わきがの原因とは?ニオイ対策の上で欠かせない3つの要素とは?
「わきが臭をどうにか抑えたい。」
「効果的なわきが対策の方法が知りたい。」
といっても、そもそもわきがの原因が分かっていないと見当違いのことをしてしまいかねません。
なぜあの特有の臭いが出てくるのか?
こちらでは、気になる「わきがの原因」についてまとめます。
そもそも、わきがとは?
わきがとは特徴的な臭いを発する体質の一種です。
腋臭症(えきしゅうしょう)とも言われますが、病気ではありません。
全ての人にその人固有の体臭がありますが、わきが体質の人には共通する特定の臭いがあります。
どんな臭いかというと、「鉛筆の芯の臭い」とか「酸っぱい臭い」、「玉ねぎの腐ったような臭い」とか「洗濯ばさみの臭い」、「グレープフルーツの臭い」などと表現されることもあります。
ただ、その人固有の体臭と、そういったわきが臭が混ざることでニオイは千差万別です。
一般的に自分のニオイには気づきづらいと言われています。わきが体質の人の中には自分のニオイについて認識していない人も多いようです。
わきがは病気ではありません
わきがは病気ではないので、生命に関わるなどの症状があるわけではありません。
ただ、日本人の多くはこの特有の臭いについて不快感を覚える傾向にあります。
人種によってわきが体質の人の割合は異なります。外国などではわきが体質の方が一般的だったりするのですが、
日本ではこの体質の人は10人に1人(約10%)と言われています。ちなみに欧米人の約80%、黒人ではほぼ100%がわきが体質と言われています。
なので、欧米人や黒人のように割合が多ければ当たり前の臭いになりますが、日本人のように割合がが多くないと逆に目立ってしまい、気にする人が多くなると言えます。
周りの人から不快がられることで精神的に負担を覚えることから、ニオイを抑えるために対策を施したり治療したりする人が多いのが実情です。
わきがの原因とは?ニオイ発生のメカニズムを解説!
さて、いよいよ本題!あの特有のわきがの臭いの発生原因ですが、大きく分けて2つの要因が考えられます。
それは、「脇の下のアポクリン腺」と「脇の下の雑菌」です。
アポクリン腺について見ていく前に、汗腺類について触れておきましょう。
私たち人間の脇の下には、主に3つの汗腺類が存在します。
- エクリン腺
- アポクリン腺
- 皮脂腺
このうち、エクリン腺と皮脂腺は誰にでも存在しますが、アポクリン腺はわきが体質の人にだけ存在します。
そして、このアポクリン腺から分泌される、特徴的な汗が臭い発生に深く関係してきます。
わきがのニオイ発生のメカニズムとは?
ここからは、わきがのニオイの発生メカニズムについて詳しく見ていきましょう。
まず、わきが体質の人は、脇の下にある汗腺組織、「アポクリン腺」からドロッとした白い汗が出ます。(この汗自体は無臭です。)
で、この汗の主成分は水分ですが、一般的な汗腺「エクリン腺」からの汗と比較すると特徴があります。
アポクリン腺からの汗には、水分以外にタンパク質や尿素、アンモニア、鉄分、色素などが多く含まれ、白くてドロッと粘り気があるのが特徴です。
そして、アポクリン腺から分泌される、物質の中でも問題なのが「リポタンパク」という物質です。
このリポタンパクという物質が脇の下の常在菌である、コリネバクテリウムや黄色ブドウ球菌、ジフテリア菌などによって分解されることでアポタンパクという物質に変わります。
実は、このアポタンパクがわきが特有の臭いの原因だと言われています。
つまり、アポクリン腺から分泌される汗の中のリポタンパクという物質と、脇の下の常在菌、この2つの要素が合わさることでニオイが発生します。言い換えると、どちらか1つではニオイが発生しないということになります。
また、わきが体質の人は衣服の脇の下の部分が黄色や茶色に変色します。
こういった、黄ばみや茶ばみを引き起こすのは、アポクリン汗腺からの汗に含まれるリポフスチンという色素が原因です。
そして、この黄ばみ、洗濯してもなかなか落ちないため、まずは変色しないように脇汗パッドなどでの予防が重要になります。
効果的にわきが対策・治療するために知っておきたいこと
ということで、わきがの対策・治療の目的は、脇の下の雑菌をいかに殺菌し繁殖しないようにするのか。もしくはアポクリン腺から出る汗をいかに出さないようにするのか?ということになります。
そう考えると、究極の治療法はアポクリン腺の除去手術ということになります。
アポクリン腺がなくなれば理屈でいくとニオイが発生しなくなりますので。
ただ、実際手術には大きな障壁、術後臭や後遺症という副作用があります。
なので、一般的には、アポクリン腺からの汗をいかに抑えるか、そして脇の下の雑菌をいかに繁殖させないようにするかを保存療法で実践していくことになります。
というのも、わきが対策には、主に3つの要素が必要になるため、それらを1回で出来るデオドラントでのケアは、手軽だし、楽なのです。
わきが対策を考える上で欠かせない3つの要素とは?
で、その3つの要素とは、「殺菌」「制汗」「保湿」です。
- わきの下の雑菌を殺菌。
- わきがの原因となるアポクリン腺からの汗を抑える。
- わきの下の乾燥を防ぐために保湿する。
このうち、1と2については何となく分かると思います。
ただ、3番の保湿については、なかなかまだ知られていません。
一般的に、スプレータイプの制汗剤を多く使う人に見受けられる脇の下の乾燥。
万が一、脇の下が乾燥すると、潤いを保とうと、より多くの脇汗や皮脂が分泌されます。
そうなると、結果的にわきが臭が強まってしまうのです。
そこで、しっかりと保湿ケアをすることで、余分な脇汗や皮脂の分泌を抑えようという考え方なのです。
そんな保湿ケアも出来るデオドラントクリームが増えてきていますので、そういった商品でケアするのをおすすめしています。
また、効果的なわきが対策の方法についても、こちらの記事の後半部分で触れていますので、ご参考にしてみてください。