キュレルは敏感肌向けではないのでアトピーが悪化したり肌に合わない人は非常に多いという話
2017/03/13
敏感肌向けの化粧品と言えばキュレル!じゃあアトピーの人でも大丈夫かなって思って試したらよくなるどころか悪化した・・・。
という人はかなり多いはずです。キュレルというのは敏感肌に使える商品ではないですしアトピーの人も使えないです。
ちなみに公式サイトにもアトピー肌の人はつかえませんと書いてある。
僕も過去キュレル試してみるみる悪化して敏感肌向けの化粧品が合わないなんて何塗ればいいんだ・・・と絶望した事がありますがそもそも敏感肌向けではないのでセーフ。
では早速キュレルがいかに敏感肌やアトピーに合わないかを説明していきたいと思う。
いやまじで敏感肌向けの化粧品じゃないよ・・・。
キュレルは乾燥性敏感肌に向けて作られた商品
乾燥性敏感肌というワードを僕はあまり聞いたことないんですけど言いたいことは分かる。普通の人はたぶんわかんない。
僕らが乾燥するかどうかを決めているのは実は皮膚の一部分しか関与していない。それが角質層という部分。
http://germer.jp/punit_dtl.php?keyid=2117&pkind=30より引用
角質層にトラブルがあれば乾燥したと感じるしそうでなければ乾燥なんて感じない。
この角質層なんだけれどもトラブルがおきやすいのが季節の変わり目(急な温度の変化)が湿度が低くなったとき。
もちろん他にもストレスだとか寝不足だとかいろいろ要因はあるだけど季節の変わり目に悪化する人はたいていこれ。
皮膚が急激な温度や湿度の変化に対応できない。
なので湿度の下がる冬。季節の変わり目である秋から冬、冬から春に「乾燥したなぁ」と感じるわけだ。
若い人はほっておいても皮膚が気温や湿度の変化に対応する力が強いんですが30代にもなるとその対応する力が減ってきて「乾燥したなぁ」が続きます。
その「乾燥したなぁ」というのをほっておくと次は皮膚がチクチクしたり痒くなります。
そんとき皮膚はどうなっているのかというとこんな感じになってます。
かゆみを感じるC繊維というのが皮膚の下のほうにあるのですが「乾燥」が続くとC繊維が皮膚の表面まで延びてきます。
こういう状態になっている場合皮膚に水分が極端に少なくなっている「乾燥肌」であり
服がこすれる刺激だったりとか手で皮膚を触ったときにかゆみを感じるささやかな刺激に反応する「敏感肌」になっちゃうわけです。
これを乾燥性敏感肌といいます。「乾燥」をほっておくとC繊維が延びて「痒み」に変わるんです。
じゃあこのC繊維をなくせば痒みがなくなるんちゃうの?って話なんだけどそれは無理です。
これを治すには原因を元通りにすればいいだけ。つまり皮膚に水分を与えて「乾燥」を防ぎ「敏感肌」を元の健康な肌に戻す。
それにうってつけなのがキュレルってことです。
で?実際にキュレルは敏感肌や乾燥肌に本当にいいの?
