さてさて三月になりまして、こちらの記事で告知した通り基本的に今後の更新はこっちで行なう事に致します。のでよろしくね。

さてさて、ソネブロリニューアルやらブログ引っ越しのアレコレやらで更新を休んでいた間の事ですが。
一部のリアルフレンズにはメールで愚痴ったりもしたのですが、現在うちの猫のふりおさんは投薬治療中でございます。
それというのも、ええと、事の始まりは一週間位前だったかと思うのですが……。

なんかねえ、密着してると臭うようになってきたんですよ。それも普通の猫の体臭ではなくて、明らかにシモ関係の臭い。
猫は基本的に自分が体臭を発するのを嫌う動物ですんで、せっせとグルーミングするぶん普通臭うって事はないんです。変だなあと思って見てみたら、なんとまあ、お尻が汁漏れしてるじゃないですか。
かといって下痢してる訳でもないのですよ。そういえばなんか本人というか本猫も、気になるのか頻繁にお尻のお手入れしてるみたいだし……。
あーこりゃアレか、これが噂の「ねこのくさい汁」か! とピンときた次第。

説明しよう!「ねこのくさい汁」とは?

ねこのお尻にはマーキングの為の分泌物を出す器官がありまして、「肛門腺」とか「肛門嚢」とか呼ばれているんですが、肛門の両脇にこの分泌物を発射する出口があるんですよ。
野良猫や外飼い猫はマーキングの機会が多いのでこの分泌物もほどよく消費されるのですが、他の猫と接触する機会がない室内飼育の猫は、この分泌物を溜め込んでしまうのです。で、当然そのうち容量オーバーになってしまうので、力んだり興奮したりすると漏れてきてしまうようになる訳。

問題はこの分泌物がとんでもなく臭い事です(笑)。ウ●コとはまた違う臭いなんですが、以前とあるブログで「魚介の腐った臭い」って書いてる方がいて、まさしくその通り……。

つまりこれが「ねこのくさい汁」なのです!

猫もこうなってくると自分でも気持ち悪いみたいなので、処置をしてもらいます。動物病院やペットショップの料金表で「肛門しぼり」って書いてるやつですね。猫の場合はだいたい一回500円~程度です。
飼い主が自分でやってもいいんだけど、ちょっとコツがいるし、猫も嫌がるし、そして何よりも超くさいので(もういいって)、自宅でやるのはちょっと大変だったりします。
なのでうちの場合は素直にかかりつけの病院に連れて行きました。

ところが!
単純に肛門しぼりだけでは済みませんでした……。

ついでなのでいつも定期的にやってもらっている健康診断をお願いしたら、「あれ? ちょっとお熱がありますね……」と先生が。
お尻の検査をしてもらったら、なんとびっくり、においぶくろのかたっぽが化膿している事が発覚!

Σ(゚д゚lll)ガーン

とりあえずふくろの中身を出しちゃう事になりまして。
先生が何故かエリザベスカラーをふりタンに装着。ふりタン初めてのエリザベスカラー体験です。
このカラーは「患部を舐めないようにする為」ではなくて「治療中に固定の助手さんに噛み付かないようにする為」のものでした(笑)。
でもカラーが必要な理由もすぐにわかりましたよ……。イザ先生がギュウギュウしぼり始めたらまー嫌がる事嫌がる事。っていうか、もしかしたら結構痛かったのかしら。助手の先生が必死で固定しないといけない程です。血液検査で採血した時よりももっとすごい形相になってた……。
ギニャー!!ってすごい声出してるし。
ううう、ごめんよふりタン……。こんな事ならもっと早く連れてきてあげればよかった……。思わず涙ぐむ飼い主なのでありました。ううう。

というか、数年前にでっかいめんちょを作ってしまった時の事を思い出したのだった。左目のすぐ上で、ビジュアルがすっかりお岩さん状態になってしまい、当時勤めていた会社で一応受付事務とか接客もやってたんでこりゃいかんなあと思い、慌てて近所の皮膚科に駆け込んだんですよ。
診てくれたじっちゃん先生は開口一番「ああ、溜まってるねえ~」というなり、指先ほどの小さなメスを取り出してきまして。予告も何もないままにいきなりズバッ! と切りつけたんです!
いきなりで面食らって呆然としていたら今度はじっちゃん先生、おもむろにめんちょをギュウギュウとしぼり始めたじゃーないですか(笑)! もう痛いやら血ー出るやら訳わかんないやらでこっちはプチパニックですよ。
最終的には全部中を出し切っためんちょの上に絆創膏一枚ぴらっと貼られて帰されました……。

ふりタンのふくろの中身見せてもらいましたが、確かにかたっぽの分が血の海……じゃない血の膿っぽい色になってました。一番近い感じとしてはアレかな、でっかい白ニキビ潰しちゃったりすると膿と血と混ざったっぽいのが出てくるでしょう、あーゆーの。
化膿止めに抗生物質を一週間飲ませる事になりました。

うちに帰ってきてから、ふりタンが痔持ちのおっさんの如くヒョコヒョコ歩いているのを目撃してしまった……。笑っちゃいけないんだけど、ホントに痔持ちのおっさんそのものなんだもん……。
本猫的にかなりしんどかったらしくてなんかヨタヨタしてるし。あうう、ごめんようー。
ねぎらいがてら投薬の為(粉薬を混ぜて与えるのです)に大好きなモンペチを開けてあげたのですが……。喜んで食べたはいいものの、肉体的にも精神的にも色々とショックが大きかったのかすぐに吐いちゃいました。ひいい!

なんか色々と申し訳ない気持ちになりつつ床掃除。でも本猫もなんだかすまなさそうにしているので、吐いちゃってごめんという気持ちはあるらしい……。
「ん、別に怒んないわヨー」とナデナデしてあげたら少し落ち着いたみたい。

「ねこのくさい汁」、溜め込みすぎで腺が詰まってしまい、そこから化膿したり、酷くなると破裂して大出血、なんて事もあるようです。
なので、猫のいるご家庭のみなさんはぜひとも注意してあげてくださいね~。
ふりタンは薬がなくなったらもう一回診てもらう予定。
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