手術でワキガを根治したい!
今では「スメハラ」(スメルハラスメントの略)なんて言葉もあるくらいニオイには敏感な世の中になってきました。そう、ワキガもスメハラの対象。香水の香りは自分で調節できるものですが、
①施術方法
施術方法は一般的に以下のものになります。ワキガのレベルや、本人の意向で施術方法は変わってきます。
医療用制汗剤 :市販されている、塗るタイプの制汗剤と形状は似ています(基本的にワキはロールオンタイプを処方されます)。汗腺にフタをして汗をかかないようにします。塗ってから3~5日程度効果が持続します。注射 :対象部位に直接(数カ所)注射をします(希望をすれば麻酔もしてくれるので痛みも軽減されます)。汗腺機能を一時的にストップさせます。定期的にする必要がありますが、一般的には1回の注射で約3~6か月持ちます。
手術 :いわゆる切るタイプです。ワキガの施術法では一番メジャーかもしれません。種類によっては保険適用されるものもあります。マシンの導入 :いわゆる切らないタイプです。皮膚を切らないので傷口ができません。
②対象者
ワキガというのは、自分で気づくことができる人もいれば、他人から指摘されて自分がワキガだと気づく人もいます。また、自分が気にしているほどワキガではないということも。まずは自分がワキガに対しての治療が本当に必要なのかを確かめることが必要となってきます。それには、まずは自分が気になっているクリニックや病院などで無料カウンセリングを受け、自分のワキガレベルについて知っておくことが必要です。
という人はまずは自分でワキガ度をチェックしてみないかい?
「セルフチェック」というやつじゃな!
ワキガのセルフチェック!
- 耳垢が湿っている(ベタベタ耳)
- 親族(親や兄弟など)にワキガの人がいる
- 脇毛が多い
- 洋服の脇部分が黄ばむ
- 肉類や脂っこいものを好んで食べる
- 自分で脇が臭うと自覚している
- 他の人に脇のニオイを指摘されたことがある
この「セルフチェック」で3つの項目に当てはまったらワキガである可能性が高くなるわ。
じゃぁこの項目もうちょっと詳しく見てみましょっ!
- 耳垢が湿っている→耳垢というのは乾燥しているカサカサ耳タイプの人と、湿っているベタベタ耳タイプの人がいます。ベタベタ耳タイプの人はなぜ耳垢が湿るかというと、耳の中にあるアポクリン腺が関係しています。アポクリン腺はいわばワキガの元。耳の中にもアポクリン腺が多く存在する人は、わきの下にも多く存在するとされています。
- 親族にワキガの人がいる→ワキガは遺伝します。一般的には両親ともに(父親も母親も)ワキガだった場合、ワキガが遺伝する確率は90%とされています。また、片方の親(父親か母親)がワキガだった場合は、70%の確率でワキガが遺伝するといわれています。
- 脇毛が多い→脇毛が多いということは毛穴が多いということ。ワキガのもとになっているアポクリン腺は毛根周辺に存在することから、脇毛の量が多い分、アポクリン腺も多くなり、ニオイもきつくなるとされています。
- 洋服の脇が黄ばむ→アポクリン腺から出る汗にはいろいろな物質が含まれています。その物質の中でも、リポフスチンという物質が衣類につくことにより、黄ばみを発生させます。
- 肉類や脂っこいものが好き→お肉(動物性たんぱく質)や脂肪類を日々の生活で好んで摂っていると、アポクリン腺の活動を活発化させ、よりニオイを発生させてしまいます。
- ニオイを自覚・他人から指摘される→これが一番ワキガで悩む方が当てはまる項目ではないでしょうか?自覚症状があると人の目も気になりますし、ほかの人から指摘されれば、嫌でも気になるものです。
③おおよその費用
下の表はいくつかの病院やクリニックを調査し、算出した平均的な費用となります。あくまでも目安ですので、ご参考までに。
| 医療用制汗剤 | 5,000円前後 |
| 注射1回分(ボツリヌス・トキシン) | 2万円~8万円くらい |
| 保険適用手術(基本的には剪除法) | 5万円前後 |
| 保険適用外手術(切るタイプ) | 15万円~30万円くらい |
| マシンの導入(切らないタイプ) | 10万円~30万円くらい |
④治療時間・治療後の生活への影響
| 治療の種類 | 治療(手術)時間 | 治療後の生活 |
|---|---|---|
