栄養豊富スギナ茶の作り方とダイエット効果|飲み方の注意点と副作用
畑では取っても取っても減らない雑草として忌み嫌われているスギナ・・・
スギナは春になるとあちこちで見られますが、ツクシが成長した後に生えてくるいわゆる「雑草」ですね。
3月にツクシがワッと出てきて、そのツクシたちがその後成長した姿なのがスギナです。
4〜5月になると、もはや野や空き地はスギナ一色のじゅうたんのようにわっさーと生えてます。
ツクシ
スギナ
ありとあらゆるところに生えており、完全に除去するのが難しい草として有名です。
この生命力は凄まじく、太平洋戦争で広島原爆投下後の荒廃した大地に一番最初に生えてきたという強靭さ。
まさに踏まれても踏まれても立ち上がる雑草パワーですね。
こんなに生命力強くエネルギー溢れる草をお茶にして、その栄養とエネルギーを分けてもらいましょう!
除草と栄養摂取、一石二鳥ですよ。
今回はスギナ茶の作り方と効果、飲み方の注意点や副作用についてもご紹介していきます。
スギナを食べる時の美味しい食べ方が早く知りたい方はこちらへどうぞ^^
スギナ茶の驚くべき栄養価!ダイエット効果も
1. 高い栄養価
スギナ茶はミネラルの宝庫と言われており、非常にミネラルが豊富です。
サポニン、葉緑素、ケイ素、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、亜鉛などのミネラルや豊富なビタミンを含んでいます。
カルシウムはほうれん草の155倍、リン・カリウムは5倍、マグネシウムは3倍という圧倒的なスペックを誇っている栄養成分の多い植物です。
2. 水溶性ケイ素
スギナ茶に含まれるケイ素の働きに注目。
血液をサラサラにする働きや血中の酸素を補給する働きをし、細胞が活性化されます。
ガンに対しての高い予防効果、またガンの成長を抑えてくれガン細胞を壊す効果があるとか。
実際に、転移がなくなり腫瘍が小さくなったという事例もあるようです。
3. むくみ解消・腎臓のはたらきを高める
葉緑素により利尿作用があり、むくみが解消され身体がすっきりとします。
水分代謝が活発になり腎臓病や心臓病や肝臓病からくるむくみにも有効。
また腎臓の働きを高める効果もあるようです。
4. 自律神経の乱れを整える
スギナ茶はナトリウムとカルシウムが豊富に含まれているため、自律神経の乱れを整えてくれる働きがあります。
春の自律神経によるだるさや眠気対策にも良いですね。
5. 爪や髪の毛の育成サポート
スギナ茶はカルシウムの吸収を助けてくれる働きがあるので、ツヤツヤで生き生きした爪や髪の毛を作るのをサポートしてくれます。
6. 美容・デトックス効果
スギナ茶は人体に蓄積された有害物質を体外に排出してくれるデトックスの効果があります。
いわゆる毒出しですね。
デトックスされることにより、お肌が綺麗になり体がすっきりと軽くなります。
7. ダイエット効果
上記のようにケイ素を含んでいること、デトックス効果があることからダイエットのサポートとしてもいいです。
栄養価が高く身体の機能を整えてくれるので、健康的に痩せられるお茶として有名です。
ただこれだけを飲めば痩せるというものではなく、適量を守りながら運動や食事ダイエットを実践する上での上手なサポート役として飲用するものと考えた方がよさそうです。
スギナ茶の作り方
1. スギナを採って良く洗う
とれっとれの新鮮スギナ。
雑草ですが、こうやって綺麗に選別して洗うと美味しそうですね。
スギナは比較的簡単に綺麗に洗えますので、3回ぐらいさっと水洗いでOKです。
水を切るときは束を両手でもって、大きく振るとしっかりと切れます。
スギナは農薬や除草薬がかかっていないか注意してください。
2. 日干しで乾燥させる
洗ったスギナをザルに並べて日干しで乾燥させます。
触ってみて湿気っぽさがなくなるまで、カラッカラに乾燥させてください。
潰すとパラッと崩れる感じがベストです。
3. 乾いたスギナを細かくカット
このようにハサミでスギナを細かくカットします。
4. スギナを煎る
最後にスギナをフライパンで軽く煎ります。
こうすることによって、残った水分を飛ばし香りを良くします。
焦げないように注意してください。
スギナ茶の飲み方の注意点と副作用
スギナ茶の飲み方
■■ 急須で飲む
大さじ1~2杯のスギナ茶を急須に入れ、熱湯を注ぐ
■■ 煮出して飲む
水1Lに大さじ1~2杯をヤカンに入れ、沸騰させてから5分とろ火で煮詰める
(ただし、あまり長い時間煮詰めてしまうとケイ素が消えてしまいます。)
スギナの栄養を効率よく摂取するためには、急須でいただく方がおすすめです。
また、香りが草っぽくで飲みにくいと感じる場合は、緑茶や番茶とブレンドすると美味しいです。
いろいろ試してみてくださいね^^
注意点と副作用
スギナはチアミナーゼを含んでいるため、スギナの長期間の大量摂取はチアミン欠乏症を引き起こす可能性があるとされています。
また植物毒であるアルカロイドも含んでいるようです。
ただし、お茶に煎じて飲む程度ならスギナを過度に大量摂取するわけではありませんので、必要以上に怖がることはないかと思います。
筆者は1年以上スギナ茶を日常的に飲んでいますが具合が悪くなったことはありません。
ちなみに、わらびやぜんまいにもチアミナーゼは含まれますし、キャベツもアルカロイドを含んでいるため大量に摂取すると気持ちが悪くなったり酩酊状態になることもあるようですよ。
体にいいからといって過度に摂取せず、あくまでも「適量」であることが大切です。
念のため以下に該当する人は摂取を控えた方が良いようです。
- 心臓または腎臓機能が不全の人
- スギナまたは関連物質に対してアレルギーや過敏症のある人
- ニコチンに対する過敏症の人
あと、スギナ茶に限らずお茶全般に言えることですが、夏の水分補給には向きません。
利尿作用のため熱中症にかかりやすくなる可能性がありますので、水分補給はお茶ではなくスポーツドリンクの方が良いです。