結論から言うと普通の乾燥肌や敏感肌程度の人。例えば季節の変わり目とか花粉の時期に乾燥する人ならお勧めできます。
この化粧品もダメ。あれもダメ。これもダメ。みたいな本当に一部の化粧品以外は使えない「超敏感」な人は絶対お勧めできない。
アトピーの人も同様。特に病院にいってステロイド使ってる人とかは特にね。
キュレルは合う合わないがほんとに大きいので誰でも使える敏感肌化粧品ではございません。
軽いアトピー(病院に月1回いくかいかないかぐらいの人)なら体の保湿に使うとかならいいかもしれない。
キュレルの強みとしては合成擬似セラミドという花王さん(キュレルを開発している会社)が特許を取った、人のセラミドを真似て作ったものとが配合されてます。
セラミドって言うのは細胞間脂質(角質層の内部)にあるんだけど乾燥を防ぐために特に重要な成分で乾燥肌ならとにかくセラミド塗っておけば問題ないといわれるほどの成分。
http://www.nepto.co.jp/all_natura/all_natura03_4_1.htmlより引用
僕は乾燥肌の人や敏感肌の人には絶対にセラミド入りを使えよって教えてます。ヒアルロン酸やコラーゲン入りよりセラミド入ってってるかどうかが遥かに大事です。
セラミドにもランクがありまして大雑把に分けると人の肌にあるセラミドとそうでないとセラミドの2種類に分かれます。
人の肌にあるセラミドをヒトガタセラミドっていうんですが当然人の肌にあるぶんこちらのほうが上です。
キュレルに入っているのは人にはないセラミド。人の肌をまねて作ったセラミドですので効果は落ちます。
ただしヒトガタセラミドに比べて安価なので配合量が多くできるのでそんなに効果は落ちないと思います。
もうひとつがアラントインという成分。キュレルは医薬部外品。普通の化粧品とはちと違う。
普通の化粧品より有用な成分を配合できたり普通の化粧品より有用な成分を多く配合できたりするわけです。
代表的なのがこのアラントイン。ほとんどのキュレルに入ってます。
効果効能は炎症を鎮めること。つまり皮膚トラブルを解消する力があるということ。
でこれなんですがかなり強いです。ステロイド程じゃないですが市販の保湿剤やクリームではかなりの抗炎症力を発揮します。
敏感肌の化粧品にはグリチルリチンという肌荒れ防止用の成分が入ってますがあれの上位互換みたいな感じです。
ちょっとした粉ふきや肌荒れならほんと一瞬で治ります。これは他の化粧品では真似できないのでこれが口コミが高い理由のひとつだと思ってる。
乾燥肌っていうのは角質層に細かくひびが入った状態なんで見方を変えれば小さな炎症になるわけです。
それにアラントインがとてもよく利くわけです。
つーわけで普段乾燥が気にならない人で一時的に肌荒れしちゃったーって人はキュレル使えばとても合うと思われる。
口コミでは何らかの理由で乾燥→キュレル塗ったら治った!すごい!みたいなそういう流れの口コミが非常に多いです。
それはセラミドの力もあると思いますがアラントインの力も大きいかと思われます。アラントインすげぇ!
アトピーにキュレルを塗るとなぜ悪化したり合わなくなったりするか
まず一つ目ですがこれは単純に乾燥だと思って塗っているのが炎症だからという一言に尽きます。
さっき上のほうでC繊維が伸びている状態が乾燥肌の特徴であるという話をしましたがアトピーの人は皮膚に症状がなくても常時常に乾燥肌です。
その証拠にアトピーの無疹部(症状がないところ)は普通の人よりセラミド(乾燥の度合いを決める成分)が少なくなってます。
これを知らない人がすごく多くてアトピーの人が「肌が乾燥してきたなぁ」と思ったときには肌が乾燥ではなく炎症を起こしてます。
つまり季節の変わり目とかでアトピーの人が乾燥してきたなぁと思ったらそれは乾燥ではなく炎症ってことで保湿ではなくステロイドを使わなきゃいけないんですよ。
まーでもこれは仕方ない。僕らが普通の人の肌の感覚を知らないように普通の人もアトピーの人の肌の感覚は知らないから。
アトピーの人は試しに普通の人の乾燥してるんだーって人の手とか触ってみてください。
めっちゃしっとりしてるしめっちゃつやつやしてます。僕らにとっての非常に調子のいいとき=一般人の乾燥です。悲しい現実。
キュレルは小さな炎症には使えますが大きな炎症には使えないので塗ると高確率悪化します。
それを見越してなのかキュレルはアトピー肌の人には使わないでねっていう注意書きがあります。
例えば「季節の変わり目にキュレルを塗ってアトピーが悪化した」という人はこれはキュレルのせいではなくて他の保湿剤でも起きます。
がキュレルは成分が敏感肌向けには作られてないので皮膚の状態が悪いときに使うとたいてい悪化します。
キュレルは成分が敏感肌向けではない
乾燥と炎症の違いがわからなくて塗ったら悪化したという人も多いと思いますがキュレル自体が合わないという人も僕はかなりいると思ってます。
ってことでキュレルで一番使われると思われるローションを見ていきましょうか。
| CurélローションB | |
| 成分 | アラントイン*、精製水、グリセリン、スクワラン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ユーカリエキス、ステアリン酸POEソルビタン、ジメチコン、BG、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、コレステロール、イソステアリン酸コレステリル、キサンタンガム、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルメチルタウリンNa、コハク酸、セタノール、ステアリルアルコール、パラベン *は「有効成分」 無表示は「その他の成分」 |
https://item.fril.jp/bd4589f4b20313fba69a8c669bd725caより引用
これが成分一覧です。化粧品にちょっと詳しい人なら知ってると思うんですが化粧品は配合してるものが多い順番から表記するというルールがあります。
なので普通は成分見れば大体どういう製品なのかなというのがわかるんですが医薬部外品は順不同でもOKという意味不明なルールがあります。
つまり成分表見てもあんまりわからなかったりするんですがキュレルは特徴がありまして結構わかりやすいです。上の成分表の中盤から見ていきましょう。
ステアリン酸POEソルビタン、ジメチコン、BG、長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、コレステロール、イソステアリン酸コレステリル、キサンタンガム、ステアリン酸ソルビタン、ステアロイルメチルタウリンNa
ここらへんの列が殆どジメチコン系列なんですよね。ジメチコン入れすぎやろ・・・。
ジメチコンというとピンっとこない人が多いと思うんですがシャンプーとかに入ってるシリコンと言えば伝わるでしょうか?