| 医療用制汗剤 | ホームケア | 特になし。かゆみを伴う場合があるので、かゆみが出たら使用を中止し医師に相談。 |
| 注射 | 5~10分くらい | 特になし。入浴も激しい運動もその日からしてOK。※ただし、注射した部分を強くこすったり、長風呂をしないこと。 |
| 保険適用手術(剪除法) | 40~60分くらい | 傷口が5㎝と範囲が広いので、術後は絶対安静(入院となることも)。とくに術後1週間は手を上げたり、重いものを持ってはいけません。しばらくは全ての生活に対し、介助が必要になります。 |
| 保険適用外手術(切除法は除く) | 30~60分くらい | 剪除法に比べて、傷口が少なくて済むので、術後は2,3日くらいは安静。基本は2週間後くらいから運動が可能となります。 |
| マシンの導入 | 20~60分くらい | 切らない手術は20分程度と短時間で終わるものもあれば、60分と時間がかかるものもあります。基本的には当日も運動制限はないものが多いようです(激しい運動はダメ)。 |
- 医療用制汗剤
ワキガの度合いにもよるのですが、そこまでニオイがきつくなかったり、汗をかく時期(夏など)だけにおいが気になるという人は、医療用制汗剤で対応するようです。市販の制汗剤は約1日で効果はなくなりますが、医療用制汗剤は3~5日程度効果が続くので、かなり楽になります。また、ホームケアができ、傷跡などの心配もありません。ですが、根本的な治療ではありませんので、治ることはありません。
- 注射
ニオイの度合いが中程度の場合は手術やマシンを使うのではなく、注射を打って対処するという方法も取られます。注射はあまり時間がない人や、傷跡を残したくない人、まだ成長段階のお子さんが受けることが多く、施術時間も5~10分程度なのでとてもお手軽にできる治療法です。こちらも根本的治療ではありませんので、ワキガが治るというわけではありません。
- 保険適用手術
一般的に保険適用手術と認定されている剪除法(皮べん法)は、傷口が5㎝程度になりしばらくは傷口をガーゼだけでなく、包帯などで巻く必要になることもあります。病院によっては絶対安静のために術後は入院を要するところも。剪除法後は、着替えや日々の生活などがしばらくは一人ですることができず、誰かの助けを必要とします。ですので、剪除法を受ける際はまとまった長い休み中にすることをおすすめします。
- 保険適用外手術
保険適用外の手術(切除法は除く)は剪除法に比べると切る部分は少なくはなりますが、切っているのには変わりがないため、2週間くらいは安静を心掛けることとなります。
- マシンの導入
マシンを使い、切らないタイプの治療を受ける場合は、そこまで運動制限等はないようです。とはいっても、体の細胞に働きかける治療をしますので、腫れや赤みなどが出てくることはあります。
⑤メリット
- 多汗症にも効く:厚生労働科学研究班の調査結果で、日本人の約7人に1人の割合で発症していることが分かりました。ワキガの手術は汗を抑える効果もありますので、多汗症の方にもおすすめです(多汗症に効かない治療も存在します)。
- 悩まなくて済む:自分がワキガで人に迷惑をかけているのではないか……他人の視線が気になる……といった精神的な悩みから解放されます。
⑥デメリット
- 傷跡が残る:皮膚にメスを入れるタイプの手術(切る手術)だと、どうしても傷跡ができてしまいます。とくに剪除法は5㎝と大きな傷跡が残ってしまいます。女性で、ノースリーブなどを着たい方などは、そこの部分も加味して手術法を決めた方がいいかもしれません。
- 色素沈着:数ミリの傷口で済む手術の場合でも、施術した部分に色素沈着が起こってしまい青たんのように紫色っぽくなってしまうことがあります。基本的には年月が過ぎていけば薄れていくのですが、中にはシミのように残ってしまうことも。
- 後遺症:後遺症というと大げさに聞こえるかもしれませんが、術式によってはしばらく痛みが続くことがあります。また、ワキガ手術をすると手術をしたところ以外に大量の汗をかいてしまう「代償性発汗」になるのではないかと危惧している方もいます。ですが、ワキのワキガ手術の場合はそのようなことはありませんので安心してください。(※例えば手汗や手のニオイなどの「内視鏡下胸部交感神経焼却術」というものを受けた場合は、代償性発汗になる可能性があります)。
