ニキビが、なかなか治らないのよね…
スキンケアとか、けっこう気を使ってるんだけど、どうしてかしら。

もしかして、そのニキビ、便秘が原因かもしれませんね。
辛いものとか、脂っこいもの、それと甘いものを食べ過ぎると、ニキビが出ませんか?

ドキッ!
まあ、それはあるわね…。
でも、わたしと同じくらい食べてても、全然大丈夫な人もいるわよ?
だから、そんなに食べ過ぎってほどじゃない!と思う…。

そうなんですね。
でも、人によって「食べ過ぎ」の量はそれぞれなんです。
たとえば、胃腸に熱を持ちやすい体質の人は、それほど食べてなくてもニキビが出来ちゃうんですよ。

この記事では、便秘が原因でニキビができる理由と、カンタンにできる改善方法についてお伝えします。

便秘がニキビや肌荒れの原因に

その理由はひとつ。

皮膚は排泄器官だから。

 皮膚はふだん、体内の老廃物を、皮脂や汗といっしょに排泄しています。
もし、通常なら便として出るはずの老廃物が、いつまでも腸に居座っていると…

カラダはなんとか体外に出そうとするので、皮膚の排泄の仕事がオーバーワークに。

こうやって、ニキビ・吹き出物ができてしまうんですね。

東洋医学では、そんな状態を【内熱状態】と呼びます。

たとえば便秘の場合、便を排出しようと腸に血液などが集結。それでも上手く便が出ないと、炎症反応なども起こり、どんどん腸に熱がこもってしまいます。

その結果、腐敗物質、ガス、そしてこもった熱があふれてくると、次のような悩みがあらわれるんですね。

  • 舌のコケが黄色っぽい
  • 息が臭う
  • 冷たいものを飲みたがる
  • 肌が乾燥気味で、荒れる
  • ニキビがよく出る
  • 口内炎ができやすい
  • 頬が赤い
  • 食欲が止まらない
  • 疲れてるのに、動いてしまう

もし心当たりがあれば、次のような方法で便秘もニキビも改善しちゃいましょう!

便秘を治してニキビを改善する方法

一番大事なのは食事

ニキビを伴う便秘で、一番大事なのは食べ物。
ここをちょっと変えるだけで、ニキビが減ってきます。

腸に熱がこもって便秘になる理由

甘いもの、脂っこいもの、辛いものを好んで多く摂っていると、胃腸が処理しきれずに溜まってしまい、それが内熱を生み出します。

とはいえ、急には変えられないのが食事。

たとえば、影響の大きい糖質をちょっと減らすことと、質の悪い脂を減らすことから、はじめてみませんか?

質の悪い脂の代表といえば、「トランス脂肪酸」

脂が酸化せず日持ちがするように、人工的に造られた脂で、食べるプラスチックとも呼ばれています。

【 トランス脂肪酸の影響 】

  • 腸内で善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やすため腸内環境が悪化
  • 自律神経のバランスが崩れるので、便通に支障をきたす

便秘以外にも、動脈硬化やアレルギー、脳への影響などが分かっています。
そのため、ドイツではトランス脂肪酸を含んだマーガリンは製造禁止。アメリカでも2018年までに全面禁止となります。

でも、日本ではいまだに食用油のほとんどに含まれていて、スーパーの陳列棚を占拠しています。
また、安価で、サクサクとしたフライの食感を出すのが得意なトランス脂肪酸は、多くのファストフードやスーパーの惣菜で使われているのが現状です。

ですから、たとえば値段はちょっと高いけど、品質にこだわったファストフードを選ぶ。

食用油も、それほど大量に使わないのであれば、トランス脂肪酸や添加物、遺伝子組み換えの原材料を使っていないものを選ぶ。

コストはかかりますが、食べたものが私たちのカラダの一部になることを考えると、とても大事なことだと思います。

商品表示に

  • マーガリン
  • ショートニング
  • 植物油脂(「植物油」ではありません)

とあれば、全てトランス脂肪酸(プラスチックと同じ)ですので、目安にしてくださいね。

便秘解消&ニキビ撃退エクササイズ

腸にこもった熱を取るには、まず腸の周りの血液を循環させること。そのあと、循環させた血液にのせた熱を、外に発散させる。

それには、腹式呼吸が一番!

深く呼吸をすることで、横隔膜が上下に動いて、腸の血流を促します。さらに、呼気、つまり吐く息に熱をのせて発散させていきましょう。

形はなんでもいいです。腹式呼吸なら。たとえば…

より内熱を冷ましたいなら、仰向けで膝を立て、お腹の上に手のひらを上向きにした状態で、腹式呼吸をしてみましょう。


息を吐くときに、口をすぼめて、お腹の中の空気を全部吐き出しましょう。吐き出す最後に、腹筋をキュッと使って残った空気を押し出す。
同時に、肛門括約筋や骨盤底筋を使って、お尻の穴もキュッと締めます。

慣れてきたら、吐き出す最後に腰を浮かせると、さらに効きます!

ヒップアップも期待できるので、チャレンジしてみてくださいね。

便秘とニキビを同時に改善する【ツボ】

【合谷(ごうこく)】
腸に溜まった熱を抜いて、腸をラクにしてあげるツボ。
人差し指と親指の骨の、合わさる手前。やわらかい所に合谷はあります。

ここを、つまようじを10本ほど輪ゴムで束ねた、即席の鍼で刺激します。
ぐいぐい押すと逆効果なので、チョンチョンと2分くらい。赤くなったらオッケー。

【内庭(ないてい)】
ここも、腸の熱を冷ましてくれる便利ツボ。
足の指、人差し指と中指の間に、内庭があります。


ここも、合谷と同じようにチョンチョンと。

しばらく続けていると、熱が外に抜けるルートができあがります。
少しずつ、腸の動きが変わってくるのを感じますよ。

便秘&ニキビ解消の漢方薬

体力のある人なら、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)でカラダの中の熱を発散してあげると、お通じがつきやすくなります。

最近では、ダイエット目的で防風通聖散を飲むひとが増えていますが、体力のない人が飲むと、発汗とともに体力を奪うので、結果的に疲労が蓄積、便通も悪くなってしまいますのでご注意くださいね。

あまり体力のない人は、六味地黄丸(ろくみじおうがん)で陰を補うことで、相対的に熱を冷ましましょう。
中に入っている地黄(じおう)は血を補って元気にしてくれ、茯苓(ぶくりょう)と沢瀉(たくしゃ)が水分の循環を良くして、こもった熱を冷ましてくれますよ。

まとめ

便秘とニキビは、とっても関係が深いことが分かって頂けたかと思います。
それゆえに、便秘が良くなるとニキビまで改善するんですね。

ぜひ、ちょっとずつでいいので、変えられることからやってみてくださいね。
もし、ほかにも色々なカラダの悩みがあって、体質をちょっとでも変えてみたいなと思ったら、下の【体質別ダイエットbook】を参考に。