クリーニングはタバコのヤニ・歯石など、歯の表面の汚れを落としていくもので、歯を白くする方法ではありません。ホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類の方法で歯を白くします。 個人差がありますが歯の色を決めるシェードで1段階から2段階のアップが平均的に望めます。 オフィスホワイトニングは黄ばんでいる歯にホワイトニングペーストを塗り、レーザーで照射して白くする治療法。ホームホワイトニングは歯科医師の指導の下、自分自身で自宅で専用のマウスピーストレーにホワイトニングジェルを塗り、数時間装着する治療です。 オフィスホワイトニングを併用することがより効果的です。 基本的には痛みはありません。ただし、歯に亀裂や破折、知覚過敏などがある場合を除いてです。人によっては知覚過敏がでる場合がありますが、ほとんどの場合、数分~数時間でおさまります。その場合は知覚過敏抑制剤や知覚過敏を防ぐフッ素が多量に入ったホワイトニング剤を使用することや、毎日やるのではなく日をあけてホワイトニングすることをおすすめします。 どちらでも白くなりますが、カウンセリングを行い患者さん自身のライフスタイルに合った方法をおすすめ致します。 虫歯の方はその治療が終わってからホワイトニングをすることをおすすめ致します。差し歯は、残念ながら変化しません。ティースクリーニングで表面の汚れを取ることはできますが、白い歯を望むのであれば作り直していただくしかありません。 コナホワイトニング(ウォーキングブリーチ)と言い、根の治療に使ったアクセスホールを使用し、その穴に過ホウ酸化ナトリウムを入れることにより白くする方法がありますが、さらに白い歯というより元の歯の色に近づけるといったほうが適切かと思います。 特に年齢制限はありませんが基本的には18歳以上の成人の方にホワイトニングをおすすめ致します。18歳以下の方はまだ歯の成長過程にあるため、安全性が確立されていないからです。また、妊娠中あるいは授乳中の女性に対しても同様です。 ホワイトニングの効果は永久ではなく、半年~1年かけて少しずつ歯の色が元の状態に戻っていきます。歯の色の戻り具合は、歯の質、食習慣、しっかり歯磨きをしているかどうか、歯科医院でメンテナンスを行っているかどうかによって左右されます。 できるだけ、ホワイトニング直後は色素の強いものの摂取を控えて頂いております。 皆さんも経験があるように薬局等で市販されている歯磨き粉ではあまり白くならないのが実際です。またタバコを吸う方のヤニがとれるような歯磨き粉は研磨剤が多く配合されていて、逆に歯を傷つけるので慎重にご使用下さい。 ホワイトニングのメンテナンスに効果のある酵素の入った歯磨き粉はいくつかあります。 また欧米では歯磨きに過酸化水素(3%)を配合したホワイトニング効果のある歯磨き粉もでているので歯科医院に相談されて下さい。 |