年令とともに「気」「血」が不足しはじめるとストレスへの抵抗力が弱まり、イライラしたり落ち込んだりと不安定になり、又 肌の新陳代謝もスムーズにゆかなくなってきます。
せんねん灸 お灸ルーム・鍼灸師
福永裕子
福永先生がお答えします
お灸はカラダ本来のめぐりを取り戻すための治療法です。そのお灸を女性の美しさの追求に生かす、それが『せんねん灸お灸ビューティ』です。治療後、患者さまの素敵な笑顔を拝見すると私も思わずニンマリ嬉しくなります。
question 1
近頃なんとなく体調がすぐれなかったり、又、急に顔がほてったり、ドッと汗をかいたりで困っています。
急に顔から上に血がのぼったようになったり、突然汗をかいたりするのは、いわゆるホットフラッシュと呼ばれています。
東洋医学では顔のほてりや、急に汗をかくのは「気」の流れが足りなかったり、かたよってバランスがくずれておこるとされています。
question 2
私たちが言う更年期と東洋医学でいう更年期は違うのですか。
東洋医学では更年期とは自分自身をあらためて見直す時期と考え、この時期に心やカラダにおこる症状への適切な処置をして、あらたに自分らしさを見つける絶好のチャンスととらえています。
question 3
更年期って人によっておこる症状はさまざまですが、どうしてですか。
更年期はおもに閉経にともなう女性ホルモンのバランスの変化によっておこります。カラダの変化に無理が生じたり、バランスが大きくくずれたりすることで女性の心とカラダにさまざまな症状があらわれます。
更年期によく見られる症状としては動悸、息切れ、めまい、冷えなどですが、そのほとんどが頭から足までの「気」の上下の流れがうまくゆかないために、カラダの上半身、とくに頭に「気」が集まってしまうことでおこります。
日頃から「気」の流れをスムーズにしておくことで症状を軽くすることもできるのです。
question 4
更年期の症状に大きく関係するといわれる女性ホルモンのこと、もう少し教えて下さい。
東洋医学では健康とはカラダ全体をめぐる「気・血・水」の流れがスムーズで あることを第一にあげています。
一方、女性は女性ホルモンの分泌、バランスによって排卵、月経、妊娠、出産、 閉経など女性の生理機能が維持されています。だから女性にとっての女性ホルモンとは「気・血・水」そのものともいえるのです。
question 5
肌が乾燥しやすくなったり、うるおいがなくなるのも女性ホルモンが関係しているのですか。
女性ホルモンの中でエストロゲンというのは、皮膚の保湿バリア機能を高める働きがあります。
エストロゲンは卵巣と脂肪組織からつくられますが、閉経期を迎えるとともに 卵巣でつくられる量が減るため、脂肪組織だけでエストロゲンをつくることになります。エストロゲンの分泌量が減るとその働きも失われるため、更年期を迎えると肌あれ、乾燥肌など、お肌にもさまざまなトラブルがおこってきます。
女性にとっての女性ホルモンはいわば「気・血・水」そのものです。だからカラダをめぐる「気・血・水」の流れをスムーズにしておくことで更年期のカラダの変化をおだやかに受けとめることができるのです。
question 6
お灸で「美顔」ってできるのですか。
顔はカラダの一部ですが、カラダ全体を反映しています。だからカラダ全体のコンディションを改善することで顔色もお肌の状態も改善できるのです。
カラダ全体のバランスをととのえることで部分的な体調不良も改善する」という東洋医学だからこそ、お灸で「気・血・水」のめぐりを改善し、女性の生理機能をととのえることで美顔につながるのです。
更年期の美顔の
ツボはどこ
更年期の変化をおだやかにのりきるためのツボは
「気」が不足しているツボです。
このツボにお灸をし「気」の流れをよくして、血行を改善し
「気・血・水」のめぐりをよくすることが、美肌、美顔につながるのです。
「気・血・水」のめぐりをよくする
内臓・骨盤内の働きを高めるツボ
三陰交 さんいんこう
- 【 ツボのとり方 】
- 内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところです。
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太白 たいはく
- 【 ツボのとり方 】
- 足の親指を曲げてできるシワのかかとよりです。
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太渓 たいけい
- 【 ツボのとり方 】
- 内くるぶしとアキレス腱のあいだのくぼみにあります。
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太衝 たいしょう
- 【 ツボのとり方 】
- 足の甲の親指と人さし指の骨が交わるところから、やや指先よりのへこみが太衝です。
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自律神経の働きをととのえ、
気持ちをリラックスさせるツボ
神門 しんもん
- 【 ツボのとり方 】
- 手首の曲がりジワを小指側へなでてゆき、骨の出っぱりの手前で指が止まるところです。
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顔全体を引きしめ、顔の様々な症状に
合谷 ごうこく
- 【 ツボのとり方 】
- 親指と人さし指の骨がまじわったところから、やや人さし指よりのへこみです。
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体験レポート
- OL、画廊勤務などを経て、現在はファイナンシャルプランナー。茶道、華道は師範。趣味は絵画をはじめ美しいものの鑑賞。現在は家庭菜園で有機野菜づくりにはまっています。
体験して
「お灸で頭にのぼりやすい“気”を降ろすことで、めぐりがよくなります」の先生の言葉の通り、お灸で冷えっぱなしの足先までもポカポカしてきました。そして問診のとき、きいていただいた私の悩みのツボにも次々とお灸を・・・。間もなく私のカラダは全身が目ざめたように!気持ちまでウキウキ。
治療が終わって鏡を見ると明らかに透明度の増した顔色の良い私が・・・。帰りの新幹線の中も、いつも用意している冷房対策の手袋もくつ下も不要で、家に帰りつくまでまるで骨まで発熱しているのかしらと思えるくらい、お灸のチカラにただおどろくばかりでした。
そして翌日
翌日の目ざめは何年ぶりかの爽快感。長年の首コリもなく元気元気。なんと問診では話さなかった顔のマリオネットラインも消えていました。病に至る前にカラダの機能をアップさせて病にならないようにする「治未病」にお灸で取組む更年期対策、今からはじめます。
福永先生からAdvice
らしさミガキ
若さいっぱいの輝くような美しさから、大人の美しさへ。
女性の美しさは更年期を迎えてここからが、いわば本番と考えるべきです。お灸でめぐりをよくして肌も内側から整えることが大切。そして内からにじみ出てくるその人らしさが美しさをつくる・・・ お灸をあなたらしさミガキにぜひお役立てください。