体臭や加齢臭は自分でわからないものだが、私(年齢42歳)はロケットニュース24編集部の定例会議で体臭に関する衝撃的な事実を突きつけられた。この会議は「何でも思ったことを言う」という時間。そうすることで、記事向上のアイデア、円滑に仕事を進めるアイデア、奇抜な記事のアイデアなどが生まれるからである。
しかし、当編集部の紅一点であるC記者が、私に「なんか最近、体臭がキツくなってないですか★」と、信じられない言葉を浴びせたのである。すかさず U記者が「おいおい~、言ってイイ事と悪い事があるよ~」と言ったものの、C記者は「何でも言ってイイっていったのに!」と反省の色は0。
しかし待てよ? 体臭がキツイって事は自分の近くにいる人、つまり友だち、同僚、通行人、エレベーターに一緒に乗った人、電車の中の人、バスの中の人、犬、スズメ、メダカ、カエル、とにかく近くにいるすべての人に臭いニオイを嗅がせているという事か!? 「クサイって言えば傷つくから言えない!」と、人に気を使わせる状況を作ってしまっているという事か!? 失礼なのはC記者ではなく私の方ではないのか?
暑くなるにつれ、なんとなく自分の体臭が気になってはいたけど、周りに「ハンパない」と思われるほどとは…ちょっとこれは深刻なんじゃないか? というか、このままだと対人恐怖症になりそうなんだけど……。
しかし! イケメンじゃないのはどうにもならないが、体臭は努力次第でどうにかなるはずだ。しかし、不潔にしていたわけじゃないのに体臭がヒドイとなると、普通の努力ではダメなはず。インターネットサイトを検索して色々調べてみたが、スプレーやジェルなど一時しのぎなものはあっても、根本的な部分から良さそうなものがない。サプリなども色々あったが、どうも続けられそうな気がしない。色々と悩みつつ体臭をそのまま放ちながら数日が経過。このままでは夏まっさかりになって、さらに体臭がヤバイ状態に……。っていうか、もう夏だ。
数日して、私と一緒に編集会議に出ていた佐藤記者からメールが届いた。「こないだの体臭の件ですが、僕もある時、母から指摘され・・・あまりに体臭がひどくて部屋そのものが臭くなってたんです。そこで、ネットで見かけた『渋の泡』っていう石けんを使ってたら臭くなくなったんですよ。これ、1個3000円で分けますよ?」とのこと。
バカが! すでにその石鹸はチェック済みで、1個2100円という価格も知っていた。それを、のっけて売ろうというのか。今後は佐藤記者の原稿は無条件で全部ボツだ。しかし佐藤記者の言っていることはあながち嘘ではないと思ったのは確かだ。なぜなら、佐藤記者は3泊4日で野宿したにもかかわらず、体臭がそれほどキツくならなかったというのだ。もしかすると、その石鹸を日常的に使用していたからかも?
6月24日に発売されたソフトバンクモバイルのスマートフォン『iPhone 4』。長い長い行列ができていたのを皆さんもニュースで見ていたと思うが、最長で4日前から店頭に並んでいた人もいたという。ライターの佐藤記者もその一人で、6月21日の夜からソフトバンクモバイル表参道店に並び、3泊4日も野宿をして発売を待っていたのだが、信じられない事に体臭がキツくならなかったのだという。
6月下旬といえば高温多湿な時期。そんなときに野宿をしたら1日目から汗臭くなってベトベトになると思うのだが、佐藤記者によると「鼻が曲がるほどキツかった体臭の僕でも、効果があったという事になりますね」との事。まあ、個人差はあるだろうし3泊4日も野宿なんて絶対にやらないが、『渋の泡』という石鹸は、体臭を防ぐ効果が期待できるという事か?
「そこまでであれば、試してみるか」と、さっそくインターネット通販で購入。1個(約1ヶ月分)2100円だが、1日で換算すると1日70円の計算になり、これで体臭を抑えれて、自分のニオイで不安な日々をどうにか出来るなら安いものである。ということで、試すことに決めた。
待つこと3日間。ついに『渋の泡』が届く。さっそく箱を開けてみると、銀色の袋の中に石鹸が入っていた。だいだい色をしていて嫌な臭いはない。しいて言うならば、柿の匂いといったところか。石鹸をタオルでこすって全身を洗浄。『渋の泡』の効力を知りたかったため、特別に念入りに洗うことはしなかった。いつもと同じように洗ってお風呂から出ると……。
あれ? すっげえサッパリ! 洗浄能力が強い石鹸を使うとベトベトや体臭は取れても肌が異様につっぱったり、皮脂を取りすぎたため皮膚が皮脂をどんどん出して結局ベトベトになってしまうもの。しかし『渋の泡』は数時間してもベトベトにならないし、洗いあがりのサッパリとした感覚がずっと続いているのである! これはすごい!
感覚的な説明になってしまうが、この『渋の泡』は洗浄能力が高いだけでなく、皮膚に何らかの良い作用を働かせて臭いを制御しているのではないだろうか? 公式サイトをよく読んでみると、柿渋エキスを配合しているのが、最大の特徴で、医薬部外品の有効成分が体臭を防ぐと。『渋の泡』は鼻が曲がるほど体臭がキツい佐藤記者の体臭を抑えたのは確かだし、もう少し信じて使って見ることにした。
『渋の泡』を使い続けて2週間が過ぎた頃、私に「体臭がキツくなってないですか★」と言っていた女性記者Cが編集部の定例会議に出席。「あれ? 無臭ですネ♪」とか言ってくると思いきや、黙々と仕事の話。雑談になっても体臭の話は皆無。
我慢できずに「ねぇちょっと。無臭だとか、良い匂いになったとか、そういうツッコミないの?」と女性記者Cに言ったところ、「無臭なのは普通の事で今までが異常だったんですよ。普通になっただけなのに褒めるはずないじゃないですか! スタートラインに立っただけで褒めてもらおうって(笑)。甘えですよそれ(笑)。自重(笑)」と返答される始末。まあ……、確かにそうだ。
ただ、体臭が気になる人もコレで洗っていれば、精神的にも安心していられるのが嬉しい。私のように、周りに衝撃の事実を打ち明けられる前に、ニオイに自信のない人は、試してみる価値はあるかも(初回の1個は効果がなければ、返金対応もあるみたいだし)。
Photo by Rocket News24 Staff / 本誌記者撮影