- 再発:ワキガの元であるアポクリン腺は再生能力があります(個人差あり)。主にアポクリン腺は高校生くらいに発達が完了するといわれているのですが、アポクリン腺が発達段階の時点でワキガ手術をしても、新しいアポクリン腺が出てきてしまう可能性があります。ですので、手術の時期は見極める必要があります。
- 取り残し:再発と勘違いされやすいのが、手術でのアポクリン腺の取り残しです。実際この取り残しで再手術に踏み切る方もいます。
⑦体験談・口コミ
ワキガの治療に踏み切った方は、「ワキガではなくなった!」と安心を手に入れられる一方、傷口や再発に悩む方も実際います。また、基本的には保険適用外のものになりますので、費用の高さに悩む方もいます。
わいもワキガ手術したけど
— マガジン٩( 'ω' )و7/2マツダ (@zrgdjtg) April 27, 2016
楽になった
代償あるけども
さらに、実際にはワキガは治っているはずなのに、「まだ臭うのではないか?」「本当にもうにおわないのか?」心配になるという声も。ワキガで悩む方は精神的ストレスも抱えがちなので、根治していても「なんとなくまだ自分から臭ってくる気がする」と気にしてしまいがちなようです。そんな場合は、手術した病院やクリニックで相談をするか、市販の制汗剤などを使ってみてください。
また、「同じ病院では手術を受けたくないな」「この傷口もっときれいにならないかな?」と思った方は、ほかの病院やクリニックに行くのも一つの手です。病院やクリニックによっては、他院で受けた手術に対しても修正手術などを行っているところもあります(※ちなみに、他院の手術修正は若干費用が高くなるところが多いようです)。
切るタイプは主に5種類
かつての主流:直視下手術法①切除法
「切除法」はワキガ手術の先駆けともなった、古典的な方法です。直視というくらいですので、執刀医が直接目で見て手術を行います。脇毛が生えている部分の皮膚を汗腺まで丸ごと切除して皮膚を縫い合わせる方法です。汗腺を取り除くので効果的ではあるのですが、術後は皮膚のツッパリ感や、神経を傷つけてしまったり、血管を圧迫してしまうといった後遺症が残ることがあります。今では、この「切除法」を行っている病院・クリニックは少なくなってきています。
※この切除法は保険適用となる場合もあります(保険適用外の場合もあり)。また、医師の診断により、保険適用になるか保険適用外になるか決まる場合もありますので、切除法を考えている方はあらかじめ手術をお願いしようと思っている病院・クリニックに確認をとるようにしてください。
- 痛みはなかった。施術中は麻酔が効いていたのでほぼ痛みはないです。施術後は、脇を約1週間動かさずの生活です。とても不便でストレスもたまりますが折角お金をかけたのですから頑張りました。
| 1~2時間くらい | |
| 費用 | ・保険適用の場合:約4万円前後 ・保険適用外の場合:約30万円くらい~ |
| メリット | ・汗腺まで丸ごと取り除くので、再発や取り残しの心配がない |
| デメリット | ・メスを入れる範囲が大きいので出血が多くなる場合がある ・術後は皮膚がつってしまったり、いろいろな後遺症が出てくる可能性がある。 |
| 切開範囲 | 紡錘形(楕円形に似た形)。約3×15㎝。 |
| 術後のワキ毛量 | ほぼなくなる |
今の主流:直視下手術法②剪除法
昨今の主流になっているのは、切除法と同じく直視下タイプである「剪除法(せんじょほう)」です。皮弁法、直視下摘除法とも呼ばれています。剪除法は、皮膚を切開し(切開する場所は2,3カ所)、その皮膚を裏返してアポクリン腺と皮脂腺を取り除きます。剪除法は保険医療指定機関であれば保険適用で受けられる可能性があるので、ほかの方法に比べて安価で受けられることがあります。
※剪除法でも保険適用外の病院やクリニックもありますのでご注意ください。また、医師の診断により、保険適用になるか保険適用外になるか決まる場合もありますので、剪除法を考えている方はあらかじめ手術をお願いしようと思っている病院・クリニックに確認をとるようにしてください。
- 術後2年でも納得のいく結果私の受けたのは、皮弁法(剪除法)による保険適用手術です。また、同じ手術をしても執刀医によってもかなり効果や傷跡の縫い合わせの見栄えなどに違いが出てくるのはご承知の通りです。ただ、私の経験では、皮弁法の場合、片脇の手術に少なくとも一時間程度の時間がかかると思います。アポクリン汗腺の量や密集具合によっても多少変わるようですが、少ない場合は少ないときで、周辺にアポクリン汗腺のとり漏れがないか、切開した切り口から皮膚を引っ張りながらわたくしの執刀医は、大分、調べてくれました。そのかいあって、術後二年以上経ちますが、臭い・傷跡共に納得のいく結果と現在なっております。
