4/25(火)の米国株式市場は大幅続伸、ナスダック指数が連日の最高値更新で初めて6,000ポイント台に乗せ、NYダウも21,000ドル目前です。
フェイスブック、アルファベット、マイクロソフトなどIT大手がそろって最高値を更新したほか、業績見通しを上方修正したキャタピラー、既存店売上の改善が好感されたマクドナルドは1-3月期決算が好感されて株価は大幅高となっています。
北朝鮮絡みで心配されていた軍事衝突はなく、市場では4/26(水)発表予定のトランプ政権の税制改革案に対する期待が高まっているようです。米国株式市場は上値を試す展開が続きそうです。
決算速報:
米国株の当社顧客保有人数上位50で、4/25(火)に1-3月期決算を発表したコカ コーラ(KO)、AT&T(T)、マクドナルド(MCD)、スリーエム(MMM)の決算速報です。
また、保有人数上位51~70位のロッキード マーチン(LMT)と業績が市場予想を大幅に上回ったキャタピラー(CAT)の決算テーブルを掲載しています。
銘柄名(コード) 決算発表日、株価反応日、株価、前日比 | | 直近実績 | 前年同期比 | 予想乖離 | 前四半期の 前年同期比 |
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| 4/25、4/25、43.11ドル、-0.4% | EPS(ドル) | 0.43 | -4% | -2% | -3% |
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【パッと見冴えない決算が続く】 - 1-3月期のオーガニック売上成長率は横ばいで10-12月期の6%増から大幅減速ですが、営業日数で2%ポイント減のほか、原液の出荷タイミング、イースター休暇のシフトなどの影響があり、基調が大きく変わったということではないようです。報告ベースでは、ボトリング事業の切り離しなど事業構造の変化による影響が10%ポイント、為替による目減りが1%ポイントあって、売上は12%減となっています。
- 地域別の販売数量(ボトルケース)は、主力の北米が0%増、欧州・中東・アフリカが2%増、アジア太平洋が1%増、通貨下落の影響を相殺するために値上げを行った南米が3%減となっています。17年通年のガイダンスは維持されました。オーガニック成長率が3%増、為替の影響を除く税前利益は7-8%増、事業構造の変化による売上の押し下げは18-19%ポイントのマイナス寄与が想定されています。
- パッと見冴えない決算が続いていて、引き続き株価は配当利回りをポイントとして動きそうです。Bloombergの今期予想配当は1.48ドルで、4/26終値43.11ドルに対する配当利回りは3.4%です。来週よりCEOがジェームズ・クインシー氏に交代します。新CEOのもと、成長軌道に乗るか注目されます。
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| 4/25、4/25(時間外)、39.83ドル、-0.3% | EPS(ドル) | 0.74 | 3% | 0% | 5% |
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【携帯端末の減少で売上減、EPSは市場予想並み】 - 1-3月期の売上減少は、固定通信事業の落ち込みに加え、携帯電話事業で端末のアップグレード率低下やデータの使い放題プランの増加などが影響しています。営業費用も前年同期比3%減としたことで、営業利益の落ち込みは4%減に抑え、EPSは増加が維持されました。業界の競争激化でネット携帯電話加入者(後払い顧客)は19.1万人減と、初めての減少となっています。
- 主要部門では、コンシューマー・モビリティ部門(消費者向けモバイル)は、売上が7%減ながらコスト削減で営業利益は2%減に抑えました。エンタテイメント部門(衛星TVとブロードバンド)は売上が1%減、営業利益は3%減、ビジネス・ソリューション部門(法人向けサービスと固定電話)は固定電話の減少で売上が6%減、営業利益は1%減でした。
- 17年のガイダンスは、前回一桁台前半の伸びとしていた売上は端末売上の動向が読めないとしてドロップされました。調整後EPS(審査中のタイム・ワーナー買収のインパクトを除くベース)については、営業利益率の拡大により一桁台半ばの伸びとの見通しが維持されました。通信サービスセクターは競争の激化が顕著で、業績はやや低調な傾向です。
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| 4/25、4/25、141.70ドル、+5.6% | EPS(ドル) | 1.47 | 20% | 10% | 12% |
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【米国の既存店売上が改善、ビッグマック姉妹品が奏功】 - 世界の既存店売上は米国の改善が牽引して10-12期の2.7%増から4.0%増に改善しました。米国の既存店売上は10-12月期の1.3%減から1.7%増に大幅に改善しました。前年同期は「オールデイブレックファスト」の導入成功で水準が高かったため、好調と言えます。サイズの異なる「ビッグマック」やドリンクを組み合わせるなどのプロモーションが来店客数増に繋がりました。
- 全体の売上が4%減(為替の影響を除いて3%減)となっているのは、自社運営店舗のフランチャイズ化による売上減の影響を含みます。国際リード市場の既存店売上は2.8%増(10-12月期は2.8%増)、ファウンデーショナル市場は日本の回復が貢献して10.7%(同11.1%増)、ハイ・グロース市場は中国が牽引して3.8%増(同4.7%増)です。既存店売上の改善を受けて営業利益は14%増(10-12月期は5%増)へ加速しています。
- 昨年来米国の外食市場は不振と言われており、その中での改善は評価できるでしょう。株価は過去1年で10.4%上昇、S&P500指数の14.0%にかなり追いついてきました。17年12月期の予想EPSは6.21ドルで、PERは22.8倍です。
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| 4/25、4/25、195.13ドル、+0.5% | EPS(ドル) | 2.16 | 5% | 5% | 4% |
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【アジア太平洋と欧州・中東・アフリカが大幅に改善、今後は米国にも期待】 - このところ冴えない決算が続いていましたが、1-3月期決算は久しぶりに市場予想を上回るポジティブなものとなりました。売上は4%増で、現地通貨ベースでは5%増でした。世界の産業景気は昨年まで低調でしたが、改善の動きが出ているようです。販管費が5%増加したことから、営業利益は1%減でした。
- 10-12月期の部門別売上の前年同期比伸び率は、インダストリアル+5.7%(10-12月期は+3.0%)、セーフティ&グラフィックス+4.8%(同+0.6%)、ヘルスケア+3.1%(同-0.1%)、エレクトロニクス&エネルギー+11.5%(-1.0%)、コンシューマー-1.2%(同-0.7%)でした。地域別にはアジア太平洋と欧州・中東・アフリカが10-12月期比で大幅に改善、米国は小幅改善(前四半期の+1.2%から+1.4%へ)でした。
- 好調決算を受けて17年のガイダンスは、現地通貨ベースの売上伸び率を+2-5%(前回予想は+1-3%)、EPSは8.70-9.05ドル(前回予想は8.45-8.80ドル)へ引き上げられました。今後は売上の40%を占める米国で、トランプ政権の政策による恩恵に期待できるでしょう。
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銘柄名(コード) 決算発表日、株価反応日、株価、前日比 | | 直近実績 | 前年同期比 | 予想乖離 | 前四半期の 前年同期比 |
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| 4/25、4/25、270.02ドル、-2.2% | EPS(ドル) | 2.61 | 1% | -6% | 8% |
| 4/25、4/25、104.42ドル、+7.9% | EPS(ドル) | 1.28 | 91% | 105% | 12% |
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成