ノンシリコンシャンプーとかシリコン入りシャンプーとか聞いた事あるでしょ。あれです。
ジメチコンの化粧品における役割は使用感をよくする(ベタつきをなくしさらっとする。ツルっとさせる)
ガッチリとふたをして水分を逃さないという役割があります。
化粧品は使用感がくっそ大事で使用感が悪いとどんだけ肌にいい成分入れてもリピートしてもらえないことからジメチコン入れてるところは多いです。
ジメチコン自体はアレルギーを起こすことも稀で非常に安全な成分なんですが・・・。
キュレルの場合は入れすぎ。どんだけ配合してるねん・・・っていうレベル。
キュレル塗ると肌に膜が張ったような感じになりますがあれがジメチコンの働きです。
ジメチコンにはデメリットがありましてガッチリとふたをして水分を逃がさないという特性上非常に落ちにくいです。
キュレル塗るとお湯や水あらいだと落ちません。石鹸とか使うなら問題ないですが・・・。
僕は石鹸ですら状態悪いとアトピー悪化するんで普段はお湯のみで体洗うとかとかもけっこーあるんで困ります。
ジメチコンが肌に残るのは短期的に見れば問題ないです。ジメチコンだけなら。
キュレルはジメチコン以外にもいろいろ配合されてます。
例えば敏感肌やアトピーの人はアレルギーを起こすリスクがあるユーカリエキスやパラベン。
肌に残ると刺激になるであろうセタノール、ステリアルアルコール。
こういう敏感肌、アトピーの人にとって刺激およびアレルギーの原因になりやすい成分が肌に残っちゃう可能性があるって事です。
つーか敏感肌用謡うならパラベンとセタノール、ステリアルアルコールを同時に入れるのはない。
パラベンとセタノール、ステリアルアルコールどれもアレルギー性が低いんです。
本当に敏感肌化粧品を求める人ってパラベンアレルギーの人とか。アルコールアレルギーの人とかいると思うんですよね。
これがパラベンだけの配合ならキュレルはアルコールアレルギーの人が使用できます。
セタノール、ステリアルアルコールだけならパラベン不使用なんでパラベンアレルギーの人が使用できます。
でも3つ入れちゃうとパラベンとアルコールにアレルギーがある人は使用できないよねーって事です。
そこらへん敏感肌化粧品なら考えて欲しかったかなぁ・・・。でも価格見ると・・・むむむといったかんじ。
敏感肌化粧品っていうのはどういう商品の事を言うの?