- 快適になれたことがうれしい!女性ずっと悩んでいたので。就職するまでに手術をしたかった。効果は絶大でした。快適で本当に気楽になりました。前のような症状はまったくないし、毛まで薄くなってラッキーだった。3、4日間手もあげることが私の場合はできなかったけど、やってみてやっぱりよかった。術後のめんどくささや手術の恐怖を考えても、やっぱり悩みがなくなって快適なことのほうがうれしい。よかったです。
| 40~60分くらい | |
| 費用 | ・保険適用の場合:5万円前後 ・保険適用外の場合:約30万円~ |
| メリット | ・医師が目で直接見てやるので、効果が見込める ・保険適用の場合は費用が安価で済む |
| デメリット | ・傷跡が大きくなるので術後は絶対安静が必要 ・ワキのしわに合わせ切開するが、しばらくは傷跡が目立つ ・執刀する医師の技量により取り残しがある場合もある |
| 切開範囲 | ワキのしわに合わせ1~3カ所を切開。1か所3~5㎝程度 |
| 術後のワキ毛量 | 手術前に比べ若干減少 |
非直視下手術法①皮下組織削除法
先に紹介している「直視下」手術とは反対の「非直視下」手術というのは、医師が直接手術対象部位を目で見ずに、機械を差し込み行うタイプの手術をさします。機械を差し込むための皮膚切開なので、傷口の範囲は直視下手術よりも狭く済みます。皮下組織削除法は1㎝くらい皮膚を切開しそこから機械を差し込みます。この機械は、一見はさみのように見えるのですが、片方には組織をとるためのカミソリがついており、反対側にはローラーのようなものがついています。
皮膚をこの機械ではさみ、アポクリン腺を削っていきます。皮膚の下の組織を目で見ずに削っていくわけですので、医師の技術がないと難しい手術となります。ちなみに、この非直視下皮下組織削除法で有名なのが「イナバ式」。このイナバ式はワキガ・多汗症に対し高い効果を得られるということで、日本医師会から最高優功賞を受賞しています。
- 術後はストレッチが大事イナバ法の手術をしました。痛みに弱いので心配でしたが、必要な麻酔だと思い頑張れました。一週間はあまり腕を動かさないように言われ自分で髪を洗えず、母に洗ってもらってました。糸を抜いた後は腕を上げるとつっぱり感がありましたがストレッチやマッサージをすることで、早く改善するとのことでした。やり方を教えてもらったので今もやってます。だいぶ良くなりました。
| 30~60分くらい | |
| 費用 | 25万円前後 |
| メリット | ・汗腺を削り取るので、再発の心配が少ない ・多汗症にも効果あり |
| デメリット | ・非直視下で皮膚を削り取るので、医師の技術次第です。熟練した腕のない医師でないと手術が成功しないこともあります。 ・見た目以上に皮膚への負担があるのでダウンタイム(回復)に時間(日数)を費やします。 |
| 切開範囲 | 約1~2㎝ |
| 術後のワキ毛量 | ほぼなくなる。(わき毛を残すことも可能だが、残すとアポクリン腺も残りやすくなる) |
非直視下手術法②皮下組織吸引法
美容外科等で行っている脂肪吸引をイメージしていただければ分かりやすいと思いますが、数ミリ(穴をあけるイメージ)切開し、そこから細い器具を入れてアポクリン腺を吸引して取り除きます。非直視下ですので、アポクリン腺がどれだけとれてどれくらい残っているのか判断することはできません。また、多汗症の原因であるエクリン腺は吸引できないので、多汗症には効果は見られません。ただ、傷跡が数ミリで、アポクリン腺を吸引するだけですので、皮膚ダメージが少なく、回復しやすいといったメリットもあります。
吸引法ではアポクリン腺の除去率が40~50%と効果が不安定になりやすいと言われているので、ワキガが軽症であったり、少し軽減すればあとは日頃のケアで何とかなるといった方におすすめの手術です。
- 術後は介助が必要かも心配していた痛みはなく、気が付くと終わっている感じでした。ただ、手術後は絶対に協力の人がいる方がいいです。とくに術後1,2に目は着替えすら1人でできず、トイレも一苦労でした。同性の協力者がいてくだされば、包帯の付け替えや軟膏をぬるのもとても楽になります。
