シミや肝班などに効果的だと言われるハイドロキノンルミキシル
2つの利点や欠点を比較してみました。


左がルミキシル。トロっとして伸びやすいです。
右がハイドロキノン(ユークロマ4%)。少し硬めの真っ白なクリームです。


◆ 肌への刺激が少ないのはルミキシル

ルミキシルは、ハイドロキノンの17倍のメラニン抑制作用があると言われてます。
そのため、低濃度でも効果が得られ、また、天然のアミノ酸からできているので、肌への刺激が少ないです。

ただし、ルミキシルが肌に合わない体質の人もいます。

◆ 皮剥けさせたくなければどちらかというとルミキシル


ハイドロキノントレチノインと合わせて、
表皮のターンオーバーを促し、皮剥けや炎症が起こしながら使います。

ルミキシルの場合は、ルミキシルグリコピールというピーリング剤で表面の角質だけ剥がし
あまり肌を傷めずに使うことができます。

ただし、ハイドロキノンでも、何クールか掛けて、ゆっくりとシミの治療をする場合は、
トレチノインによる炎症をあまり強くしなくても大丈夫です。


◆ シミを消す効果はどちらかというとハイドロキノン

シミを根本的に消してしまうには、ハイドロキノン&トレチノイン療法のほうが効果的なようです。
トレチノンを使った治療なので、肌への刺激は強いですが、その分効果も大きいようです。

ルミキシルでも、根気強く続ければ、消えてくれるようで。

老人性のシミそばかす肝班の治療には、トラネキサム酸ビタミンCを併用すると、効果的です。

詳しくは、
トレチノインとハイドロキノンによるシミの治療方法
ハイドロキノンの作用と使用方法で。


◆ ビタミンC誘導体&グリシルグリシンローションを浸透させたいならハイドロキノン

ルミキシル(ルミキシルブライトニングクリーム)
は、
洗顔後、何も付けない肌へとぬらなけれが効果を発揮できません。
ルミキシルがしみ込んでからなら、ローションを付けてもいいのですが、
ローションの成分の浸透力が弱まってしまいます。
また、ルミキシル自体の効果が薄まることも考えられます。

ハイドロキノンは、ローションやトレチノインを塗った後でも効き目があるので、
グリシルグリシンやビタミンCのローションの効果も得たい場合は、ハイドロキノンがよいです。

グリシルグリシンには、皮脂による毛穴への悪影響を抑える効果があります。
その結果、毛穴の不全角化が抑えられ、実験によると、皮脂毛穴が13%減少したそうです。
ビタミンC誘導体には、皮脂を抑え、肌の水分を蓄え肌にハリを出し、
また、コラーゲンの生成を促す効果や美白効果もあります。


◆ 長期使用するならルミキシル

ハイドロキノンは、3カ月以上の長期使用ができません
ルミキシルはずっと使っても大丈夫なので、長期使用に向いています。

ハイドロキノンを3カ月、ルミキシルを1ヶ月、という周期で使ってもいいと思います。
ルミキシルは値段が高いですしね。


◆ 毛穴や、肌のハリ、シワなども治療したいならハイドロキノン

肌を若返らせ、きれいにするには、トレチノイン(ビタミンA誘導体)を使うのがいいです。
トレチノインは、ハイドロキノンと相性がよく、一緒に使うことが多いです。

ルミキシルは、たまにトレチノインを塗り、普段は、ルミキシルだけ、という使い方ならいいのですが、
本格的なトレチノイン治療には、向いていないようです。

もし、トレチノインと同時使用するなら、ルミキシルを塗って少し置いてから、トレチノインという順番で使って下さい。
トレチノインの作用が少し落ちますが、大丈夫です。

トレチノイン治療について詳しくは、
トレチノインとハイドロキノンの使い方・治療方法で。


◆ 紫外線に当たるなら、ルミキシル

ハイドロキノンは、紫外線に当たると、毒性の物質へと変化します。
そのため、PA値の高い日焼け止めが欠かせません。
また、日差しの強い季節は、ハイドロキノンを塗ったまま、あまり外出しない方がいいです。

ルミキシルは、酸化しにくいため、紫外線の害を受けにくいです。
ただし、ルミキシルは、化粧や日焼け止めと混ざると、効果が少し落ちてしまうようです。。
そのために、専用のルミキシル(Lumixyl)モイスチャーロックサンスクリーンという日焼け止めが出ています。
でも、普通の日焼け止めでも大丈夫だと思います。


◆ 保存が簡単なのはルミキシル


ルミキシルは、酸化しにくいため、冷蔵庫にいれておくだけで、かなり持ちます。

ハイドロキノンは、安定性が低く、酸化し毒性の物質に変化しやすいです。
開封したら、冷蔵庫へ密封して入れ、1ヶ月くらいで使い切ります。
ただし、冷凍すると、半年は持ちます。


◆ 経済性を考えるならハイドロキノン


ルミキシルブライトニングクリームは、30mlで8,000円以上します。
それを、朝晩1~2プッシュするので、けっこう高くつきます。

その点、ハイドロキノンユークロマ4%は、20gあたり1300円台で購入できます。
量も少なめにしか使いません。


■ まとめ ■

◇ ルミキシルの利点 ◇

肌への負担が少ない。
あまり、皮剥けをさせなくてもよい。
長期使用ができる。
紫外線に当たっても変化しない。
保存が簡単。


◇ ハイドロキノンの利点 ◇

シミや肝班をにより効果がある。
ローションなどで水分補給をしてから使うことができる。
   (ビタミンC誘導体&グリシルグリシンローションも)
トレチノインと同時に使い肌の若返り皮脂の抑制が期待できる。
価格が手頃。


それぞれに長所、短所があるので、時と場合により使い分けるのがいいかと思います。

わたしの場合は、トレチノイン治療中はハイドロキノン(ユークロマ4%)を使い、
その後のクールダウン期間はルミキシルブライトニングクリームにしています。
ただし、ローションを塗りたいなという時は、ハイドロキノンにします。


わたしが使っているルミキシルハイドロキノンです。

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