● マルホMRはヒントをくれていた
実は最近、「あれ?」と思うことがあったんですよね~。
マルホのMRさんが来た時のやり取りのことなんです…。ゼビアックスローションの売れ行きが気になったので、話を振ってみたのですが、ちょっと意外な答えが帰ってきたんです!
まきのり「ゼビアックスローションの売れ行きどうですか?」
マルホMR「ニキビ用外用抗菌薬としては、しばらく新薬が出ていなかったので、皮膚科の先生には、かなり積極的に使っていただいています。」
ま「そうなんですね!まぁ、ナジフロキサシン(アクアチム、大塚)では、なかなか奏効しないケースもあるそうですからね。」
マ「はい。昨年、私どもではベピオゲルも発売させていただいたので、先生方からは、ベピオゲルとディフェリンゲルに加えて、ゼビアックスのセットで使っていただいています。」
ボクはここで、「えっ!?」と思ったんですよね。
MRさんの基本としては、やはり他社製品を話題に上げる場合は「製品」としてではく、あくまで「薬剤」として、「他社商品名を使わずに、一般名で話をする」のが基本です。
(これって、どのタイミングで習うんでしょうね?何かプロモーション・コード的なものも設定されているんでしょうか。ちょっとMRさんに聞いてみますね!)
ここで、あえて「アダパレン」と一般名で呼ばずに、ハッキリと「ディフェリンゲル」と商品名を出してきたので、「あれ?」と思っていたのです。
でも、この時にはもうマルホ社内ではディフェリンゲルを入手することを知っていたのでしょうね。だからあえて隠さずに話題にしたのかもしれません。
● マルホの計画が成功?
さて、上のMRさんの会話から分かるように、マルホは昨年ベピオゲル、ゼビアックスローションとニキビ関連治療薬を次々と発売し、ダラシン(クリンダマイシン、佐藤)/アクアチム+ディフェリンゲルというセット治療に一気に食い込んできました。
ここでディフェリンゲルが、マルホの手にあれば、マルホのセットでセラピーが完成することになります。
マルホはベピオ、ゼビアックスの発売にめどがついた頃から、ゼビアックスを狙っていたのではないでしょうか。
マルホによる「ニキビ治療スタンダードプランの完成!」といった感がありますね!!
● 三者三様(+1)、良かったのでは?
さて、ディフェリンゲルを奪われてしまった塩野義ですが、正直、ディフェリンを上手く売れていたか?というと、ちょっと疑問が残ります。このあたりは、ガルデルマ(というか、アダパレン)にとっては良かったと思いますね。
また、塩野義としては導入品や提携品が多いので、Capエンドヌクレアーゼ阻害薬(S-033188)をはじめ、自社開発へのシフトというのもありなんではないか、と、思います。
個人的には、ガルデルマは、残りのロゼックスとペキロンも、抱き合わせでマルホに売っちゃえばいいのに、と思いましたが、そうもいかないようですね(笑)
マルホ、ガルデルマ、塩野義だけでなく、ニキビ治療に悩んでらっしゃる患者さんも加えて四者四様に良いニュースとなると良いですね!