自宅ケアだけでは、顔のシミを薄くできない!シミがどんどん濃くなる気がする!ファンデーションではもう隠せない!と、加齢とともに深刻な悩みになる「シミ」ですが、最近は、エステサロンでも高度な技術でシミを消したり、薄くする施術があります。
しかし、その技術の高さからか、顔にシミができたらエステで薄くしてもらえばいい!消してもらえばいい!と、安易に考えていませんか?
たしかに、皮膚科、美容外科、クリニック、エステなど、そのボーダーラインがなくなりつつあります。しかし、エステサロンで扱う機器は、医療用ではないため、シミに対しての効果には時間がかかるといえます。また、自分のシミの種類や状態によって、シミを薄くできる効果が違うことをあらかじめ理解しておく必要があります。
エステで行う顔のシミ取り方法
エステサロンでは、シミを改善するメニューとして様々ありますが、自分のシミの状態や肌質にあっている選ぶことが第一です。
- フォトフェイシャル
特殊な光(IPL=インテンス パルス ライト)を当て、メラニン色素に反応させるものです。光に反応したメラニン色素は肌表面へ押し上げられ、ターンオーバーとともに色素沈着した角質が剥がれていき、シミが薄くなるというしくみです。これを5回以上繰り返して、徐々にシミを薄くしていきますので、時間がかかりますが、レーザー治療に比べ肌へのダメージが少ないというメリットがあります。また、痛みを感じることが少ないうえ、施術後の肌の回復も比較的早いので、肌ストレスが少ないと言えます。
- イオン導入
肌に微電流を流し、シミを薄くするのに効果的なビタミンCやプラセンタなどの美容成分を、表皮の奥深くまで浸透させるものです。肌表面の角質層はプラスイオンが多いのですが、表皮の奥はマイナスイオンが多いため、イオン導入器からマイナスイオンを流すことで反発しあい、肌の奥まで美容成分を浸透させるしくみです。そして、ビタミンCやプラセンタの作用により、メラニン色素を還元しターンオーバーを促進させることで、シミを薄くいていきます。
- ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、「酸」の働きを利用し、古く滞った角質を剥がし、ターンオーバーを促して新しい肌に再生させるものです。ピーリング(剥がす)剤は、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸などのAHAを主に使用します。ケミカルピーリングは、シミだけでなくニキビケアにも有効な施術です。
いずれも顔の広範囲にわたり施術を行うことができるため、シミ以外にも肌のくすみも改善し、肌全体が明るくなります。また、間接的な作用からのアプローチとして、リンパマッサージやゴマージュといったエステならではの施術により、ターンオーバーを促してシミを含む古い角質を排出するというメニューもあります。
そろそろ美白ケアをはじめたほうがいいかな、という人には、定期的に利用する施術としておすすめです。
エステでシミの施術を行った後のお手入れ方法
フォトフェイシャル、イオン導入、ケミカルピーリングの施術による共通点は、ターンオーバーの促進です。メラニン色素を含む角質を剥がすことで、新しい肌を作り出し、シミを薄くしていきますので、各種施術後のケアも非常に重要になります。
施術後のケアを怠ると思わぬトラブルを招くことがありますので、十分に注意する必要があります。
1)刺激を与えない
施術後の肌は、少なからず負担を受け、表面のバリア層は弱くなっていますので、マッサージやパックなどで、さらなる刺激をあたえないようにしましょう。過度なケアは、思わぬトラブルを招きますので禁物です。クレンジングや洗顔による摩擦だけでも、施術後の肌にはかなりの負担となっています。洗い流しタイプのパック剤はもちろんNGですが、シートタイプのパックであっても、美容成分が刺激となる場合があります。施術後のケアは、必要最低限のケアにとどめておきましょう。
2)乾燥させない
施術後の肌は、肌表面のバリア層が不安定になっているので、水分が蒸発し乾燥しやすくなります。特に、ケミカルピーリングは、角質層を剥がしてしまうので、より乾燥しやすい状態になっています。自宅ケアでの保湿を十分に行うことが必要です。
3)紫外線を避ける
シミの施術をしたからといって、すぐにシミが薄くなるわけではありません。まだ肌表面に残留している状態ですから、施術後の外出は、紫外線の多い時間帯を避け、日焼け止めクリームや、サングラス、マスクをして紫外線をなるべくカットするようにしましょう。
エステでシミを取る場合の料金や通院回数など
エステでは医療用機器や薬剤を扱うことができません。そのため、1回の施術でシミを根本から改善し、はっきりとわかる成果は得るには難しいといえます。また、肌のダメージからの回復やターンオーバーを考慮し、次回の施術までの期間も要します。そのため、シミを薄くするにはかなり時間がかかります。
「1回1万円・最低5回以上」を基本的な目安にする
できたばかりのシミや、まだ薄いシミであっても、月1回の通いで最低でも5回以上通わないとシミを消したり薄くすることはできません。それでも、シミの状態や肌質の違いにより、通う回数と効果には個人差があります。あくまでも判断材料の目安として頭に入れておいて下さい。
料金は、エステサロンによって様々ですが、1回1万円以上はかかります。通常のホワイトニングメニューのようなハンド施術のみなら、お試しで体験できる場合がありますが、専用機器を使用しての施術では、お試しができるところは少ないでしょう。回数券や会員サービスで若干のお得がある程度になります。
まとめ
エステサロンでシミを薄くするには時間がかかりますが、通う回数が多くなると、お金もかかることになります。
そして、値段と効果には人により違いがあり、必ずしも満足できるとは限らない点も否めず、エステの利用が良いのか悪いのか、判断に別れるところです。施術を受ける前には必ずカウンセリングを受け、自分の肌に合っているのかどうか、またどの程度の期待ができるのかをよく相談することです。
エステに通うと同時に、自宅でも美白ケアを中心としたお手入れを行い、シミが出来る原因(紫外線、ストレスなど)を避け、普段から十分なシミ対策とケアを行うことも必要です。