| 約30~60分 | |
| 費用 | 15万円前後 |
| メリット | ・傷口が数ミリで済むため、傷口も目立ちにくい ・皮膚へのダメージが軽く、ダウンタイム(回復)が早い |
| デメリット | ・多汗症には効果は見られない ・アポクリン腺の除去率が40~50%程度 ・強く吸引しすぎると皮膚にダメージが出てしまう |
| 切開範囲 | 数ミリ程度 |
| 術後のワキ毛量 | 手術前とあまり違いがない |
非直視下手術法③超音波吸引法
超音波吸引法は主に美容外科のワキガ治療として、用いられています。アポクリン腺やエクリン腺を超音波によって破壊し、吸引する方法です。超音波吸引法は多汗症にも効果があります。超音波の熱によるアポクリン腺・エクリン腺の破壊になります。マシンや執刀医の技術によっては皮膚をやけどするといったことも生じる可能性があるので、皮膚が薄めの方には不向きな手術のようです。
また、基本(超音波による破壊・吸引)は同じなのですが、この超音波吸引法は病院やクリニックにより、周波数が違ったり、使うマシンが違ったり(独自のマシンを使っているところも)と一概に「コレ」といったものがありません。ですので、施術名も違いますし、手術時間や費用にばらつきが生じます。細かい部分が病院・クリニックにより異なりますので、手術を検討している方は、手術内容を詳しく聞いておく必要があるかもしれません。
- 劇的に改善!男性長い間、体臭で悩んでおり、施術を決心しました。今となっては、どこを切ったのかもわからない程度の切開です。実際の施術時間は、1時間かかってないと思います。痛みは、施術後、局所麻酔が切れたくらいには、少しありましたが、大した痛みではありません。固定ガーゼを外した時、内出血跡が、結構目立ちましたが、だいたい2週間で、綺麗になりました。臭いに関しては、劇的に改善されて、ほぼ制汗剤要らずになり、こんなにも違うものなのか、と驚いていると共に、今、施術を迷ってる人がいるなら、早くやった方がいいと、自信を持ってお勧めできます。
- やってよかった!麻酔をするので痛くはないですが、汗腺を吸われる時の音がゴーゴーすごいし皮膚が引っ張られる感覚が気持ち悪くて気が遠くなってきちゃいました。でも術後は真夏でもデオドラントいらないくらいだし、毛もたまにしか生えてこないし高いお金かけてもやって良かったです。手術後の傷痕も、半年くらいは人に脇は見せられませんが、今は全然目立たないです。
| 約30~60分 | |
| 費用 | 10万円前後の所もあれば、35万円前後のところも |
| メリット | ・多汗症にも効果がある ・傷口が狭い |
| デメリット | ・超音波の熱によるやけど |
| 切開範囲 | 3mm前後の場合もあれば1㎝程度のことも(マシンによる) |
| 術後のワキ毛量 | 手術前と変わらないことが多い |
最新!切らない3タイプ
サーミドライ
アメリカのFDA(日本で言えば厚生労働省のようなところ)から承認を受けているマシンの「サーミRF」というマシンを使って施術をするサーミドライ。皮膚を切開するわけではなく、注射針のような細い器具を脇から刺し施術します。ですので、施術後は縫合なしで、注射跡が1~2日くらい残るくらいです(個人差はあります)。脇から刺した細い器具から高周波を発し、アポクリン腺とエクリン腺両方を破壊します。
照射する際には、やけど予防や効果を最大にするために、サーモグラフィーや赤外線カメラを駆使して、照射部をきちんとモニタリングするので安心です。また、切開手術よりも広範囲をカバーできるといったメリットもあるようです。局所麻酔も使うので施術中は痛みもないという方がほとんどです。
- 次の日から普通の生活ができる!術中は痛みもなく、次の日から普通の生活が送れます。今までずっと嫌だった臭いから解放され、とても嬉しいです。
| 30分~60分くらい | |
| 費用 | 35万円前後 |
| メリット | ・切開がないので、傷口が残らない(注射の跡のようなものはある) ・広範囲をカバー ・ダウンタイムがほとんどない |
| デメリット | ・内出血や違和感を持つ方もいる |
| 切開範囲 | なし。注射針のような器具を差し込むだけ。 |
