昔から「色白は七難隠す」と言われるほど、色白に憧れる傾向にあります。確かに、肌の色が明るく白いほうが、何かと印象が良く見えます。しかし、残念なことに加齢ととともに、肌がくすんでくることに気づきます。
一時的な血行不良によるくすみもありありますが、常にくすみが気になる場合は、肌の乾燥が慢性化したり、ターンオーバーがどんどん遅れてくることが原因にあげられ、肌がくすむようになります。これは、若々しい印象を遠ざけてしまいますので、顔のくすみも女性にとっては重大な悩みの一つになります。
エステでの顔のくすみ対策は、その原因により施術方法を選ぶ必要があります。セラピストとよく相談したうえで、肌に合った施術を選びましょう。
エステで顔のくすみを解消する方法
顔のくすみのイメージは「黒っぽい」ので、その反対は「白っぽい」になりますから、くすみを解消するには、「美白ケア」と結びつける人が多いと思います。確かに、肌を明るくする意味では、美白ケアになりますが、黒から白へと単純に肌の色が変わるわけではありません。
エステでのくすみ対策には、主にフェイシャルマッサージを行い、肌に明るさを取り戻します。そのフェイシャルマッサージには、以下のメニューでくすみケアを行うのが一般的です。
<フェイシャルマッサージの種類>
- ホワイトニング・・・美白効果のある商材を使用しマッサージを行います。場合によって、肌全体が明るくなったものの、返ってシミが目立つようになったという声も多く聞かれます。つまり、くすんだ肌によりシミが目立たなかっただけでということがあります。その場合は、フォトフェイシャルなどでピンポイントにシミケアを考える必要があります。
- ピーリング・・・古い角質を取り除くために、スクラブ状の商材を使用してマッサージを行います。はじめのカウンセリングまたは肌診断で、角質が厚くなっていることを確認してから、この施術を受けるようにしましょう。角質が厚くないのにピーリングを行うと、一時的に肌明るくなっても皮膚が薄くなり乾燥を招き、別の悩みを増やすことになりかねません。
・リンパドレナージュ・・・適度な圧を加えながら、リンパの流れを意識したマッサージを行います。老廃物の排出を促し、明るい肌に導きます。くすみやすい原因が、ストレスや睡眠不足などの場合に効果がある施術になります。
マッサージのあとは、ほとんどのエステサロンではパックを行います。くすみ対策のパックは、やはりホワイトニング効果のものを使用するところが多いです。
また、特別な機器を使用する、フォトフェイシャルやイオン導入などを行う場合もありますが、こちらはたるみやしわ、シミに特化した施術になり、便乗効果としてくすみも解消できる施術になりますので、くすみ以上に重要な悩みがある場合は、その悩みを優先した施術を選ぶようにしましょう。
エステで顔のくすみを施術した後のお手入れ方法について
エステ後は、肌がデリケートになっていますので、自宅での過度なお手入れは避けましょう。
- エステ後の当日
その日のケアは、軽く洗顔したら、いつものスキンケアで肌を整える程度にしておきましょう。特に乾燥させないように、保湿クリーム等を普段より多めに使用することをおすすめします。
- エステ後2~3日後
このころも、顔そりやマッサージ、パック等のケアは控えましょう。肌がようやく通常のコンディションにもどりつつあるところです。保湿対策をしっかり行いましょう。特ピーリングを行った場合は、特に乾燥させないようにすることが重要です。ピーリングによって、表面の皮膚は刺激に弱くなっていますから、たとえ洗顔であっても、優しく行うようにしましょう。
- エステ後1週間~
肌に赤味がないようなら、自宅でもマッサージやパックなどのケアで、くすみケアを行うようにしましょう。マッサージで角質を柔らかくするとともに、潤いを与えます。その後、ホワイトニング効果のあるパックなどで、肌に透明感を取り戻しましょう。
- 次のエステまでに
肌の様子に特に異常がなければ、週に一度は自宅でマッサージやパックなどのスペシャルケアを行い、次のエステまでに、食事や生活リズムを整えて、良い肌状態をキープしておきましょう。もし、肌の乾燥が気になるようであれば、エステの期間を伸ばし、自宅ケアで肌の状態を整えてから次の予約を入れるようにしましょう。
エステでくすみを取る施術の料金や通院回数など
くすみ対策を目的としたフェイシャルマッサージの料金は、店舗のメニューにより違いはありますが、60分で1万円前後のところが多いです。フォトフェイシャルやイオン導入のような特別な機器を使用しての施術では、1回1万円以上はします。
通う回数としては、くすみの程度の個人差になります。肝斑が原因で肌がくすんでいる場合は、「シミ」対策になるので、1年以上通う必要があると思います。しかし、肝斑はホルモンバランスの影響が大きいため、どこまでエステで薄くできるかは不明です。
また、血行不良やターンオーバーの遅れによるくすみは、月1回のペースで通うことをおすすめします。
ターンオーバーの周期に合わせて、月1~2回のメンテナンスを行えば、いつも明るい肌をキープすることができると思いますが、くすみの原因を把握したうえで、通う回数を相談するようにしましょう。
まとめ
くすみといっても、その原因は人それぞれです。写真を見た時に顔だけ白く写っているという経験はありませんか?色白を意識するあまり、首の色とファンデーションをつけた顔の色が合っていないために、よく見られます。
まずは、自分の肌の色がどのくらいなのかを認識する必要があります。「白い」ことだけにこだわるのではなく、明るさや透明感が大事です。そうなると、やはりくすみがない肌ということになるのですが、「くすみ」と「色白」は全く別物という理解ができれば、顔だけ白くなるということはなくなると思います。
くすみには、原因にともない肌が変化するものですが、色白は遺伝要素がほとんどです。日本人のDNAは色白ではないため、欧米人のような白い肌になることはありません。