4.O脚になる人と、ならない人との差は、『足』 にあった!
お悩み
O脚とは、直立したときに、両足・内くるぶしをくっつけても、ヒザや股関節の間が開いてしまう状態のことです。実に、成人女性の約80%が該当しているとも言われているほど、「O脚を気にする人」「O脚にひどく思い悩む人」が急増しております。なぜ、同じような生活環境にも関わらず、O脚になる人とそうでない人とに分かれるのでしょうか。その答えが、人間の土台となる『足裏』にあったのです。今、「浮き指」や「外反母趾」「扁平足」など足裏に異常がある人が激増し、これに比例してO脚が増えているのです。「浮き指」や「外反母趾」「扁平足」があると、指先に力が入らず、重心がかかとへ片寄り、ひざも反り過ぎてしまいます。この状態で歩くと、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」になるのです。この「ねじれ歩行」になるかどうかで、O脚になる人とならない人に分かれてしまうのです。つまり、O脚は土台となる足裏の異常を補った結果だったのです。「ねじれ歩行」によるO脚は、すねの外側の筋肉や太ももの筋肉を発達させて、下半身太りの原因になります。また、O脚があると健康面でも悪影響を及ぼします。ひざの痛みのほかに股関節や骨盤にゆがみを起こし、背骨が曲がる側弯症の原因にもなっています。更に、首にもゆがみや変形を引き起こし、首こり・肩こり・頭痛・めまい・便秘・冷え性など自律神経失調状態の隠れた原因にもなっています。家が傾いたら、土台から正していくという考えが自然と起こるように、人間も土台となる『足裏』からO脚を整えていくことが、根本療法につながる近道なのです。O脚には、5種類ある!あなたはどのタイプ?
実際には、O脚は4種類あり、もうひとつの足の異常として「X脚」がありますが、ここでは5種類として紹介します。この種別は、笠原先生が40年間に及ぶ治療経験から、種別したものです。それぞれ原因と症状が異なります。その症状によって、太くなる部分も様々です。O脚の改善と共に、下半身を引き締める!
4.「XO脚」
両ひざはつくが、お尻とももが異常に発達。内股傾向。
ひざ下の骨「腓骨小頭」が出っ張る。
5.「X脚」
直立した時、ひざから下がハの字に開く。上半身太りに。
ひざ下が「ハ」の字に開く。
- (1) ひざ下のO脚
- (2) 股関節のO脚
- (3) ひざ下と股関節のO脚
- (4) XO脚
- (5) X脚
原因
外反母趾や浮き指(指上げ足)・扁平足の人は、指が踏ん張れていないため、真っ直ぐ蹴って歩くことができず、足先が外方向へ流れる『ねじれ歩行』をしてしまいます。このねじれのストレスが、(1) ひざの外側「腓骨小頭部」 (2) 股関節の外側「大転子」 (3)ひざの外側「腓骨小頭部」と股関節「大転子」に力が逃げて、骨格が外側にずれる形となり、O脚になります。また、(4) XO脚 (5)X脚 は、「太ももの内側に締めようとする力」の力が勝ると起こります。整体で骨盤調整をしても、靴の外側を高くしても、夜寝てる間にひざを締めるサポーターなども、土台となる「足裏のバランス」を整えない限り、日々の歩行で元に戻ってしまうのです。テコの原理で説明すると次のようになります
(1)「ひざ下O脚」のメカニズム
足先が外方向へ必要以上に流れてしまい、「力点」となる。内くるぶし周辺が「支点」。ひざ下外側部分にある腓骨小頭部が「作用点」となり、ここへ過剰なねじれのストレスが繰り返されてしまう。結果、腓骨小頭部がゆるんで外側に開き、同時にすねの外側にも余分な筋肉がついてくる。(2)「股関節のO脚」のメカニズム
足先が外方向へ必要以上に流れてしまい、「力点」となる。内くるぶし周辺が「支点」。股関節の外側にあたる「大転子」が「作用点」となり、力が逃げて開いてしまう。細くても太ももの付け根が出っ張り、股の間が隙間ができるほど開いてしまうのが特徴。(3)「ひざ下と股関節のO脚」のメカニズム
足先が外方向へ必要以上に流れてしまい、「力点」となる。内くるぶし周辺が「支点」。ひざ下外側部分にある腓骨小頭部が「作用点」となり、さらにねじれのチカラが股関節にも及び「大転子」も開いてしまう。つまり、太ももの内側にある大腿内転筋群の締める力が弱いと、脚全体が外方向へ流れて、ひざも開き、太ももやふくらはぎの間も開いてしまう重度のO脚になってしまう。(4)「XO脚」のメカニズム
足先が外方向へ必要以上に流れてしまうのが「力点」。内くるぶし周辺が「支点」。腓骨小頭部が「作用点」。ねじれのストレスで外へ逃げる力が働いた場合、その上部は必ず反作用点となる。このひざを締めようとする力が強いと「反作用点」となり、反作用点の力が勝った場合、大腿骨の下部分が内側にずれてきて両ひざがくっつくが、すね(下腿部)は外側に大きく湾曲した状態になってしまう。更に、股関節の外側に位置する「大転子」も外側に大きくズレて、太ももが外側に太くなってしまう。(5)「X脚」のメカニズム
X脚は、足裏が外側を向く「外反扁平足」傾向にあり、足先全体が外側に流れてしまい、「力点」となる。内くるぶし周辺が「支点」。ひざの中心付近が「作用点」となり、力が外側に逃げる。ひざを締める力が強いと、ひざの内側が「反作用点」となり、両ひざはつくが、ひざ下が「ハ」の字になるX脚になる。更に、大転子が作用点となり、外側にずれて、太ももが太くなる。