| 術後のワキ毛量 | 手術前より少なくなる可能性はある |
マイクロウェーブ法(ミラドライ)
ミラドライもサーミドライ同様、アメリカFDAから承認を受けているマシン。皮膚を切らずに、皮膚の上からマイクロウェーブという電磁波を照射し、汗腺を半永久的に破壊するマシンです。このマイクロウェーブという電磁波は水分に反応します。そのため、水分の多い汗腺をターゲットにし、その汗腺を破壊するというわけです。汗腺以外の周りの組織にはほとんど影響(ダメージ)がないためとても安全だとされています。
また、施術の痛みが気になるところですが、施術の際は一般的には局所麻酔をして、クーリング(冷やす作業)をしながら照射を進めていくので、心配はいりません。。※ミラドライはアメリカの「Miramar Labs社」から正式な認定を受けた医師のみができる施術となります。
- 全てに納得!昔から腋の汗と臭いの悩みがあったので、実はずっと以前から治療を考えまていました。今後もずっと悩み続けるよりは、勇気を出してミラドライ治療をしようと思いました。術中の痛みは、麻酔が効いているので感じません。数日間腫れと痛みはありましたが、痛み止めを出してくれたので大丈夫でした。術後汗も臭いも治まりました。長年の悩みが解消されて本当に嬉しいです。今は多少汗が出ますが臭いはありません。汗の話は術前のカウンセリングで予め聞いていたので納得しています。
| 約60分 | |
| 費用 | 30万円前後 |
| メリット | ・切らないので、傷ができない ・切開がないので、ダウンタイムが短い ・多汗症にも効果あり |
| デメリット | ・体質によっては2回の施術が必要な場合もある ・腫れやしびれが術後も少し残ることもある |
| 切開範囲 | なし |
| 術後のワキ毛量 | 手術前より少なくなる可能性もある |
ビューホット治療
ビューホットも切開せずにできるワキガ・多汗症治療です。高周波の照射により汗腺を破壊するのですが、ビューホットの特徴としては、ニードルと呼ばれる照射針があるというところ。この照射針の長さを変えて照射することで、アポクリン腺とエクリン腺両方にピンポイントで高周波を当てることができます。ビューホットは熱エネルギーが水平方向に広がるため、照射漏れや重ね打ちのリスクが少なく、熱が均等に伝わるといったメリットもあります。
針というと痛さが気になりますが、どの病院・クリニックもきちんと麻酔をしてくれますので痛みを感じることはないようです。ちなみに、カートリッジから剣山(けんざん)をイメージしていただければわかりやすいかと思います。とはいっても、小さな子供も受けることのできる施術ですので、痛みはあまり心配がないようです。針が出てくるカートリッジには冷却機能もついているので、皮膚の表面にやけどを負う心配もありません。施術時間もダウンタイムも短く、翌日から普通に過ごすことができます。
- すぐに動ける!最近はボトックス注射でしたが続けると費用がかさむ事と、レーザー治療を受けられる事がわかり、思い切ってビューホットを受けました。麻酔の注射の痛みだけで、施術中はほとんど痛くありませんでした。片腕20分程で、途中先生も痛みや腕が疲れないか気にしてくださいました。針のハンコを当てる感覚でした。施術後も麻酔の違和感があるだけで、すぐに動けるので、いつも通り過ごせました。1週間程は赤みが強く、体温が上がった時に痒みが出て、もらった保冷剤で冷やしてました。10日程でかさぶたが取れて、赤みがかなりおさまりました。
| 20分くらい | |
| 費用 | 30万円前後 |
| メリット | ・切らないので傷が残らない ・1,2回の施術で再発がほとんどない ・照射漏れや重ね家のリスクが少ない |
| デメリット | ・施術直後は皮膚のこわばり、また、水疱ができる可能性も(施術後3日~1週間くらいでおさまる) ・かさぶたができる |
| 切開範囲 | なし(細い照射針を刺すのみ) |
| 術後のワキ毛量 | 手術前と変わらず |
また、切らない施術の種類として、高密度の超音波を照射するウルセラドライや、照射針から高周波を照射するドライRFといったものもあります。さらには、病院やクリニック独自で開発したものを取り入れているところもありますので、ワキガの手術は意外にも方法がたくさんあると言えるでしょう。
わきが手術の気になるポイント5つ
健康保険は適用になりますか?
