朝起きたら洗顔をするという方が殆どだと思いますが、最近では朝は水だけで洗顔するという美容法が紹介されたことによって、洗顔料を使うかどうかについては意見が分かれています。

寝ている間にも皮脂は分泌され、洗顔料を使わないと肌トラブルの原因になるという意見がある一方で、洗顔料を使うと皮脂を余計に落としすぎてしまったり、肌の刺激になるから良くないという意見があるので、どちらを信じてよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

なぜこのように意見が分かれてしまうのかという理由は簡単で、人それぞれ肌の状態が違うからです。

ですから、これが正しいと決めつけてしまうと肌にとって逆効果となってしまうため、肌荒れやニキビなどの肌トラブルへと繋がってしまうこともあります。

今回は、自分の肌にはどちらが良いのか判断できるように、朝の洗顔の目的や肌の状態に合わせた洗顔方法をまとめてみました。

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朝に洗顔をする目的

朝は肌が汚れていないと思うかもしれませんが、人は睡眠中にも汗をかいたり、皮脂が分泌されます。

皮脂は肌を守るためにも必要ですが、古くなった皮脂が残っていると、肌にある常在菌の働きによって変性皮脂へと変化してしまいます。

変性皮脂は肌のバリア機能を低下させ、水分保持力を低下させる原因となったり、毛穴が開きや肌のキメが乱れるなど、様々な肌トラブルの原因となります。

この変性皮脂を落とすには、水やぬるま湯では落ちないため、基本的には朝でも洗顔料を使用した洗顔が良いでしょう。

しかし、肌の状態によっては必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆効果になる場合もあります。

そのため、肌質によっては洗顔料を使用せずにぬるま湯で洗ったり、部分的に洗顔料を使用するなどの工夫が必要になります。

肌の状態に合わせた朝の洗顔方法

肌質は大きく分けて以下の4つに分類されます。

  • 脂性肌(オイリー肌)
  • 乾燥肌
  • 混合肌
  • 普通肌

この他にも肌の角層が荒れてしまい、ちょっとした刺激によって肌に赤みやピリピリとした痛みが出てしまう敏感肌がありますが、敏感肌は肌が正常な機能を果たせなくなっているほど弱っている状態です。

敏感肌には様々な原因がありますが、生まれつき肌が弱い方でなければ、スキンケアや生活習慣を見直すことによって改善することも可能です。

敏感肌でお悩みの方は、まずこちらを参考にして下さい。

脂性肌(オイリー肌)の朝洗顔

脂性肌の方は、皮脂の分泌が多いため、朝の洗顔にも洗顔料を使用して余計な皮脂を落とす必要があります

ただし、皮脂の分泌が多いように見えても肌の内部は乾燥しているインナードライ肌の場合は、肌の乾燥によって過剰に皮脂が分泌されているため、逆効果になる場合があるので注意しましょう。

インナードライは見た目では判断できませんが、自宅での肌質チェックを行った際に、最初は乾燥してつっぱり感があるならインナードライの可能性が高いと言えます。

肌の水分量を知ることができる機械などもあるので、そういったもので一度チェックして見ると良いかもしれません。

また、洗顔料ではなく洗顔石鹸を使用してみるのもおすすめです。

石鹸の界面活性力は、洗顔料に使われる合成界面活性剤よりも洗浄力がマイルドで、正しく使用すれば必要以上に皮脂を落としすぎることはありません。

インナードライ改善にも効果的なので、普段から洗顔料を使用しているのであれば、洗顔石鹸を試してみましょう。

乾燥肌の朝洗顔

乾燥肌の方は、普通の人に比べて皮脂の分泌量が少ないため、朝は洗顔料をしようせずにぬるま湯での洗顔をおすすめします

朝と夜の2回に洗顔料を使用すると、必要な水分や皮脂を余計に落としすぎてしまい、乾燥肌を悪化させたり、肌トラブルの原因となる場合があるからです。

季節によって乾燥の度合いが違うといった場合も多いと思いますが、乾燥がひどい時だけ洗顔料を使用しないといったように、肌の状態に合わせて調整すると良いと思います。

ぬるま湯だけであっても洗顔後の保湿はしっかり行い、肌を乾燥から守ることが大切です。

また、乾燥肌は大人になってからのニキビの原因となるため、ニキビで悩んでいる方も多いと思います。

乾燥肌にできるニキビの改善についてはこちらも参考にして下さい。

混合肌の朝洗顔

混合肌の方は、皮脂が多く分泌されている部分もあれば、乾燥している部分もあるため、部分的に洗顔料を使用した洗顔がおすすめです。

比較的皮脂の分泌が多いTゾーンにだけ洗顔料を使用し、乾燥している目元やフェイスラインなどのUゾーンはぬるま湯だけで十分です。

皮脂の落としすぎはインナードライ肌の原因となるので、使用する洗顔料にも気を付けましょう。

インナードライ肌との見分けも難しいため、混合肌の方も同様に洗浄力がマイルドな洗顔石鹸での洗顔がおすすめです。

また、部分的にテカリやすいからといっても洗顔後の保湿は顔全体にしっかり行いましょう。

特に乾燥しやすいところは、化粧水や美容液を重ねて使用するなど、洗顔だけでなくスキンケアやメイクにも工夫が必要です。

普通肌の朝洗顔

特に肌に悩みがない普通肌の方は、現在行っている洗顔方法が自分の肌に合っている状態と言えます。

基本的には現在と同じ方法で良いですが、年齢や生活習慣などによっても肌質は変化するため、肌の状態が変わってきたと感じたら洗顔方法や洗顔料の選び方も変更してみましょう

今現在肌の悩みがないからこそ、自分の肌に対して自信があり、少しくらい変化があっても大丈夫だと思ってしまいがちです。

自信を持てるのは良いことですが、あまり過信せず、肌の状態は変わりやすいということも頭に入れておきましょう。

まとめ

朝の洗顔は、基本的には洗顔料を使用し、汚れや変性皮脂を落としてあげましょう。

肌の状態によっては洗顔料を使用しない方が良い場合もあるため、自分の肌の状態を把握し、適切な洗顔方法を行うことが大切です。

毎日鏡で自分の肌をみていると思いますが、ちょっとした変化に早く気付き、早めに対応することが肌の健康を保つ秘訣と言えます。

また、記事内でも洗顔料より洗顔石鹸の方をおすすめしていますが、石鹸での洗顔はつっぱるから良くないと思っている方もいるようです。

しかし、石鹸洗顔後のつっぱり感は乾燥によるものではなく、石鹸洗顔の特徴とも言えるため、ある程度のつっぱり感はあって当たり前といえます。

石鹸洗顔後のつっぱり感について誤解している方も多いようなので、こちらも是非併せてチェックして下さい。