DIYで自宅エステサロンの内装をイメージチェンジしよう!
自宅サロンを開業するに当たり、理想のサロンイメージと現実とのギャップに戸惑うこともあるでしょう。大掛かりなリフォームは賃貸だと難しく、持ち家でもコストが気になります。できる範囲での手作りリフォームを取り入れて、理想に近づける工夫をしてみましょう。
リフォームできるところ・できないところ
自身で内装を考えるとしても、マンションのような集合住宅の場合には注意が必要です。たとえ購入済みのマンションであっても、基本的にほかの入居者と共有する部分はリフォームできません。ただし、玄関扉の内側や室内から見える窓枠など、共有部分でも専有部分に接している面のDIYは可能です。
・玄関や窓のデザインを変えたい
扉や窓の外側は共有部分なので変えられませんが、サロンの雰囲気に合わせて扉の内側を塗り替えたり内窓を入れたりすることはできます。外側に目印をつけたいのであれば、リースや扉ベルなど取り外しが可能なアイテムをプラスしましょう。
・窓の断熱性や防音性を高めたい
窓は基本的に共有部分であり、窓そのものを交換することはできません。断熱性や防音性のある窓へ取り換えることはできませんが、内窓の設置は可能です。二重窓にするといった工夫を取り入れましょう。
・床をフローリングにしたい
床のリフォームはマンションの管理会社により対応はさまざまです。フローリングの張り替えは、上下階の床音トラブルを防ぐため床材の遮音レベルが規定されていたり、1階のみに認められていたりします。また、全戸で禁止されていることもあります。必ず確認したうえで作業に取り掛かりましょう。
持ち家の場合、戸建てであれば、増築を含めたリフォームとして、法規制の範囲内で変更が可能です。増築の場合は法的に、「敷地に対する建築面積や延床面積に関する制限」、「斜線制限や日影規制などによる、屋根の高さや勾配、建物の形に関する制限」、「隣の土地との境界線や道路から一定以上の距離をとることに関する制限」などがあり、注意が必要です。
法律をクリアしたうえでどこまでリフォーム可能かは、最終的には物件オーナーの考え次第です。集合住宅でも戸建てでも賃貸の場合は原状回復が原則なので、リフォーム可能な範囲を必ず管理会社や大家さんに確認してから取り掛かりましょう。
大きな面積を占める壁・床でサロンイメージを変える工夫
リフォームは制限もあり、大掛かりになればなるほど費用も掛かります。自宅をエステらしい空間にするために、床に敷くだけの床材や剥がせる壁紙などを利用すれば、将来的に再リフォームを行う場合にも便利です。持ち家であっても賃貸であっても、原状回復できる素材を利用すれば気軽なリフォームにチャレンジできます。
特に、床や壁などのリフォームは、面積が大きい分、その変化が大きく分かるものです。色や柄の特性を利用して広く見える工夫や、自宅サロンらしいぬくもり感の演出をすることができます。
床のDIY
床材は、フローリング材やクッションマットなどさまざまなタイプがあります。畳はもちろん、既存の床の上にそのまま敷くだけで見た目の印象が変わる便利なもの。DIYの技術の種類によっても選択肢は広がり、床のサイズに合わせて自由なサイズにカットしながら広げていくもの、タイルのように並べるだけのもの、カーペットのように決まったサイズで広げられるものなど、自分が扱いやすいタイプを選んでみましょう。
多くの種類があるため、見た目の演出だけでなく、化粧品が付着しても拭き取りやすいビニール加工のものを選ぶといったように、機能的な素材を考えるのも大切です。
大きな床材を扱うのが苦手だったり、搬入が難しかったり、ちょうど良いサイズが無かったりする場合には、全面ではなく、部分使いをするのもよいでしょう。どうしても両端が足りず、元の床が見えてしまうのが気になる場合には、壁際の隙間に玉砂利を敷いたり、小物を並べたりすることで、インテリア性を高めることができます。
壁のDIY
壁紙の交換には、少し手間が掛かります。まず古い壁紙を剥がし、新しい壁紙をカットして貼りつけてから余分な部分を除き、最後に継ぎ目の処理をするのが一般的な手順です。慣れないと古い壁紙が上手く剥がれなかったり、のりがムラになってしまったりと難しい点もあります。
DIY製品のなかには既存の壁紙の上にも貼ることができるもの、壁紙の裏に目盛りやのりがついているもの、貼っても剥がせるシールタイプなどがあります。タイル状に細かく貼りつけるタイプの壁紙なら、ひとりでも作業しやすいため、上まで手が届きにくかったり、一部だけを変更したかったりする場合にはおすすめです。そのほか、ふすまに貼れる壁紙もありますので、床と合わせてイメージチェンジをすることができます。
構造上変えられない配線も美しく
どんなにきれいに内装を整えても、タコ足状のケーブルや不必要に長い配線が目立つようなら、印象が悪くなってしまいます。目障りになる配線はできるだけ視界に入らないように整えましょう。
サロンルームで使用する電化製品があれば、隠せるものは配線ごと棚に入れ込むこと。隠せない場合は延長コードのようなものを使ってひとまとめにし、目立たない位置で分岐させるなどの工夫が必要です。配線をまとめてボックスに収納するなら、部屋のイメージに合った素材の箱を用意するといったように、サロンらしさを損ねない選び方を徹底しましょう。
ほかにも、ワイヤーケーブルトレーやワイヤーネット、結束バンドなどを使ってまとめておくだけでも隠しやすくなります。壁や柱を伝う配線はコード止めなどで固定し、壁や柱と同様の色の素材で隠すと自然な印象になります。
施術に必要な機器もあり、利便性を優先してコンセント数を増やすことを検討する場合もあるでしょう。その場合には、前もって内装をしっかり決めておいたうえで、隠せる場所に設置するように意識しましょう。また、コンセント数が増えれば、電力使用量も大きくなります。施術中にブレーカーが落ちてしまうことがないように、契約容量を大きくするといった手続きも忘れずに行いましょう。
DIYで非日常のサロン空間を作ることが可能
自宅サロンはエステらしい非日常の空間づくりを意識することが大切です。必ずしも大げさなリフォームを行う必要はなく、自宅の条件やコストに合わせてできることを考えてみましょう。床や壁のDIYをはじめ、構造上変えられない部分であっても、工夫しながら理想のサロンに近づけてみましょう。