白い粉がポロポロ…飼い猫にフケが出てしまう原因と対策
2017/07/25
猫もフケが出てしまうことがあります。特に毛色の濃い猫は、フケの白さが際立ちますので目立ってしまうんです。
飼い猫にフケが出てしまうのには、さまざまな原因があります。
原因が分かれば対処のしようがあります。場合によっては皮膚病にかかっていることもありますので、注意しなくてはならない場合もあります。
フケが出る原因
フケが出るのは、『新しい皮膚が生まれると、古い皮膚を押し出すので、自然と剥がれ落ちてしまう』という理由があります。
しかし、皮膚に何らかの原因があると、フケの出具合や別な症状も出てしまうことがあるのです。
以下、フケの原因をご紹介します。
気候の乾燥による皮膚の乾燥
部屋の空気が乾燥し出すと、人の皮膚が乾燥してカサカサになりますよね。猫も同じ状態です。乾燥が進むと、フケが出やすくなります。
乾燥は、晩秋から冬に起こると思われがちですが、夏のエアコンによっても乾燥は起きます。
この場合、いきなり大量に出るということはそんなにありません。ブラッシングの時に気がつくということが多いようです。(私もいつもそうです…)しっぽの付け根あたりに見られることが多いようです。
猫によっては、季節の変わり目になると乾燥肌になり、フケが出るという子もいると聞きます。注意してみてあげるといいですね。
感染症にかかっている
飼い猫にノミやダニといった虫がついてしまっている場合や、カビなどに菌類に感染することでもフケが出ます。
しかも、フケの出る量がハンパないので、すぐに気がつきます。
私の飼い猫たちの何匹かが以前、疥癬(ヒゼンダニ)に感染し、ものすごいフケが出てしまって大変な時期がありました。
その時は、フケだけでなく皮膚が炎症を起こし出血を起こすほどかきむしっていました。掻くだけでは足りないようで、細かく咬んだりといったこともしていました。
フケも全身から出ていましたし、肌荒れもすごいしていました。(速効で動物病院に駆け込んだことは言うまでもありません…)
外に出したりしなければ、感染してくるようなことはないと思いますが、からくる皮膚病のためのフケは、かゆみを伴いますので、すぐにわかります。
高齢
猫も高齢になってくると皮膚が衰えてくるのは当然です。
皮脂で保護されて、保湿もされていたものが高齢化に伴い、皮脂の分泌がしにくくなってしまうというのが原因です。
そうなると、乾燥肌になったり肌荒れになったりするということを知っておいてほしいと思います。
シャンプー剤などが残っている
シャンプーなどお風呂に入れて洗ってあげた際に、しっかりすすぎができていないと、シャンプー剤が皮膚に残り、かゆみを引き起こしたり皮膚炎をなったりします。
私も飼って間もない頃のシャンプーが下手で、フケが出てしまうような皮膚炎にさせてしまった経験があります。
水嫌いな猫は暴れますし、長毛種だったりすると押さえつけながらのすすぎは難しいこともありますからね。注意が必要です。(それ以来、2人がかりでやるという対策を講じています)
以上の原因が主ですが、ストレスが関係していたり、フケが出やすい体質だったり(まれにいます)ということもあるようです。
対策前に「かゆみ+フケ」がないか確認を!
フケ問題が発生した時に必ず見てほしいのは、『猫がかゆがっていないか』です。「猛烈なかゆみ+フケ」がある場合は、感染症や皮膚病である可能性が高いです。
「普段通りのような気もするけど…」と思われる場合でも、毛をかき分けて皮膚を確認してみてください。かさぶたや湿疹(発疹)や脱毛が見られることもあります。
これらの症状があったら、ブラッシングをしてフケの除去を行おうとじないで、すぐに動物病院に行きましょう。
もし、かきむしるようなら、エリザベスカラーなどをつけてから受診した方がいいかもしれません。(今以上に悪化させないため)
フケ対策
感染症やノミ・ダニといった病気ではないことが原因でフケが出てしまった場合は、自宅でフケ対策をすることができます。
ブラッシングとシャンプー
猫にフケが出た場合は、ブラッシングをすることが一番です。抜け毛を取るだけでなく、マッサージ効果もあるので、皮膚の血行を良くして、フケを早く浮かせて取ることができます。
シャンプーもしっかりと洗い流してあげることで、ある程度取ることができます。その代わり、しっかりすすいで洗い残しをなくすることが大切です。
ペットショップなどでは、フケ取り用のシャンプー剤が売られていますので、それを使ってもいいですね。おすすめの猫用シャンプーはこちらも参考にしてみて下さい。
注意することは、やり過ぎないことです。
ブラッシングなどを強くかけてしまうと、かえって皮膚を痛めてしまいます。フケを取りたくてやっているのに、皮膚炎にしてしまったなんてかわいそうですからね。
シャンプーをする場合は、完全に流しきって、毛をよく乾かしましょう。濡れとシャンプー剤の残りは、カビの繁殖場所となってしまいます。(要注意です!)
高齢の猫の場合、何度もシャンプーするのは大変でしょう。猫用のドライシャンプーを使ったり、お湯で絞ったタオルで拭いてあげたりするなどの方法を取りましょう。それだけでも全然違います。
湿度調整
乾燥しすぎは猫にもよくありません。できるだけ室内の湿度を測って調整します。
湿度は、55~65%が最適です。秋冬は加湿器を使い、夏は直接エアコンなどが当たらないようにしましょう。
加湿器がない場合や、日中につけっぱなしは怖いという場合は、濡らしたバスタオルなどを数枚部屋に干しておくだけでも湿度が上がります。
それか、猫用の保湿製品やフケ・乾燥肌対策スプレーといった商品も出ています。それらを使ってみるのもいいでしょう。
自動給水器があれば、常に水が湧き出ていますので、猫がマメに水分補給もできますし、室内の加湿器代わりにもなって一石二鳥です。
まとめ
飼い猫にフケが出ている状態というのはそんなに多くあるものではありません。
しかし、かゆみが伴う皮膚病にかかっている場合は、大量に出ていますので飼い主自身が驚いてしまいます。
そんな時は、いきなりブラッシングをしようと考えずに、皮膚の状態をみてあげましょう。あまりにもかゆみが強いと、触ろうとするだけでも噛みついてくることもあります。(経験あり!)
皮膚病が疑われる場合は、なるべく急いで動物病院へ!フケだらけの室内に飼い主がストレスになることもありますし、何より猫がかゆくてつらい思いをしているからです。
くれぐれも「強いかゆみ+フケ」にはご注意ください!