経営安定のためもっとも力をいれること
固定客を確保すべし

世の中の多くの人は、経営者のことを勝手に「儲かっている」と想像していることが多いようです。独立=儲かると思っている人が多いということです。しかし実情を調べてみると、10年間会社を安定経営できる数は1000社に1社といわれています。意外と少ないことに驚かれる方もいらっしゃいます。

エステティックサロンの独立開業は誰でもできますが、設けることができる人は実情1000人に1人ということです。これほど、独立をしてサロン経営を安定させることは並大抵のことではないということです。安定経営を持続させるためには、人並み以上の努力をしなければいけないというのが、わかっていただけたでしょうか。継続的に繁盛しているサロンは、安定した多くの固定客を持っているのが現状です。ではそのような顧客を獲得するためには、どうすればいいのかいくつか紹介していきましょう。

1.リピーターを確保する
どんな商売でも継続的な繁盛を図る上で必要なのは、リピーターの確保です。リピーターを確保するということは、サロンのファンを作るということです。定期的にお店に来てくれるリピーターがいることにより、継続的に安定した経営ができるのです。そのためには、クオリティーの高いサービスを提供し続けるのがまず基本です。毎回お客様を満足させるように、技術、接客を磨くことを、エステティシャンは怠ることはできません。

2.メニューの見直しは定期的に
皆さんはいくら美味しいものでも毎日食べていたら飽きるトイ経験をしたことはありますか。食事もエステティックサロンも同じで、長年ずっと同じメニューではお客様は飽きてしまうものです。特にこの業界では、短いサイクルで新しい技術や商品が出るので、どんなお客様であっても新しいものに目移りしやすくなるのは当然でしょう。定期的なメニューの見直し、期間限定での新メニュー導入など、とにかくお客様にサロンに来ることを飽きさせないように工夫をし研究をしていかなければなりません。

3.商品の販売する
大きな利益を生み出すのが商品の販売。特に化粧品は普通に使用すれば、1ヶ月に1個なくなるのが平均でしょう。ましてや化粧水、美容液などセットでの購入となれば、売上げも高額になります。こういった商品をお客様に気に入っていただければ、リピートしてくださいます。例えエステのコースが終わり、サロンに通わなくなったとしても、その後も商品だけを買いに来てくださったりすることも少なくないので、魅力ある商品を仕入れるのは大切なことです。他では売っていない、こだわりの商品があるといいでしょう。

4.DMを活用する
エステティックサロンの集客に欠かせないのが、DMの活用です。初めて来店された方には、「本日はありがとうございました」というサンクスレターを送りましょう。次に3日後くらいを目安にまたDMを送りますが、例えば来店時にフェイシャルを行った人の場合でしたら「お肌の調子はいかがですか」などと、お客様の状態を気遣った文面にしましょう。さらに一週間くらい経ったところで、「肌の手入れは1週間に1回くらいが最適です」「定期的なケアをすることで施術効果が保てます」といったように、定期的にサロンに通っていただきたいことを伝えるDMを送りましょう。その後は1ヶ月後くらいを目安に、お客様に情報提供するような内容のDMを送ります。また2・3ヶ月に1回くらいの目安で、キャンペーン情報、新技術導入のお知らせ、季節の手入れ方など新しい情報を載せたものを送ってみましょう。

お客様にとってDMは、そのときは必要ないと思ったとしても、半年後、1年後にたまたま肌荒れを起こし、必要になるかもしれません。タイミングよく送るDMによりお客様との関係をつないでおくことは大切です。

5.キャンペーンを行う
日本人の多くはキャンペーンや期間限定などの表現に弱いという特徴があります。これを逃さずキャンペーンを組みましょう。エステティック業界は通例ですと、夏季にお客様が増え、冬季にお客様が減るという傾向があります。冬季をどう乗り切るかが、サロン繁栄の大きなポイントといえるでしょう。そこで特に冬季は集中的にキャンペーンを実施するのは得策です。期間限定で10回券を購入すると、3回サービス、他コースお試しキャンペーンが付く、またお正月にはお年玉割引など、さまざまなキャンペーン企画が想定できます。冬季だけでなく、その他にも友人紹介キャンペーン、お客様へバースデープレゼントなどを用意するのも一案ですね。

6.ポイント制の導入する
最近はどこに行っても、ポイントカードが付いてきます。購入金額の5%がポイントとして貯まるとか、500円以上お買い上げごとに1ポイントなど形態は様々ですが、サロンでもぜひ導入してみましょう。ここで重要なのは、ポイントがたまったときに、今までそのお客様がやったことのない施術をサービスとして提供しましょう。お客様もポイントを無駄にしたくない気持ちもあり、いろいろ試したいと思う方が多いものです。そうすることで、商品のリピートが起きたり、新しく他コースも試す可能性が高くなります。間口を広げてあげて、お客様も喜び、新たな売上げにも繋がるならお互いに喜べますね。

7.施術以外でのお付き合いで、お店の付加価値をつける
これはホームエステを行っている人や、地域密着型のサロンに限定されるかも知れません。例えば料理が好きな人であれば「おいしい低カロリー食の作り方」や、「季節の食材を使った美肌食」」などテーマを掲げて、お客様を招待するなどのパーティーを開催し、お客様と個人的に仲を深める工夫をすると、お客様は他のサロンへ変えることをしなくなる傾向にあります。こうして「このサロンのオーナーと仲良くなると、得することがいっぱいあるなぁ」と思ってもらうことで、お客様はサロンから離れなくなります。お客様の確保は、なにもエステの技術だけではなく、多くの情報提供やサ・ビスを提供することによっても可能だということです。