乾燥肌を改善するために水洗顔は非常に有効だ。
水洗顔とは、洗顔料を使用した洗顔を中止し、水(ぬるま湯)のみで顔を洗い流す方法。特別な道具や技術も必要ないため、多くの人にオススメすることができる。
大人ニキビの原因は乾燥だ。水洗顔はニキビ改善にも効果を発揮してくれるだろう。
ボクは、2年ほど前から水洗顔を実践しているが、乾燥肌の改善に大きな手ごたえを感じている。
このエントリーでは水洗顔を実践した上で効果的だと感じた方法論を紹介したい。
水洗顔の目的
なぜ水洗顔が乾燥肌に効果的なのか?
洗顔の目的は、顔に付いた埃などの汚れ、皮脂、角質などを除去することだ。洗顔料は皮脂や角質を取り除くために使用している。
汚れはニキビや肌荒れの原因になるので、洗い流すことは間違いではない。
しかし、健康な肌を維持するためにはある程度の皮脂や角質も必要になってくる。
洗顔料を使うと、必要な皮脂や角質まで奪ってしまう。肌を清潔に保つために使用していた洗顔料が、肌にとってマイナスになっていたのだ。
皮脂や角質を失った結果、肌は水分を保つことができず乾燥してしまう。
乾燥すると、ニキビ、肌荒れ、ゴワゴワ感など様々な肌トラブルの原因になる。「肌が汚いから、もっと洗顔しなければ!」と勘違いし、過剰に洗顔を繰り返すと状況は悪化するばかり。
肌トラブルの原因が『洗顔のしすぎ』であることは少なくない。洗顔に問題があるにも関わらず、高級な化粧水や保湿クリームに手を出す人もいるが、これはお金の無駄と言える。洗顔の回数、やり方を見直すだけで、想像以上に乾燥が改善することもあるのだ。
そこで登場するのが水洗顔。
必要以上の皮脂・角質除去を避け、肌の健康を維持するのに必要なモノを残し、乾燥肌を改善することを目的とした洗顔方法だ。
「水だけの洗顔は不安」と言う人もいるだろうが、肌汚れの80%は水洗いだけで落ちると言われている。本来、毎日のように洗顔料を使った洗顔をする必要はない。
肌に必要な皮脂・角質は残し、不要な汚れだけを洗い流すのが水洗顔である。
水洗顔のやり方
水洗顔の方法はシンプルだが、やり方を間違えると肌トラブルの原因になるので、ポイントとなる部分はしっかり押さえておきたい。
基本
基本的なやり方は以下のとおり。
- 水(ぬるま湯)で数回、顔を洗い流す。
- 優しく水気を拭き取る。
以上。
シャワーを使うのではなく、手で洗うこと。顔を拭くときは優しく叩くように。『数回』というのは、おでこ、鼻、両頬、顎の5ブロックに分けて、各ブロック5~10回ずつ。
以下、細かくポイントを解説していく。
水の温度
ボクは水洗顔における最も重要なポイントが水温だと思っている。これを間違えてしまうと水洗顔が逆効果になってしまうので注意したい。
水洗顔で使用する水の温度は32~35度がベストだろう。手で触って、「ちょっと冷たい」と感じる程度。
最初は35度あたりから始めて、乾燥を感じるようなら徐々に水温を下げていく。
ボクは現在、33度の水を使用中。体にかけるには少し冷たい。以前までは35度に設定していたが、水温を下げるだけで肌のツッパリ感が和らいできた。
湯船で顔を洗う人もいるようだが、熱すぎるお湯は必要以上に皮脂を奪ってしまう。これでは、水洗顔を実践している意味が無い。熱湯は絶対に使ってはいけない。
逆に、『冷水を使うことで毛穴が引き締まる』という話も聞くが、冷たすぎる水は肌にとって刺激になる。健康で強い肌を持った人がワンランク上の美肌を目指して行う特殊な方法であると理解するべきだ。
洗顔後のスキンケア
水洗顔でスキンケアを行う必要はない。洗顔料を使わないことで必要な皮脂を残し、肌本来のチカラで潤うことが最終目標の一つだからだ。
しかし、このエントリーは乾燥肌の改善を目的としている。上記の方法では時間が掛かりすぎるうえにリスクが高い。
本来の水洗顔からすると正攻法ではないかもしれないが、ボクは水洗顔にスキンケアを取り入れるべきだと考えている。
乾燥に対する即効性を求めるのであればスキンケアは行ったほうが良い。色々なモノをベタベタ付けるのではなく、たっぷりの化粧水を使い保湿クリーム等は薄くつけることがポイントだ。あくまでシンプル。
余談ではあるが、美肌で知られる福山雅治さんも水洗顔+スキンケアを実践している。
朝だけ水洗顔
水洗顔に興味はあるが、実践するのは不安…… という人にはから始めることをおすすめする。
朝だけ水洗顔をし、夜だけ洗顔料を使用。極度の乾燥肌でなければこれだけで乾燥が改善される。
朝は、寝ている間に付着した埃等を洗い流すだけなので、入れ込んで洗顔をする必要はない。朝も洗顔料を使用しているのなら、今すぐ水だけでササッと洗う程度に切り替えたほうが良い。
肌が汚れていない朝に洗顔料を使用し、必要な皮脂までもごっそり落として乾燥を促進させる必要はない。
注意点
改めて、水洗顔の注意点をまとめる。
絶対に擦らない
洗顔中も、水を拭き取る時も、絶対に擦ってはいけない。
水洗顔に限らず洗顔料を使った場合でも同じ。沢山の泡を作り、手が肌に触れないようにする。
水温
熱すぎず、冷たすぎず、目安は32~35度。
洗顔料を使った場合でも水温には注意したい。
乾燥肌の原因が『熱湯で洗顔していたから』であることも多い。乾燥が気になるなら水温を下げるのは基本。
ニキビができたら
水洗顔が適さない人もいるので、異常があればスグに中止。ニキビが発生するようなら、一旦中止し夜だけ洗顔料を使用する。このとき、水の温度や洗顔の仕方を見直すことも忘れない。
まとめ
水洗顔は乾燥肌で悩む人におすすめだ。決して難しいモノではない。洗顔料を使用する機会が減るので、コストパフォーマンスも上昇する。
今、美容業界では"洗わない"美容法が広まりつつある。福山雅治さんや梨花さんなど、洗顔料を使った洗顔をしないと公言している有名人も多い。肌トラブルを解決するために、必要以上の洗顔をすることは時代遅れの間違った考え方と断言していいだろう。
様々なスキンケア商品を試してみたい気持ちもわかるが、まずは洗顔の回数ややり方を見直して欲しい。正しい方法をマスターするだけで肌の状態が良くなることも少なくない。
水洗顔を実践すれば、ポジティブな影響が必ず出る。過剰な洗顔を止め、肌本来のチカラを活かす意識が大切だ。