~1歳ぐらいまでが「子犬用」のドッグフード、1~10歳前後が「成犬用」、10歳以上の犬には「シニア犬用」のドッグフードを与えるのが良いでしょう。特に子犬のころは成長のためにも、消化が良く免疫力を高めてくれるようなフードを食べさせましょう。
犬が病気だったり、病気になっている場合は栄養不足が懸念されるため、高カロリーなドッグフードが必要になります。硬いドッグフードが食べにくそうだったら、お湯でふやかしてあげたり、ウエットタイプに切り替えてあげると良いでしょう。
そして大切なのは、そのドッグフードが柴犬の好みにあっているか、です。飼い主さんとしても、おいしい食事を食べて満足してほしいと思います。そのためには、試供品などを購入し与えてみて、柴犬の食いつきをよく観察しましょう。年齢に合ったドッグフードを選びながら、様々なタイプや味を試していくと、柴犬が好きなドッグフードが分かるようになります。
病院へ行くと、試供品を貰えることもありますので相談してみるのも良いですね。
柴犬用のドッグフード
自分で選ぶ他にも、様々な企業から「柴犬用」として出されているドッグフードがあります。商業目的なものもあるため、注意が必要です。
4.アレルギー性皮膚炎に注意
■遺伝的に皮膚が弱いことがある
■食餌アレルギーになりやすい
■同じ物を食べ続けてるとなりやすい
柴犬は遺伝的に皮膚が弱く生まれることがあり、アレルギー性皮膚炎になりやすいと言われています。特に、食事で気を付けたいのが、特定の食べ物に反応して皮膚炎を起こす「食餌アレルギー」です。
何故起きるかは分かっていませんが、食べ物に含まれるたんぱく質が原因と言われており、同じドッグフードを毎日続けて食べ続けていると発症しやすい傾向にあると言われています。特に1、2歳の柴犬によく見られるようです。
症状
■体をむしる
■脱毛
■目の充血や涙目
特に強く現れるのが痒みで、犬が体を掻きむしるような行動をとります。皮膚を爪で傷つけ、ひっかき傷ができるとそこから細菌感染を起こし、さらに炎症が広がることがあるので注意が必要です。そのほかにも脱毛や眼の充血などが見られることがあります。
それらの症状が見られたら、病院で治療を受けましょう。現代の医療技術では、何がアレルギー源になっているか特定することができませんが、病院から処方されるドッグフードを与えたり、シャンプーをこまめに行うことで改善されることがあります。食餌アレルギーになった場合は、食事の内容を一度見直してみましょう。
まとめ
病気や、食いつきが悪くなった時などのために何種類か食べられるものを知っておくことも大切です。
また、良質なタンパク質や栄養を求めればもちろん価格も上がります。高いからといって良いわけではないですが、安すぎるフードは選ばないようにしましょう。
多種多様なドッグフードがある中、一番ベストなものは、『その犬に合ったもの」です!
それを選ぶためには、愛犬を観察し、アレルギーはあるかなど、しっかり把握する必要があります。