驚いた!わきがにワセリンって効くの?
乾燥肌やしもやけなどに使うワセリンは、どこの家庭にもあるお馴染みのアイテムです。
このワセリンがわきがに効くという噂があるのですが、本当にわきがの臭いを抑えてくれるのでしょうか?
ワセリンでわきがの臭いが消えるなら、こんな嬉しい話はありませんよね。
今回は、ワセリンとわきがの関係について見ていきたいと思います。
わきがにワセリンは効果がない!
ワセリンでわきがを改善できるかどうか、ずばりその答えは「ノー」です。
ワセリンには保湿効果がありますが、わきがの臭いを改善する働きは残念ながらありません。
まずはワセリンの基本的な効果と、わきがとの関係をご紹介しますね。
ワセリンの保湿効果で皮脂バランスを整える
ワセリンとは原油を精製して作られた保湿剤で、肌に塗ると角質層内の水分の蒸発を防いでくれるため、乾燥予防にとても効果があります。
ワセリンは手荒れの予防だけでなくリップケアやボディケアなどいろいろな使い道があり、肌に優しいため小さな子供も使える点が魅力ですね。
ワセリンの保湿効果は、わきがと一切関係がないわけではありません。
そもそもわきがは肌が乾燥して皮脂の分泌が増えることにより、臭い菌が繁殖しやすくなるという要因があります。
そのためワセリンを使えば乾燥肌の予防改善ができるので、皮脂分泌のバランスを整えることは可能なんですよ。
でも、保湿だけではわきが改善は期待できませんよね。
市販の制汗剤を見てもわかるように、わきがは菌を減らすことが一番大切なポイントです。
なので殺菌効果がないワセリンでは、肝心なわきがの臭い菌対策にはならないんですよ。
脇は普段からカミソリでムダ毛を処理したり、制汗剤で肌が乾燥しやすくなっています。
その脇の肌の乾燥予防として、ワセリンを使うことにはとても意味があります。
ただワセリンはべたつきがあるため、脇に塗ると洋服に付着するなど、ちょっと面倒な点もありますね。
皮膚からの水分蒸発をブロックして臭いを抑える
ワセリンは肌に油の膜を張り、角質層内の水分をしっかり閉じ込める働きがあります。
唇の乾燥もワセリンを使うとしっとりすることがありますが、「保湿」としての働きはとても高く、あらゆる場面で使える手軽さが人気ですね。
わきがは、肌の表面から蒸発する水分が菌の働きを活発にする要素を持っているため、できるだけ肌の中の水分は閉じ込めておいた方がいいんですよ。
臭い菌は高温多湿の環境を好むので、脇のような体の部位は菌がとても発生しやすいんです。
そのためワセリンを脇に塗れば、肌の表面からの水分蒸発を防ぐ役割をするため、菌が好む環境を改善できるメリットがあります。
しかしわきがの原因となる雑菌を殺す効果はないので、あくまでも肌の保湿によるメリットしかわきがにアプローチはできないんですよ。
わきがを改善する効果はワセリンにはありませんが、日頃の肌の乾燥予防として使うにはオススメですね。
脇はゴシゴシ洗って肌がダメージを受けている場合もありますし、なかなか目で確認するチャンスがないため、肌の乾燥が進んでいる場合もありますよね。
水分をしっかり閉じ込めることで健康な肌になるメリットがあるので、ワセリンはわきが対策よりもスキンケアの目的で使うと良いでしょう。
サリチル酸ワセリンならわきが臭を改善してくれる?
ワセリンはわきがに特化したものではありませんが、配合成分が異なる「サリチル酸ワセリン」というものなら、わきがに効果が期待できます。
ではサリチル酸ワセリンとはどのようなものなのか、特徴とわきがにもたらす効果について見ていきましょう。
殺菌効果が高いサリチル酸ワセリンでわきが対策
サリチル酸ワセリンと聞いてもピンとこない人も多いかもしれませんが、このワセリンは殺菌効果があり、
- 水虫原因になる真菌
- 白癬菌(はくせんきん)
の活動を抑制する働きがあります。
サリチル酸ワセリンはその殺菌効果によって、わきがの原因となるアポクリン腺からの汗を餌とする細菌の働きを抑制してくれるので、通常のワセリンとは異なります。
またアクネ菌を退治する効果もあるので、サリチル酸ワセリンはニキビ用の治療薬の成分として使用されることもあるほどなんですよ。
わきがを改善するには、臭い菌の繁殖を防ぐために殺菌成分を使うことが効果的。
一般的なワセリンではできない殺菌効果があるサリチル酸ワセリンなら、わきが改善として使うこともできるんです。
角質除去するサリチル酸ワセリンで菌をブロック
サリチル酸ワセリンは角質を柔軟にする働きがあるので、古い角質を除去して菌の餌となる肌環境を改善することができます。
サリチル酸ワセリンの角質除去の働きはピーリング剤としても使われ、医療機関で行うケミカルピーリングでもよく使用されていますね。
しかしわきがに効果があるサリチル酸ワセリンは、ドラッグストアで購入できるものではなく、医師の処方がないと入手できません。
副作用として肌のかゆみや紅斑などがでる場合もあるので、使用の際は医師の指示に従うことが必要になります。
どうしても使ってみたいという人は病院で診察をしてもらい、サリチル酸ワセリンを処方してもらう以外に方法はありません。
またアトピーや敏感肌の場合には、サリチル酸ワセリンが新たなアレルゲンとなる可能性もあります。
なので、自分の肌タイプに合わせて使用ができるかどうかも慎重に判断しないといけません。
サリチル酸ワセリンは殺菌効果・角質を柔軟にする効果がとても優れていますが、手軽に使えるものではないので、セルフケアのわきが対策には不向きですね。
ワセリンよりもわきがクリームなどのデオドラントがオススメ
ワセリンを使用したわきが対策の方法をご紹介しましたが、一般的なワセリンでは殺菌効果がないためわきが改善の効果はありません。
医師の処方が必要なサリチル酸ワセリンならば効果が期待できますが、これも薬局で気軽に購入できるものじゃないので、入手が面倒というデメリットがあります。。
そんなワセリンをわざわざゲットするのも大変なので、どうせ手に入れるならわきがクリームなどのデオドラント製品の方が良いですね。
殺菌成分や制汗成分が配合されているため、わきが臭をしっかりと抑えてくれます。
ワセリンのようにわきがを治す目的でないものを使うよりも、わきが専用クリームを使用した方が肌にも安全で効果を実感しやすいですよ。