パラベン入ってなくて刺激の高いアルコールも入ってなくてアレルギーを起こす要素がなくかつ保湿する力が高いクリームかなぁ。と思うんですがそんなクリームはない。
あったら教えてくれ。アレルギー起こすってのは人によって違うので・・・。
とはいえ真っ先に避けるべきものもある。それは香料です。僕は化粧品に香料入ってたら絶対に使いませんし他の成分がよくても人には薦めないことにしています。
裏の成分表示見るなら真っ先に香料を見るべし。成分表示に香料って書いてある奴は香料はいってます。
これは接触性皮膚炎(かぶれ)の頻度を見たものです。世間一般では悪者扱いされるパラベンですが実はそんなにアレルギーを起こす率は高くありません。
一方で香料の場合は6.5%なんでかなり高いです。化粧品に及ぼす影響も香りだけなので香りにこだわりがなければ基本的に無香料を選ぶべきです。
次に見るべきはパラベンが入っているかどうかですね。僕はパラベンにアレルギーを持っていないのでどちらの化粧品でも使えます。
パラベンが入っていないと防腐剤がパラベン以外になります。その代価絵用品として主に使われるのはアルコール類なんですがこいつら皮膚刺激性が高いものが多いです。
もちろん低いものもありますがそういうのは単価が高いんでそういう刺激の低いものを配合しているなら化粧品の値段も伴って高くなります。
パラベン入ってるなら普通はアルコール入ってないはず(敏感肌商品ならなおさら)なんですがキュレルはなぜか入ってるのでそこが×です。
まぁ値段見るとしゃーないかなって感じはするんですけど・・・。
こっから長々と化粧品の選び方について書いてもいいんですがそれは別の項目に書いてあるので参考にしてください。
アトピーと敏感肌だと微妙に重視するところが違うんですがアトピーにも敏感肌の人にも使える優しい化粧品の選び方を書いてあります。
Comment
いつも勉強させて頂いております。
私もあまりキュレルは合っていないように感じておりました。
私は色々試した結果、病院で処方されたザーネ軟膏というのが一番合っているようです。
ちなみにザーネ軟膏についてはどうお考えでしょうか??
ザーネ軟膏って使ったことないんで正直わかりません。人によって合うものがぜんぜん違うんであったものを使うのがいいと思いますよ
初めて記事読ませていただきました
とても参考になります
小さいころからのアトピーで顔が赤く今の時期はとくに目の上と頬骨あたり真っ赤でとてもかゆいです、花粉なのでしょうか。。
皮膚科へ行ってもなんでかな〜と言われて先生を困らせています
あまりにひどいのでアレルギー検査へ行き結果まちです(´・ ・`)
皮膚科ではステロイドとワセリンをいただいたのですがステロイドは塗った部分が白くなってしまい怖くてつかえずキュレルの化粧水と乳液をぬりそしてワセリンを塗っていました
この記事をよんでまさかキュレルが一つの原因だったのか、?と少し怖くなりました…
そこでなのですが、この場合はキュレルをいったんやめ皮膚の赤いところにステロイドを2、3日塗りよくなったらワセリンを塗るのがよいのでしょうか、((17年アトピーと向き合ってきたつもりがかなりの無知です、すみません
バイトの面接が近々あったりもう少しで学校が始まったりするので人に顔を合わせる機会がふえとても憂鬱です。。
よければ教えていただけますか、?
長文すみません
返信ありがとうございます!
とりあえず昨日の夜からキュレルをやめてワセリンだけにしてみたところ信じられないくらい赤みひきました!
毎日鏡見るのが辛かったのでほんとうに
感謝です
これからも参考にさせてもらいます!
こんばんは
小さい頃からアトピーで
脱ステを経て、年に一回でるかでないかまでに良くなりましたが、
ここ数年また湿疹が出てくる回数が多くなってしまい、寝込む日もありました。
みじかなところからまず
またシャンプーや洗剤を見直そうと思い、
今日から「ミヨシの白いせっけん」にかえて体を洗ってみました。
(私もあまり汚れがない箇所はなるたけ洗わないようにしてます)
髪もこちらの固形石鹸で洗い
ゴワつくのでリンスとしては、お酢をたっぷりのお湯でうすめるといいとあったのでそうしてみました。
風呂上がりにびっくりでした。
いつもは痒くてうずくまりながら体を拭くのですが今日はそれがなかったんです。
おそらくこの数ヶ月で今日が初めてです。
この数年、キュレルでシャンプー、リンス揃えていました。
これがアトピーが出てくる原因なのかはわからないですが、
確実に風呂上がりの肌の状態が違い、いま驚いています。
そこでキュレルについて検索をしていたところこちらのページにたどり着きました。
読んで勉強になりました。
石鹸ひとつ、大事ですね。
お風呂からあがりもうすぐ1時間たちますが
体をかいていません。キュレル
捨てようとおもいます。笑