健康保険で受けられる手術もありますが、病院や医師の診断により保険適用になるか保険適用外になるかが変わってくることもあります。前もって電話をしたり、カウンセリングを受けて保険適用や費用について確認をとることをおすすめします。
ワキガの治療は
さらに言えば、同じ病院で同じ手術なのに、保険適用になる場合と、保険適用外になる場合があります。それは医師の判断により異なってきます(ワキガだと医師が判断すれば保険適用になる可能性も)。
何歳から受けられる?
何歳からといった定義はないのですが、小学生でも治療可能とされている手術もあります(病院やクリニックにより異なります)。また、子どものワキガを専門で扱っている病院やクリニックもありますので、まずはカウンセリングを受けることをおすすめします。
ホルモンの成長により、第二次成長期(いわゆる思春期ごろ)にワキガに悩む子供が増えてきます。近年では小学校低学年から悩むといったことも。ですが、中学校前にワキガ手術をしても、体が成長途上であるため、ニオイの元のアポクリン腺が再発してしまう可能性もあります。
手術を考えた場合は、できれば高校生以降がいいとされています。もし子供が悩んだり、親がニオイに気が付いたら、親自身が「ワキガ治療」の知識をきちんと身につけ、あまり過剰に反応しすぎず子どもの成長に合った治療法(制汗剤や衣類のデオドラントも含め)を検討してあげてください。
実際の手術までどんな流れ?
基本的には、まずはカウンセリング(診察)をきちんと受けることが重要となります。その後、治療方針(手術内容など)を決め、気になる点をすべてクリアにしていき、同意ができたら手術日を決定します。
まずはカウンセリングを受けて、ワキガの度合いを医師に診てもらう必要があります。自分が希望している手術の種類があっても、体質やワキガの度合いにより、合っているか合っていないかにより、違う手術になる可能性もあります。まずは診察を受け、ワキガの度合いを知り(医師や看護師によるニオイチェック)、手術が必要な度合いなのか、どのような手術が向いているのかを聞きましょう。
その後、自分が不安に思っている部分(費用面や今後の生活、再発の可能性など)をすべてクリアにし、納得ができたら手術日の決定をしていきます。カウンセリング初日に手術日を決める必要はありません。自分がすべて納得ができるまでは、いろいろと質問をして、
手術は麻酔が必要ですか?
基本的には、麻酔は必要となります。切らない手術でも、中の組織を破壊したりと、目に見えないことが起きています。ですので、想像よりも痛みが伴うため、麻酔なしでは手術に耐えられないかもしれません。
手術の麻酔は、基本的に提示される金額に含まれていることがほとんどです。中には、麻酔の注射のためのクリーム麻酔は別途費用という場合もありますので、気になる場合は事前に確認をしておきましょう。また、以前に麻酔をして気分が悪くなったり、体調を崩した経験がある方も事前に医師に相談をしましょう。
どんな病院がおすすめ?
やはり、手術となりますので、信頼のおけるところで受けた方がいいと思います。医師やスタッフの説明・対応が親切で丁寧であれば、安心もできます。また、口コミも重要なポイントとなります。
また、カウンセリングを受けた際には、どの医師が執刀をするのか、執刀医の指名はできるのかなども確認しておきましょう。
手術したのにワキガが再発したのは失敗?
これは何とも言えません。実際、手術でアポクリン腺の取り残しがある場合もあります。また、アポクリン汗腺は再生能力があるため再発する可能性があります。とくに、高校生になるまでの間は、アポクリン腺がまだ発展途上なので、新しいアポクリン腺が出てくる恐れがあります。
手術の種類によっては、アポクリン腺の除去率が約50%と言われているものもあります。それを知らないで手術を受けてしまうと、「手術に失敗した!」と思ってしまうかもしれません。さらに、人の手による手術ですので、
また、高校生になるまではアポクリン腺の発達時期となりますので、それまでに手術をしても新たなアポクリン腺が出てくる可能性があります。
良く調べて聞いて決断しよう!
ワキガは病気ではありません。治すことができます!悩んだからこそ、よく調べて、よく聞いて、後悔のないようにしてほしいと思います。安易に決めて即日手術!ではなく、費用はどれくらいなのか、執刀医の口コミはいいか、どんなメリットがあってどんなデメリットがあるのかなどを自分なりに知って理解してから治療にあたっても遅くないと思いますよ!まずは病院やクリニックの無料相談(カウンセリング)やメール相談を使ってみてはいかがでしょうか?